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ヨッテクと乗車できないJR桜木町駅

◉「ヨッテク」ヨコハマ・ヒューマン&テクノランド/福祉を支える人とテクノロジーの総合展
c0167961_193093.jpgc0167961_19303392.jpgc0167961_19305399.jpgc0167961_19311772.jpgヤマハモーターエンジ二アリング社の介護予防車両研究チームが試作している「ハイブリッド電動カート」が出展され、試乗できると聞いて行って来ました。
ヨッテクは初めてでしたが、みなとみらいのパシフィコ横浜展示ホールで、横浜市リハビリテーション事業団が主催する展示会は、アットホームな手作り感一杯の催しでした。移動機器関係は気になるメーカーさんなどはほとんど出展していて、主催者のセンスが感じられました。
◉ヤマハ「ハイブリッド電動カート」
得意の電動アシスト技術を使った、前輪ダブル車輪の三輪型自転車で、電動アシスト自転車モードでも時速6キロ設定、前輪駆動方式。介護予防用試作機だが、全自動モード切換えなど汎用機のための機能もいろいろ考えられている。
私のような下肢麻痺があってもペダルが漕げるかが、試乗して試したい目的であった。前輪駆動のためかハンドルが重かったが、ペダルを漕ぐことは可能だった。開発担当者と色んな問題についてじっくり話し合えて、教えて頂いたことも多かった。以前からお願いしているように介護用だけではモッタイナイ、早く皆が使いたいような素敵で新しい乗物として販売して欲しいものです。
◉その他試乗した移動機器
「TESS社足こぎ車いす」
ペダルを漕ぐことが出来たが、室内専用設計なので屋外走行が考慮されていない。道路走行など考慮して用途を広げて欲しい。
「OXエンジ二アリング社手漕ぎ車いす」
大人用は牽引型、子供用は一体型で手の動きが出来れば乗れる。曲がるのが少し難しいが、手漕ぎも出来るので補完できる。練習すれば快適に走行出来そう。
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◉ JR桜木町駅は「ハンドル形電動車いす」利用を拒否していました!
かねてから訴えがあり、実際に駅を見に行き助役さんに理由を聞きました。
拒否理由は幅広改札が無く車いす通路が設置してあるが、直角に2回曲がりに作られハンドル形は通過出来ないから。幅1.1mの十分広い通路であり問題ないが、実証テストもせず通過出来ないと勝手に判断していたのです。
鉄道利用見直し委員会の実証試験で、通過出来ると判断されている通路のある駅が何時までも「利用不可」とされていることは問題であり、桜木町駅のように需要の多い駅に幅広改札が設置されていないのもどうかと思う。
なお、改札端には広い業務用通路が別にあり、これを使えば通れない車いすは無いが「荷物扱いは出来ません」とのこと!業務用通路を使っているのは多くの駅で普通に行っているのですが? 
助役さんは、おかしいと理解してくれたので「本社に現場から声を上げて下さい」とお願いしました。また、相変わらず首都圏だけの「乗車認定ステッカー」添付の誤解をしていたので、その点も認識を正しく持ってもらいました。
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by yamana-4 | 2009-07-30 19:35 | 集会.発表.学会.展示会 | Trackback | Comments(0)

全国車いすアクセス・マニア集会in茨城

c0167961_13313311.jpg◉車いす使用者が公共交通を利用して旅行することに、熱意を燃やしているややマニアックな人が、全国各地で開催している集会で、今回が7回目。
仕掛人は、アクセス問題の第一人者・DPI交通担当部長の今福さん、マニアックアなホームページ「アシトド」で有名な車いす電車評論家・アシトド松井さん。二人とも乗ったことが無い国内の鉄道は、極くわずかという強者です!
今福さんはタワーや観覧車、松井さんは滝やお城マニアでもあり、車いすで行ける所はどこでも行っている感じです。
7月19日、土浦駅前「うらら2学習センター」で集会が行われ、3人の講師が話しました。
・アシトド松井さんは「滝やお城、各地の鉄道や船」についてマニアックな話題を写真やホームページを写しながら。
・今福さんは「今問題になっているアクセストラブル」特にストレッチャー型車いす使用者の乗車拒否や、東京都の船乗船拒否などについて。
・私は「車いすでの乗船」について各地での乗船設備の写真を写しながら報告。特に大阪の船用スロープ不備など。
土浦のバリアフリー基本構想を推進している方々も参加され、問題のJR土浦駅も案内して頂きしっかり見学しました。

