◉地下鉄のエレベータは本当に見つけるのが難しいことが多いのです。
車イスで一人で移動すると大変です!
東京メトロの例:歩道に面してはいるがビル地下鉄駅への専用エレベータと分からない。サインは小さくドアの上にあるだけで、知らなければ見つけるのは困難。階段出入口には案内図が付けられているが、離れすぎていて発見し難い。
大阪心斎橋の例:階段出入口にはエレベータ案内は無く、この方向からすぐ裏側に設置されているとは予想出来ない。百貨店の社会貢献による善意も少しの配慮があればもっと生きるのに残念。一般用の出入口にエレベータ位置の案内がある所はまだ少ない。エレベータに「エレベータ標識」が付けられている例が一番多い?! エレベータ本体には不要、手前にどこにあるかの案内標識や案内図が必要なのです。詳しい説明図よりも方向を示す簡単なピクトサインで十分です。美観を損なうと案内を付けたくないビルでもサインだけなら付けてもらえ易いのではないでしょうか。
「どの方向に行けばエレベータがあるか」を示すことが必要です。
サインは初めての人が、それだけで行けるためのものです。
東京都は都営地下鉄のエレベータ標識を直ぐ前の歩道に、方向や距離を示す案内標識も主要地点に設置していて、初めての旅行者でも発見し易くしています。この方式を国の統一基準にして全国で行って欲しいと思っています。
下:
東京メトロが階段出入口に設置している案内図。横浜みなとみらい線の洗練されたサイン。
遠くの歩道からでもエレベータを簡単に発見出来き、横浜を一層魅力的な街にしています。