◉札幌市営地下鉄のウワサのスロープ板を見に行った!
札幌の方に聞いていた手作りスロープ板ははたして?
地下鉄は「南北線」「東西線」「東豊線」の3路線乗車チェックと
「新さっぽろ」駅でJR乗換え体験など。
JR札幌駅を通る南北線、東豊線、ホームドア設置済みの東西線(札幌市交通局は約153億円を投じて、市営地下鉄全駅に「可動式ホーム柵」を設置、南北線は13年度、東豊線は18年度までに整備予定)
3線は大通駅で交差していて地下で乗換え出来るが、改札内でつながっていないので案内サインは丁寧だが分かり難い。話題の手作りスロープ板は案外機能的で、行き先を板の裏に貼って車掌に見せる、駅名表示が駅務室に用意されていた。この板は駅の要所に掛けてあり、掛け金具は車両ドアストッパー部にスッポリはまり固定される。内部で集中的に作っているとか、説明してくれた駅員さんは「使い易くて経費節減」と得意そうだった!
札幌駅改札はエレベータのある幅広改札が独立して一般改札と別になっている。3線乗換えができる大通り駅も改札外乗換えとなっていた。
地上〜改札へのエレベータは寒い地方特有の前室付き、だいたい予想される位置に設置されているが、観光客が多いのだから東京のように「道路にエレベータ表示」が欲しい。どの都市でも地下鉄の分かり易い案内は難しいが、、。
車いすスペースはどの路線も設置されているよう、駅員は「どこに乗りますか」と聞くが、スペースに案内する意識はあまり無いようだった。しかし、対応は親切で駅職員の印象は誰も良かった。
車両連結部は変わった独特の形式。
大通り駅から新さっぽろ駅への車中で、単独乗車してきた地元のT君と会った。
札幌の事情をいろいろ聞くことが出来たが「バスは2週間前に予約が必要」とビックリするような話しをするので「バス停で来たバスに乗ろうよ」など、もっと普通に乗らなければ良くならないから、若い人は頑張ってねと励ました。
新さっぽろ駅からJRへの乗換えは、商業ビル経由でやや複雑だったが屋外に出ずにアクセス出来るようになっていた。
JR新さっぽろ駅は、北海道で初めて自由に使えるエレベータが設置されていて、やはり前室付きだった。普通電車の床は雪国仕様の1段上げだった。
JRの携帯スロープ介助はスムースで特に問題なし。
変わった小便器手すりは、地下鉄すすきの駅一般用トイレ。車いすトイレは施錠され「インターフォンで解錠依頼」になっていた。悪質ないたずらが続いたからとか。新宿西口広場地下の公衆車いすトイレもそうだった!