◉鉄道乗りまくり
この集会は毎年1回、全国各地で催されますが、集会翌日は「乗物乗りまくり」をやるのが恒例です。
今年の行程は:
守谷駅→関東鉄道常総線→水海道駅→関東鉄道常総線→守谷駅→つくばエクスプレス→南流山駅→ガスト・レストランで昼食→南流山駅→JR武蔵野線→新松戸駅→JR常磐線→金町駅→京成金町線→京成高砂駅→京成本線→上野駅→交通BF史上最大の汚点・反UD建築物【上野地下反UD遊歩道】(2009年3月東京都建設局)→上野御徒町駅→大江戸線→大門駅→世界貿易センタービル展望台→浜松町駅
電車やトイレ、駅施設などいろんな点検をしながら、ひたすら楽しく乗りまくりをやります!
かなり怪しいグループですが、アクセス問題の理解を深めるためにはずいぶん役立ちます。この時でなければ絶対に乗らない鉄道や、およそ行く可能性の無い駅など貴重な体験ができます。参加希望者はご連絡を。

・JR常磐線の車内トイレは車いすでも入れ、ロックしていないと音声警告する!・守谷駅自由通路はすごく大掛かりで、エレベータが6基も設置されていた!・水街道駅自由通路やレトロな駅も珍しかった等々、、

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◉発見
普通自動改札は幅60センチですが、通れる車いすがケッコウあることが分かりました。漕がなくても改札機の横を持って押し出せるのでスレスレでも通過できます。また、幅は少し広かったり狭かったりムラがありますが、58センチまでの車いすは通れます。一度トライしてみて下さい。(幅広改札は幅90センチ)
by yamana-4 | 2009-07-30 13:41 | 旅行・鉄道 | Trackback | Comments(0)

JR土浦駅のエレベータ設置問題

◉バリアフリー新法の住民提案による協議会設立で「全国初の基本構想作成」を行った土浦市で、JR土浦駅のエレベータ設置が問題になっています。住民提案を行った方々と現場を見たレポートです。
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◉駅なのに乗降が主に考えられていないことが全ての原因か?
地上路線のJR土浦駅はかなり変わった駅で、5階建て駅ビルの1階には改札が無く全て店舗、改札は3階だがエレベータは設置されていなかった。バリアフリー化のため地上からエレベータ設置をする場所無いとの理由で、駅前ペデストリアンデッキ通路へのエレベータを1基だけ設置しようと言う案が実施され、7月24日から運用開始されることとなった。
ところが、運用時間が駅ビル店舗営業時間だけとJRが発表し住民側は承服出来ない事態が起こり、始発から終電まで使えるエレベータへと市議会への請願などが行われた。
結局、当面時間外運用のガードマン経費を土浦市が負担することになり、500万円の補正予算を計上したとのこと。
(メンテ費用の年間1千万円はJR負担)

駅通路から地上へはデッキを通り、反対側「うららビル」のエレベータか右手端の公共エレベータを使用する。
自由通路を使う改札への行き方は良くあるが、デッキと改札階の高さが違いすぎるためもう一度エレベータが必要なのは珍しい。
現地視察が運用直前だったのでエレベータを見れなかったが、エスカレータは旧式車いす対応で手動車いすしか使えず、ほとんどの電動車いすには利用出来ないものだった。

駅ビルの階層が高過ぎ、ペデストリアンデッキからは3階に相当する高さになっていることが問題を複雑にしているようで、お互いの協議がどのように行われて現状のようになったのか知ると、今後の教訓になりそうだ。
土浦市でも地上から改札へ直接行けるエレベータの必要性を認識され検討されているようだが、出来るだけ早く実現されることを望みたい。

