「第3回JR杉本町駅舎と踏み切り問題シンポジウム」

◉2009年12月4日(金)第3回JR杉本町駅問題に関するシンポジウムが行われた。「JR杉本町駅東口設置推進の会」は、大阪市・JR西日本との交渉の現況を伝え、福祉問題の北野誠先生や交通問題の大阪大学大学院教授の新田保次先生など、大阪市立大学以外からも専門家を招いて熱心な集会となった。駅舎改造設計提案行って来た建築家の宮本佳明教授は、さらに現実的な新提案を披露された。また、それに先立つ11月20日、JR社長、大阪市長あてに13000人弱の署名を提出しTVや新聞に大きく報道された。
第1回シンポジウムからちょうど一年後、最初の糸口を探す集会から、第2回目のバリアフリー新法による基本構想住民提案の途を探る集会など、変貌を重ね第3回目は多くの地域住民や日本福祉のまちづくり学会関係者も参加、大阪市立大学学長もスピーチされ運動の様相は広がりを見せているが、具体的な進展には至っていない。また不幸にも踏切事故死された女性への黙祷も行われ、度重なる踏切事故を無くすためにも運動の進展を熱く語る集会となった。
市立大学教授でもあった北野先生は大学の障害者受けれの観点から、福祉のまちづくり学会からは新田先生がバリアフリー新法との関係からの話を、市立大学大学院教授の法学的観点からの踏切問題への発想の転換提起など興味深い内容であった。
駅の東西連合町会から渡邊会長と北村副会長が、副代表の田畑教授は事故死された女性の追悼と踏切解消の必要性など、夫々熱い思いを語られ、村田代表からはJRや大阪市との交渉経緯報告があった。
1年経過し問題点ははっきりし、誰が何をしなければならないかが明らかになり、根本的な問題解決には連続立体高架しかないが、その実現までの2~30年間への非常に現実的なプランを提示しているのであるから、大阪市とJRが解決への糸口へ応える義務があり、歩み寄りが待たれる。
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「第3回JR杉本町駅舎と踏み切り問題シンポジウム」プログラム
■日時 2009年12月4日(金) 17:30〜20:00
■場所 大阪市立大学学術情報総合センター 10階大会議室
■第0部
●司会 福田 常男(大阪市立大学大学院工学研究科准教授)
17:00 お茶とサンドウィッチと毎日放送のビデオその他
17:30 市民講座「東口の会の提案する駅舎デザインとそのこころ」
……宮本 佳明(大阪市立大学大学院工学研究科&都市研究プラザ教授)
●総合司会 西川 禎一(大阪市立大学大学院生活科学研究科教授)
18:00 2009.10.8の事故の女性のご冥福を祈り黙祷
18:05 金児 曉嗣(大阪市立大学学長)挨拶
■第1部
●司会 鳥屋 利治(大阪頸髄損傷者連絡会事務局長)
18:10 「ついに起きた重大事故」
……田畑 理一(大阪市立大学大学院経済学研究科教授)
18:20 「地元住民の声——もう待てません——」
……奥井 史朗(山之内連合町会長)/渡邉 重夫(依羅連合町会長)
■第2部
●司会 宮本佳明(大阪市立大学工学研究科&都市研究プラザ教授)
18:25 「今までの経緯——皆の力でもうひと踏ん張り——」
……村田 惠三(大阪市立大学大学院理学研究科教授)
18:55 「発想の転換を——パラダイム転換とまでは言わないが——」
……平 覚(大阪市立大学大学院法学研究科教授)
19:10 休憩
■第3部
●司会 石田 義典(中部障害者解放センター事務局長)
19:20 「杉本町駅問題と障害者が教育を受ける権利」
……北野 誠一(関西地域支援研究機構代表)
19:40 「交通バリアフリーの成果とJR杉本町駅」(仮題)
……新田 保次(大阪大学大学院工学研究科教授)
■閉会の辞 西川 禎一(大阪市立大学大学院生活科学研究科教授)
主催 ●「JR杉本町駅東口設置推進の会」 代表 村田 惠三
by yamana-4 | 2009-12-10 18:37 | JR杉本町駅問題
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