2009年 05月 30日 ( 1 )

JR杉本町駅問題、現在の情況

◉国内2例目を目指して住民提案をおこなったが、基本構想作成の協議会は大阪市が設置する意思がなく、たなざらし状態のままにされている。代わりに住民と大阪市、JR西日本など関係者が参加する「JR杉本町駅改善計画に関する協議会」が大阪市計画調整局バリアフリー施策担当課から提案され、5月28日に大阪市立大学内で第1回会合が行われた。
c0167961_10392487.jpgc0167961_10394315.jpg・まず確認されたのは、隣駅過ぎまで完成している連続立体交差事業は既に終了している。延長の再事業開始は、早くても20年は見込みがないという事実。
・JR西日本大阪支社管内で、1日乗降客5000人以上のバリフリー義務化駅は150以上あり、内70%以上の整備が済んでいる。
・杉本町駅のバリアフリー化の必要性は認識している。
実施を阻害している要因をJR側は以下のように挙げた。
1、駅構造の特殊性ー島式ホームが2本あり、東側中二階駅舎改札までを跨線橋と通路で連絡している。
2、ホームの幅が4.5mしかないが、快速・特急列車回避駅のため両側に線路が敷かれていて拡幅できない。従ってエレベータ設置は非常に困難。
3、列車運行や信号システムを使いながらの駅やホーム改修は難しい。
4、踏切遮断時間は40分以上あり「開かずの踏切」に当たるが、踏切解消は高架にするしか手段がない。

◉現状の駅と踏切
c0167961_11111112.jpgc0167961_11115033.jpgc0167961_11121498.jpgc0167961_11124838.jpg駅乗降口は東側1個所、駅の前後に踏切があり大阪市立大学や駅東側地区へは、踏切を渡らなくては行けない。(踏切内は4路線、8本のレールを越える)
駅舎は二階にあり、2本の島式ホームへは跨線橋でつないでいる。
JR阪和線はもともと私鉄で戦時中に国鉄移管されJRに至っているが、杉本町駅はその当時のままの古い駅で、現在のJR鉄道基準に合っていない。

◉東口設置を推進する会案
c0167961_11281384.jpgc0167961_11284345.jpg市立大学教授で建築家の宮本佳明さんが考えている「自由通路を併設した解決案」
駅の特殊性による技術的問題をクリアー、建設費比較でも最も安価で現実的な提案。
これに対して、JR側からは対案が示されなかった。
JR案の提示と検討は第2回会合、6月18日午後7時〜(大阪市立大学)に
持ち越されることとなった。
by yamana-4 | 2009-05-30 11:44 | JR杉本町駅問題