暫定的バリアフリー化ではあるが、従来の改札を通らない「車いす用スロープ」使用は不要になったように見える。しかし、地元の声は「土浦は全国花火大会などイベントもあり、スロープは残して欲しい」とか。
by yamana-4 | 2009-07-27 15:46 | バリアフリー | Trackback | Comments(0)

盲導犬のことを勉強しています

◉知らないことが多い盲導犬のことc0167961_1128138.jpgc0167961_11281741.jpg
1年前の話しですが、地域のアクションプラン福祉部会で、日本ライトハウスの「盲導犬行動訓練所」見学に行きました。その後、盲導犬の話しを紙芝居にしようということになり、勉強し直しています。

◉ 盲導犬は国内ではほとんどゴールデンリトリバーとラブラドールのハーフを訓練していますが、アメリカではシェパードも多いとか、国によって犬種は違うようです。
訓練所で聞いたことと、ライトハウスのHさんの話しを以下に少し紹介します。
・犬は自分で判断して誘導しているのではなく、ユーザーの指示で「道路の端を歩く、段差や角は止まって教える、障害物を回避する、近くの目標(ドア・改札など)まで誘導する」などの仕事をする
・信号色を見分けることはできない。
・犬は考えない。80%以上は食べ物のことを思っている? 訓練は服従することから始まるが、難しいのは誤った命令に従わない「不服従訓練」
・指示は英語で行う。日本語で行うと、周囲の人に「命令口調」と違和感を持たれるのを避ける意味もある。
・子犬は生後2ヶ月から1才になるまで「パピィウォーカー」に預けられ、愛情たっぷりで「人間大好き」に育てられるが、決まったドッグフード以外は絶対に食べさせてはならない。他の味を覚えたら不適格犬になる。
・訓練に入る前に多くの子犬は不適格としてはねられる。5〜6頭に1匹くらいしか訓練に進めない。
・訓練が終わっても一人前の盲導犬ではなく、ユーザーと一緒に成長していく。人と犬の相性も無視できない。
・仕事できる期間はだいたい10年くらい。引退すると命令されないので弱ってしまう犬も多い。
・国内の盲導犬は1,000頭弱、欲しい人は8,000人弱と言われているが、そんなに不足していることもない?! 大型犬をきちんと飼える環境にある視覚障害者はそれほど多くない。犬が好きでないと難しいなど、希望すれば誰でも貸与される訳でもない。
とは言っても、不足していることは事実で育成や訓練がもっと必要。
・身体障害者補助犬法で同伴受け入れは義務付けられているが、飲食店などでは事前予約をすると断わられる例が多い。介助犬ステッカーを貼る依頼もなかなかOKがもらえないとか。
知らないことが一杯です!!

◉ リフト付き大型観光バス(見学会に使った観光バス)
日本交通大阪本社では同型を5台保有、料金は同じなので人気があり何時も稼働しているとのこと。リフトが高いので、高所恐怖症の人は怖いかも?車内車いすスペースはかなり広い。空港リムジンバスに運用してもらえれば良いですネ!
なお、行動訓練所は千早赤坂村の山中にあり、このバスは急坂と急カーブのため山道の入口までしか行けませんでした。c0167961_11293189.jpgc0167961_11294874.jpgc0167961_1131216.jpg
by yamana-4 | 2009-07-15 11:49 | 教育 | Trackback | Comments(0)

取り返しのつかない大阪の近代建築作品取壊し

◉建築史的に重要な近代建築作品の取壊しが続いているー経済的合理性だけで判断して良いのか?c0167961_2113736.jpgc0167961_2243962.jpgc0167961_2375045.jpg
もうすぐ大正の名建築の一つ「ダイビル本館(渡辺節)」が取り壊されようとしている。
先の「そごう心斎橋店(村野藤吾)」「ソニータワー(黒川記章)」など建築史的に重要な建築物が取り壊されてしまったように、日本ではヨーロッパのように保存されないのが悔しい。
しかし、都心の一等地にこれだけ容積格差があると、ビル経営者の気持ちも分からないでも無いが、このような場合外国ではどのようにして保存しているのだろうか?

