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里美セクハラ・パワハラ裁判のゆくえ

◉4月27日、一応の結審、職権による和解調停へ
 大法廷が多くの支援者で埋まったことを受け止め、裁判所が事の本質にそった調停を行ない、
良い和解条件で合意できれば言う事はありません。そうなる事を願います。
JR側が自分たちの非を認めて謝罪したり、このような事態が再び起こらないように社内体質を
改善することは、福知山線事故以来の課題であったはずですが、この裁判の経緯にはそのような
気配がありません。
 和解条件には里美さんへの謝罪だけでなく、社外の専門家と被害当事者などを構成員にした、
体質改革のための勧告委員会設置などが含まれることを希望します。
 しかし、JR側がこのような条件に合意するとは思えず、判決へ進む可能性が高いと思われますが、
問題は裁判官がどこまで踏み込んでくれるかです。和解の条件提示である程度「推測できるのでは」
という話なのですが、厳しい条件の場合は合意せずに、判決を求めるのも苦しくなります。
 良い判決が出され、判例として確定するのが最善ですが、そのようにならない場合は調停に応じて、
判例を残さない判断が必要になるかも分かりません。
ですが、そうすれば1審判決のみが残ることになり、また問題が残ります。
 裁判官の良識が発起されるよう願いますが、
支援する側もよく考えておかなければならないと思います。
勇気ある裁判に立ち向かっている里美さんに、苦しい判断をさせることが無いよう祈ります。
<裁判詳細は「里美ドットコム」をご覧ください>
http://satomi-heart.cocolog-nifty.com/

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by yamana-4 | 2011-04-28 13:14 | 障害者問題
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