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車イスでの乗換えに、5回もエレベーター乗換えが必要な駅が!

◎JR西日本京橋駅の学研都市線2番ホームから、大阪環状線外回り4番ホームへ
車イスで行く経路は「エレベーター5回乗換えが必要」との訴えがあり、
アドボカシー研究会で取り上げようということになり、検証に行きました。
本当に5回エレベーターを使わなければならず、
階段を使えば1〜2分の乗換えが、大迂回するので11分も掛かりました。
もう一基エレベーターを付ければ簡単に解決でき、技術的には可能と思われますが、
すでに1ルートの移動円滑化整備は果たされており、設置の義務はありません。

同行調査の弁護士さんとの協議では、別の観点が示され「一般の人の移動とは著しく
不平等であり、合理的配慮の範囲にあたるか?」の検討をしてみる必要はあるとの
見解が示されました。しかし、億円単位のエレベーター設置費用がJR西日本のような
大企業では「合理的配慮として要求できるか?」との、まだ判断が示されていない
問題の、社会的合意が得られるか?ということでもあります。
駅の老朽化が激しく早急な建替えが必要なこともあり、その兼ね合いもあり検討を
要する問題です。


☆アドボカシー研究会
障害当事者が力を付けて訴訟なども自分で起こせるようにしようと、
弁護士や研究者、新聞・テレビ記者、福祉関係者と障害当事者で作っている
勉強会。初期の駅レベーターや公共施設のスロープ設置や自立支援のための
制度の不備などの改善に力を注ぎ、数例の裁判では成果を収めてきた。

➊〜➋エレベーター5回乗換え経路、➏新設して欲しいエレベーター

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by yamana-4 | 2014-10-12 01:03 | バリアフリー | Trackback | Comments(0)

このままではオリンピック・パラリンピック開催に問題が!

◎新幹線のぞみ11号車の客室ドアの前に、手動車いすが
折り畳んで置いてありました。
理由を聞くと「社内の2座席ある車いす席の後ろを取っているけど、
前の座席の手動車いすが折り畳めないタイプで、通路にはみ出して置いてあるので
通れなくなっている。
少しなら歩けるので、外に置いて座席に着いている」とのことでした。
新幹線には、車いすのまま乗れるスペースが無く「車いす座席」と言っている座席は
「手動車いすを側に畳んで置いて、座席に移って座る席」なのです。
車いすが畳めないと、幅の広い手動車イスは通路を、通れなかったのです。
「電動車いすでも車内に入って乗る事が出来る」のですが、十分なスペースが作って
無いので「ムリヤリ乗っている」状態なのです。

ところが、台湾新幹線は同じN700系車両ですが、キチンと電動車いすでも余裕を
持って乗れるスペースが作ってあります。
東海道新幹線などは、50年前の手動車いすしか無かった頃のまま、電動車いすの
乗車のことなど一切考慮せず、押し通しているのです。
従って最新鋭の新幹線車両でも、世界の車いす乗車から見ると
残念ながら「世界で最も遅れた車両」なのです。

東京駅の新幹線のりばで「オリンピックなどで来日の車いすの方が、関西方面に行き
たい希望が多くあるでしょうが、対応を考え始めていますか?」と質問しました。
答えは「外国人の方は、先ず乗れません」と、アッサリ。
「現場からは全車両に1カ所くらいは、車いすスペースを作るべきと進言している
のですが、全く聞いてもらえません。下から上へ意見の通るような会社ではないので、
お客さまの方から言ってもらえませんか」!
期間中は、国内の予約で一杯で外国人の当日乗車などに対応できる空き座席は無い、
とのことでしょう。
一編成1,323人定員に対して、最大3人しか車いす乗車は出来ない現状では、
とても対応出来ないのは明らかで、思い切って1車両の半分は座席を取っ払って
フリースペースするくらいの決断が必要でしょう。
せめて、韓国や台湾の新幹線なみにしないと、日本のバリアフリーは笑い者になり
かねず、オリンピック・パラリンピックまでに解決しなければならない、
重要課題の一つです。

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by yamana-4 | 2014-10-08 01:54 | 車いすスペース | Trackback | Comments(0)