「ダイビル本館」は大正15(1926)年に渡辺節の設計で建てられた、ネオ・ロマネスク様式の大規模なビルディング。同時期に建てられた東京の旧丸ビルが取り壊された現在では、同じ渡辺作品である神戸の商船三井ビルとこのダイビル本館が、大正期の大規模オフィスビルとして現存する最後のものであり、建築史上も近代都市史上も非常に価値が高い。渡辺作品では昭和に入ってからの日本綿業倶楽部が既に重要文化財となっており、ダイビル本館、商船三井ビルも重要文化財級の価値を有する。しかし、関西電力は老朽化(現代の技術では補修補強可能)および土地利用の見地から本物件の取り壊し・超高層ビルへの建て替えを計画しており、歴史的に重要な建築物の保存の見地から論議となっている。(ウィキペディアより)
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このビルの10年後に建てられたのが「そごう心斎橋店」昭和10年(1935年)であり、村野藤吾による近代建築史上重要な建築作品であった。
これより先に、フランス留学を終えた村野藤吾はダイビル本館のエントランスホール部分の設計を行ったと、当時のことを知っている方に聞いたことがある。奇しくも彼が関わった初期の名建築が、相次いで失われるのは非常に残念なことで、大阪にとってだけでなく、世界の建築史上の手痛い損失だろう。
京阪中之島新線開通に合わせて、中之島西部周辺地域の再開発が急ピッチで景観を変えてしまおうとしている。

「そごう」写真:
(右)竣工当時のオリジナル
(左)取壊し前
写真下:対岸の「ホタルまち」付近と、取り壊された「黒川記章:メタボリズム実証建築/ソニータワー」
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by yamana-4 | 2009-07-14 02:49 | 建築・美術館・博物館 | Trackback | Comments(0)

JR杉本町駅改善に関する第2回目シンポジウム

◉7月1日、第2回JR杉本町駅改善シンポジウム「人にやさしいJR杉本町駅を目指して」主催:「JR杉本町駅東口設置推進の会」が大阪市立大学で開催され、地域住民など130余名が参加。予定時間を超えて熱心な討議が行われた。
c0167961_720508.jpgc0167961_7211270.jpg開会18:00 司会:西川禎一(大阪市立大学生活科学研究科教授)
[本シンポジウムの趣旨説明]
・田畑理一 (大阪市立大学経済学研究科教授)
◉第1部
[報告:これまでの運動について]
・山本義彦(浅香地区まちづくり協議会会長) 
     高架南伸運動のあゆみと問題点
・村田惠三(大阪市立大学理学研究科教授・推進の会代表)
     JR杉本町駅東口設置推進運動のあゆみと問題点
[講演:法律と技術]
・三星昭宏(近畿大学教授、日本福祉のまちづくり学会前会長)
     バリアフリー新法のねらい(こんな心で作った)
・宮本佳明(大阪市立大学工学研究科兼都市研究プラザ教授)               技術的、経済的観点から駅舎を考える(現在の問題点)
◉第2部
[パネルディスカッション]
座長:北川博巳(兵庫県立福祉のまちづくり研究所 主任研究員) 
進行役:山名勝(大阪市身体障害者相談員)
パネラー:
・奥井史朗(山之内連合町会長:住民代表)半世紀の住民の悲願
・渡邉重夫(依羅連合町会長:住民代表)半世紀の住民の悲願
・石田義典( 障大連事務局長)障害者の立場代表して   
・鳥屋利治(車いす大学通学体験者)最寄り駅から通える大学へ 
・平 覚 (大阪市立大学法学研究科教授)法律家の立場から
・三星昭宏・宮本佳明・田畑理一・村田惠三
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これまでの運動の経緯や現状報告、それぞれの立場から問題点の指摘があったが、推進の会の村田・田畑教授からの「皆さんの熱意こそが原動力、一致団結して取組もう」とのアピールが、参加者一同の思いを表すものであった。

