ハンドル形電動車イスで行った新潟5 

◉水上バスと佐渡汽船
信濃川を運行する船は2社あり「ふるさと村〜みなとぴあ」間のシャトル便と周遊便やチャーター便などとして利用出来る。ただし船内へ入るのにはどの船も階段があり、車イスはデッキ乗船となる。(障害者半額割引あり)
ハンドル形電動車イスで行った新潟5 _c0167961_3465568.jpg・市民株主制の「信濃川ウォーターシャトル」
水上バスシャトル便やチャーター便
・マリン商事
休日は水上バス.シャトル便/平日はみなと遊覧クルーズなど

大会事務局の方に水上バスは車イスでも乗船出来るか問合せをしていただき、OKとのこと。国内は各地で大雨なのに新潟だけピカピカ天気の日曜日「朱鷺メッセ〜ふるさと村」往復乗船。
地元車イス利用者の山崎さん、DPIの今福さんを誘って乗船しようとしたら、他の参加者の方々も多数ご一緒になり賑やかな水上バス乗船体験になった。
船着き場の中には岸壁に段差や手すりがあって乗降できない所があり、客室係員に質問すると「そのような船着き場の車イス乗船はお断りしています」アッサリした答えだった!
客船もバリアフリー法の適用対象になり乗船できる船が多くなったが、まだまだ不完全で対応が遅れているようだ。東京は乗船できる船が多いが、大阪は天満橋「八軒家船着き場」などバリアフリー整備された乗船場が増えても、船の設備が車イス乗船に不備で「ほとんど乗船できない水の都」となっている。

◉佐渡汽船は車イス乗船OK
佐渡汽船は新潟県の資本参画のもと半官半民で設立された日本最初の第三セクター企業。現在も新潟県が資本金の39.2%を出資している。ほかの出資企業には新潟県内の主要企業である新潟交通、第四銀行なども加わっている。現在、佐渡汽船は両津航路(新潟~両津)、小木航路(直江津~小木)、両泊航路(りょうどまり・寺泊~赤泊)の3航路を運航し、4隻のカーフェリーと、3隻のウォータージェット推進式全没型水中翼(ジェットフォイル)1隻の高速船を就航させている。
HPには車イス乗船に関する記述はなく、ペット乗船の項に「介助犬について」の説明のみがある。
乗船場でジェットフォイルのオフィサーに尋ねると「どのような車イスでも乗船していただきます。段差があるので船の車イスに移乗してもらい座席まで運び、お客様の車イスは別に運びます。ジェットフォイルはシートベルト装着が義務付けられているので、座席移乗が必要なので」との答え。
とにかく乗せるとの姿勢が嬉しかった!
佐渡汽船への乗場は駐車場ビルへの通路からか、乗場ビル入口から、いづれもEVが設置されている。日帰りも可能なので滞在中に佐渡へ行きたかったが、時間的にゆとりがなかったので断念。国内大型フェリーと韓国国際フェリーを比べてみたかったのだが。ハンドル形電動車イスで行った新潟5 _c0167961_684155.jpg

上4点は
佐渡汽船HPより

待ち合い
連絡通路と
EV
トイレは新しく
レベルが高い
by yamana-4 | 2008-09-06 04:22 | 旅行・船
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