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JRは新幹線や特急車両に車いすで乗れるスペースを作っていません。

◎現状の新幹線や特急車両では、オリンピック・パラリンピックで
来日する車いす使用者の移動需要を満たせません。
国際的には常識であるフリースペースの設置を、早急におこなうべきでは
ないでしょうか。

東海道新幹線は開業以来50年になろうとしていますが、
16両編成の定員1,323人は変更されたことがありません。

バリアフリー法では車いすから移乗できる座席が2以上あれば良いことになっていて、
適法なのです。実に全座席数に対して0.15%にすぎません!車内には車いすのまま
乗車するスペースは設置されたことがなく、N700系でも移乗用座席が2と車いす専用
ではない多目的室が1(定員1、介助者や赤ちゃんは同室できる)あるだけです。
1列車に3人の車いす使用者が乗れることになっていますが、移乗座席も車いす専用で
はなくベビーカーの人も使うので、確実に予約できる訳ではありません。

昨年のバリアフリー法ガイドライン見直しでは、当事者側から車内にフリースペース
の設置を、義務化するべきとの意見が強く出されました。

しかし、中立的立場であるはずの学識経験者の専門家の先生方は「鉄道事業者の理解が
得られないことは書き込めない」と除けられ、努力目標のままにされました。
一方当然ではありますが、ベビーカーの畳まないままでの乗車を認めようということに
なり、スペースの必要な状況は格段に増えました。

オリンピック・パラリンピックで来日した車いすユーザーは、関西へ旅行したいと
新幹線に乗ろうとしても、1列車に最大3人しか乗れません。

同じN700系車両を使用している台湾新幹線は、車いすのまま2名と移乗座席に2名乗れ
ます。また、とても広いフリースペースを設けている韓国新幹線では、スペースに6〜8
人と別に設けられている移乗座席に1人の、車いすに人が同時に乗車できるのです。
写真は、現状と外国のフリースペースの例と、南海・京成のスペースです。

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by yamana-4 | 2014-06-23 11:03 | 車いすスペース | Trackback | Comments(2)

今年の全国車いすアクセス・マニア集会は京都市で開催します。

◎全国車いすアクセス・マニア集会in京都のお知らせ
日時:7月20日 日曜日 13時より~16時30分まで
場所:京都市生涯学習総合センター
DVD上映(基調講演に換えて):全国に先駆けて「車いすでバスに乗れるようにしよう」とリフトバス運行を実現した「パーフェクト・バスを走らせる会」の活動を記録した映像。貴重な映像で必見です。

住所:〒604-8401京都市中京区聚楽廻松下町9の2 JR・地下鉄「二条駅」徒歩10分程(JR円町駅からの方がやや近いそうです)、 市バス「丸太町七本松(京都市中央図書館前)」下車

現在の日本では、歩けなくなっても、どんな重度の障害があっても、それに応じた車いすを使い、公共交通を利用して旅行したり、行きたい所に行くことができます。そんな旅で味わう楽しさ・困難さの全てを、より楽しさに変えてしまう”アクセス・マニア”達の、旅行自慢話を聞き、自分も発表して、電車や路線バスを利用する仲間を増やそうとする集まりです。

平成15年・東京都国立市で開催されて以来、京都・愛知・香川・福井・滋賀・茨城・神奈川・大阪・東京、神戸で行われ、今回の京都市で12回目となります。「全国」というタイトルは、日本全国の車いすでの旅の話をするという意味で、別に全国の車いす旅行仲間が集まる訳ではありません。けれど、車いすでのアクセスの最新の動向、全国各地のアクセス状況を目いっぱいご紹介します。今回は海外編として、台北の車いす旅の報告も予定しています。

かって駅にエレベーターが無かった頃、あらゆる方法で電車にもバスにも乗ろうと挑戦し「ある時は”トラベル"時どき”トラブル”」を全国で起こしていた旅行者がいました。今では数を増やし、バス・列車・船・飛行機など、あらゆる乗り物を利用し、国境をも飛び越えるのが普通になってきました。でも、"乗れない公共交通”は、まだまだ多く存在します。そこを培った”乗る技術や交渉力”をフルに発揮し、人様の助けも借りて、ある時は内規も変えさせて、行けるとこまで行く。そんな旅行者を”車いすアクセス・マニア”と言う!(主催者の勝手な思い込み?)

なんだかんだと言っても、車いすで旅行する自慢話しの集会かも?と揶揄する向きもありますが、この集会に参加する貴方が「バスや列車に2倍3倍と乗れば、世の中が変わるかも」と感じればオモウツボなのです。

◎ 「旅の話し」当日の発表者を募集しています。(一人20分程度)
 話しだけでもOKですが、プロジェクターで映写出来る準備をしていますので、
 写真があればスライドやパワーポイントのデータをUSBメモリーでご持参ください。
◎ 問い合わせ・事前申し込みは下記へメールしてください。
 (今福)access@access-all-japan.jp
 (山名)cuhww502@occn.zaq.ne.jp
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by yamana-4 | 2014-06-22 15:17 | 集会.発表.学会.展示会 | Trackback | Comments(0)