◉ハッキリしてきたJR杉本町駅の問題点
1、駅のバリアフリー化
2、踏切解消(連続立体交差事業)
3、駅東西のまちづくり
単なる駅のバリアフリー化では解決できない、踏切解消と町づくりがからむこの問題は、JR単独でなく大阪市がどう関わるかがキーポイント。
根本的な解決には高架南進による橋上駅化が必要だが、120~150億円と見積もられている費用と高架事業完成までの年月(最短で15~20年?)をどうするかとの難しい課題がある。大阪市の都市計画では現在「阪急淡路駅近辺連続立体事業計画」総事業費1,613億円(自治体負担1,413億円、鉄道事業者負担200億円、事業採択 平成3年度/完了予定 平成32年度)が進行中で、次に京橋駅整備(大阪市負担想定額600億円)が控えており、これらの事業のメドが立たないと資金のゆとりが無いというのが本音のよう。<建設局事業評価所より>

一方「住民提案による基本構想作成」
1、JR杉本町駅のバリアフリー化と東口復活、東西自由通路の併設。
2、駅と主要施設間の経路の移動円滑化。
3、大阪市立大学構内および周辺地域との移動円滑化。
4、協議会を平成21年4月1日までに設置し、基本構想作成後も検証のため存続させる。

には6月25日付で大阪市から文書回答があり、住民提案を受け入れられない理由と今後の方針を以下のように述べている。
1、バリアフリー新法の整備目標年が旧法と同じ平成22年である。
2、財政難から既存25地区の道路特定事業整備進渉率が、20年度末で約50%しかなく新規事業着手が非常に困難な情況である。
「しかしながら、鉄道駅舎のバリアフリー化は重要と認識しており、平成22年までに実施されるよう働きかける。」と大阪市は計画も立てずJR任せという、無責任なものであった。

なお踏切解消については、一切触れていないが基本的に大阪市に責任がある。平法学部教授の話しでは「バリアフリー新法では住民提案を尊重しなさいと解釈できるが、もともと法は行政に都合良く出来ていて訴訟での解決は難しいと言える。しかし要求を積み重ねていくことで直して行ける可能性はある。」
◉大阪市、JR、推進の会三者によるワーキングは、7月2日第1回目を終えた。
歩み寄りは困難だが、譲れるところは譲って基本的な合意を形成しなくてはならない。このワークの課題は「高架事業までの長い年月に対して、暫定的な駅バリアフリー化をどの程度まで進めるか」であるが、踏切安全対策をどうするかには暫定策が無いのが頭の痛いところである。1回目は技術的検討に答えられるJR側技術者の出席が無く、2回目を1週間後に行うことになった。
by yamana-4 | 2009-07-04 10:36 | JR杉本町駅問題 | Trackback | Comments(0)

全国から抗議と支援を!奈良県の車いす少女入学命令への即時抗告に対して

◉車いす少女の入学仮許可「不服」町教委、高裁に抗告ーー奈良県の下市町で、信じられない事態が続いています。全国から抗議しましょう!
7月16日、町は入学を仮に認めた奈良地裁の決定に対する大阪高裁への即時抗告を取り下げた。取り下げの理由について、町幹部は「すでに明花さんが就学していることを尊重した」としており、訴訟にも和解の話し合いに応じる姿勢だ。母親の美保さん(45)は「抗告取り下げは評価でき、一安心。訴訟は弁護士と相談したい。開かれた学校になってほしい」と話す。
 明花さんは17日、1学期の終業式に臨んだ。仮の入学を認める奈良地裁決定を受け、初登校からまだ2週間だが、「同級生と一緒にいられるのがうれしく、毎日とても楽しい」と笑顔をみせた。
(2009年7月17日 読売新聞)
全国からの抗議が少しでもこの決定に役立ったとしたら嬉しいことですが、二度とこのようなことが起らないような社会にしたいものです。
c0167961_18565124.jpg(写真:毎日JPより、仮決定により7/3初登校)
「青木佳市弁護士からの要請」
この4月に、身体に障害があるというだけで、公立中学への入学を拒否する、という、いつの時代のことか目を疑う事件がおきました。
谷口明花さんは、ご両親とともに、当たり前の願いをかなえるため、やむをえず、入学を求める仮の義務づけ訴訟を起こし、さる6月26日、奈良地裁は、明花さんが、多くの仲間とともに中学で学ぶ意味を全面的にくみ取ったすばらしい決定を下しました。
http://www.asahi.com/national/update/0626/OSK200906260046.html
http://mainichi.jp/area/nara/news/20090627ddlk29040672000c.html
http://osaka.yomiuri.co.jp/edu_news/20090627kk03.htm

