バリアフリーの課題3バス乗車の車いす固定はみんなに必要か?

車いすでバスに乗る時「固定するように」という通知が、全国の各運輸局からバス事業者に出され、国交省自動車局は差別解消法の職員対応指針で「固定できない車いすの乗車を断っても差別には当たらない」としています。
しかし、現在の路線バスで使われているノンステップバスの「床の座金からベルトのフックを掛けて、3点で固定する」固定装置では対応できない車いすも多く、運転手が確実に固定するのはとても難しく現実的ではありません。
このため、大都市部の路線バスでは「希望者以外は固定せずに乗車する」のが普通であり、対応がバラバラになっています。困ったことに運転手によっては「固定は万一の事故の時の責任逃れのために、形式的にやっておく」「車いすを乗せるのは面倒だから、固定できないから乗車を断る」例も出ており、バスの車いす乗車拒否の一番多い理由は「固定できないから」となっています。
ここでは「路線バスで車いす固定が本当に必要か?」の問題を取り上げ、ヨーロッパの路線バスでは固定していないように、固定は絶対ではなく「安全な位置取乗車」の方が大切であり、希望者には「適切な固定」をするように考えた方が、良いのではと提案しています。固定問題は、空港リムジンバスや高速バスなどの車いす乗車などにも関係が深く、もっと多面的に考えるべきでしょう。
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by yamana-4 | 2018-07-27 22:48 | バリアフリー | Trackback | Comments(0)
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