◉階段昇降機と斜行エレベータの主な違いは駅員操作か利用者操作かですが、もっと色々ありそうですが情報が少ない。
「階段昇降機(かいだんしょうこうき)は、階段に昇降機が走行するためのガイドレールを設置し、そのガイドレールに沿って、車椅子が乗れるテーブルに駆動装置が付いたものが人を乗せ階段を昇降するものである。
建築基準法により規制されており、エレベーターの一部に位置づけられている。よって安全基準はエレベーターと同様で、型式適合認定又は構造認定(国土交通大臣認定)を取得している機種に限って設置が認められている。設置する場合、昇降機の確認申請が必要となり、設置完了後は昇降機検査資格者(国土交通大臣認定)による完了検査を行わなければならない。また、年一度の定期検査も義務づけられている。」(Wikipediaより)
国内の公共鉄道で使われている主な機種は
エスカル:JR東日本と大同工業の共同開発の車いす用階段昇降機で首都圏では多く使われている。
ギャラベンダー:カナダ製でエスカルより自動化された機能を持つ。
このタイプの階段昇降機は既設の階段に比較的簡単に設置出来、費用も安いのでエレベータの代替え設備として良く設置されている。(関西では設置が少ない)
難点は、スピードが遅く駅員が操作するので利用に時間がかかることです。
斜行エレベータなら利用者が操作するので、待ち時間はかなり改善されると思いますが、スピードはどうでしょうか? また、設置空間の最低必要寸法や設置費用、工事の簡単さの比較など出来る情報が欲しいのですが、どなたか教えて下さいませんか?
この斜行エレベータは完成検査など待ちで、運行供与されていないのでまだ乗降体験ができません。
階段昇降機より便利で安全な装置として普及すると良いと思っています。
◉東京メトロ副都心線「明治神宮前駅」に国土交通省がバリアフリー協議会に委託して、エレベーターと同じように使える「階段昇降機」の実証実験機を設置しました。(下の写真 09年4月)
しかし、10年10月現在運用されていません!!理由は国交省の許可が降りないからだそうです。
何のための実証実験だっだのでしょうか?
同じ国交省の中でどうして事前調整できなかったのでしょうか?
(10/10/3追記)
写真2,4は
今福さんから頂きました。