◉「車いすで乗れた路線バス」の車窓から沖縄観光?
那覇バスターミナルで沖縄バスに「直ぐに乗れる出来るだけ遠くに行く路線バス」を聞いて乗車。
観音開きドア、跳ね上げベンチシートの車いすスペース、3点ベルト固定の「ワンステップバス」
横浜市営交通のシールがそのまま残っている中古購入車でした。(前ページ写真)
那覇バスセンターを出発して浦添市・宜野湾市・沖縄市を通り、本島中央部西側の最も狭くなった所
「うるま市与那城町の屋慶名(やけな)バスターミナル」へ、往復乗車時間4時間のロング乗車となりました。
うるま(珊瑚の島)という意味を持つ「うるま市」は、金武湾に面し海中道路パーク、勝連城跡など観光資源が
ありますが、終点のバスセンターには対面に運動公園があるだけで何もなく、観光らしいことも町を見ることも
出来ませんでした。
35分後の折り返しで帰るしか仕方ないので、本島にバスの窓から沖縄を見るだけでしたが、
車窓からでも沖縄らしい風景を少しは感じることが出来ました。
特に基地の多さと広さは目につき、地図で確認するとうるま市には「海兵隊キャンプコートニー、
陸軍施設、キャンプマクトリアス、貯油施設、ホワイトビーチ、陸上自衛隊勝連分屯地」などが、
また沖縄市には「嘉手納空軍基地」宜野湾市に「普天間飛行場」など、
日頃あまり考えたこともない「沖縄の現実」を突き付けられる思いでした。