その内容に、全国の方々が胸をなでおろし、奈良県知事も、全面的に賛同する旨のコメントを出したほどでした。ところが、あろうことか、本日(7月2日)、下市町長と顧問弁護士(川崎氏FAX0742-22-9101)は、これを不服として即時抗告をしました。
http://www.asahi.com/national/update/0702/OSK200907020072.html
驚くほかありません。
この決定で、明白な断罪を示されたにもかかわらず、明花さんのかけがえのない中学校生活の一日一日の大切さを踏みにじり、己の意地だけのために、このような愚行に出た町長とそれを許した顧問弁護士に、私たち一人一人の思いを、今すぐ届けたいと思います。

全国のみなさん
今すぐ、添付した抗議ファックスを参考にしていただき、町長、町議会、町教育委員会などに対し、直ちに、明花さんを正式入学させるよう、そして、この無駄な争いを直ちにやめるよう、ファックスやメールでの要請をお願いいたします。
明日から、明花さんは、「仮に」 中学への登校をはじめます。
裁判のことを考えず、友人や教師に囲まれた充実した日々を過ごしてもらいたい。一刻の猶予もありません。まずはご自分でファックスかメールを。
下市町長 東 奈良男 メールアドレス home@town.shimoichi.nara.jp
そして、全国の様々なつながりのある方に、転送いただきますようお願いします。

この呼びかけは、谷口明花さんの弁護団である弁護士 兒玉修一さん、弁護士  西木秀和さんの要請で、友人である弁護士 青木佳史の責任でお願いするものです。どうか、よろしくお願いします。
〒556-0013
大阪市浪速区戎本町1丁目9番19号酒井家ビル1号館5階
きづがわ共同法律事務所
(Tel 06-6633-7621 Fax 06-6633-0494)
弁護士 青  木  佳  史
k3802@skyblue.ocn.ne.jp

「大阪市中央区身体障害者協会から送った抗議文」
谷口明花さん入学仮決定への即時抗告に抗議します
下市町長 東 奈良男 様
この度の即時抗告に対して強く抗議します。
地裁の一谷好文裁判長が「町教委は下市中の現状の施設に固執したまま、改善の余地を検討していない。就学できるか、慎重に判断したとは認めがたく、特別支援教育の理念を没却するもの」と指摘。「わずか3年間の中学校教育のうち、すでに3か月近くが失われた」と述べられたことを重く受け止めて欲しいと思います。
仮決定で入学は認めているが裁判は別だ、と言って争う事が本当に大事な事でしょうか?
潔く受け入れて、全力を尽くして学校の環境を整えることの方が、どれだけ立派な態度と言えるか考えてみて下さい。
多感な少女の心を傷つけることが町長の職責でしょうか。
どうぞ即時抗告を取り下げて、谷口さんを暖かく迎え入れて下さい。
障害があっても皆と一緒に学校へ通学できることは、当人にだけ利益のあることではありません。一緒に学ぶ生徒たちをどれだけ成長させるか、教員も一人一人の生徒に真剣に向き合うことの大切さを再認識させることになるか、前向きに考えて下さい。
全国の多くの人々が本当に心配し、注目しています。
町長が賢明な判断を下される事を期待し、即時抗告取り下げをお願い致します。

by yamana-4 | 2009-07-03 10:15 | 教育 | Trackback | Comments(0)