カテゴリ:バス・トイレ( 14 )

ホテルのバリアフリールームの勘違いと好事例

◎UDツアーの環境整備がオリ・パラ開催もあって検討され、DPIオリ・パラ提言会議や国交省の検討会などにも参加しました。特別なバリアフリーツアーでなく、普通の旅行として車いす使用者でも、困難なことがなく旅行できるかが問題です。
交通アクセスは鉄道と路線バスはかなり利用できるようになりましたが、問題は宿泊施設です。
旅行プランを立てる時一番チェックするのは、ルームのバスやトイレが使えるか?です。
外国ではバスタブがなくてシャワーだけ、基本的にルームの通路が広いなどで、特別にBFルームを予約しなくても普通に泊まれるホテルが多数あります。
日本では高級ホテルほど勘違いが多く、ルームが広ければ良いと単純に誤解し、トイレやバスルームは立派だが使えないと言った珍妙なことがよくあります。
ビジネスや比較的料金の安いシティホテルで、シングルBFルームを作るところが出てきて、私のような介助者なしの車いす使用者は、いつもそのようなホテルを探して宿泊するようにしています。
このような簡易的BFルームは段差解消と<ドアを広くし、バスルームのバスタブを取ってシャワーに変えるだけで簡単に安価に改造できます。全ホテルの5%もこのようなホテルができれば、どれだけ助かるでしょうか?
しかしBF法ガイドラインでは50室に1室BFルームをと示しているだけで、勘違いのルームも多く海外に比べとても遅れています。
2020年までにBFルームを必要なだけ増やすには、簡易的BFルームを作るのが現実的だと考えています。

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by yamana-4 | 2016-06-13 16:36 | バス・トイレ | Trackback | Comments(0)

ホテルのバリアフリールーム

◉最近集中的にホテルのバリアフリールームに宿泊し、良い例やカン違いの例などいろいろありましたので、紹介しておきます。

・ダイワロイネット(富山):ツインルーム1室だけで、シングルからの変更に差額料金2千円を取られました。
・ジャルシティ(那覇):シングルからの変更は無料で、とんでもなく広いツインルームでしが、バスルームとトイレがこれ以上ないと思われるような勘違い仕様でした。
・R&B(金沢、東日本橋):シングルルームのバリアフリールームで、シャワーのみ、バスタブありの2タイプ。空いていれば無料チェンジ。部屋のドアは90cm、バスルームのドアは80cm、シャワーだけの改造ルームはバスタブを取って段差なしシャワー室にした簡易的バリアフリールームでシングルルームの改造バリアフリールームでは、模範的なやり方をしているホテルだと分かりました。
(写真は順に掲載)

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by yamana-4 | 2015-11-18 17:31 | バス・トイレ | Trackback | Comments(0)

車いすトイレを考える

◉今、大阪府は福祉のまちづくり条例見直しを審議会で行っており、ガイドライン改定のための検討部会では委員関係者の当事者を加えて、具体的な問題点についての勉強会を開催しています。第2回勉強会では建築物の「便所・浴室・駐車場・ホテル等の客室・標識・案内設備と経路など」について議論しました。
トイレについては近年ずいぶん進化してきましたが、次のような論点についてはまだ不十分な点や、考え違いも多く実例写真を挙げておきます。
・手動車いすを主に考えられていて、電動車いすの動きに対応していない。
・機器のレイアウトが使い勝手を考慮されておらず、使いにくい例がある。
・固定手すりは車いすの使用を妨げていることが多い。
・"だれでもトイレ"など皆んなが使う多機能トイレの利用が、使用中を増やし
 そこしか使えない障害者の利用を困難にしている。トイレ機能の分散化や
 一般トイレ便房の簡易車いすトイレ化などが必要。
・進化しすぎて複雑になりすぎた多機能トイレは使い安いとは限らない。
多機能トイレの「どなたでもお使いください」の"だれでも"とは「このトイレを必要とするだれでも」の意味であり、そこしか使えない人のために「空いている」ことが必要なことを、もっと知らせなくてはなりません。
✳︎カテゴリ「トイレ」をクリックすると、トイレについての記載一覧が出ます。

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by yamana-4 | 2015-06-28 18:27 | バス・トイレ | Trackback | Comments(0)

最近のJR駅トイレ、姫路駅ビルの場合

◉バリアフリー法が施行されて13年目を迎えようとしていますが、
駅のバリアフリー整備の一環として多機能トイレの進化は目覚ましいものがあります。
ウオッシュレット、オストメイト、大型ベッドなど標準的な仕様のほか、
温水洗浄や押しボタン式自動ドア、手洗い各個にエアータオルなど使い易くなって
きましたが、一番大きいのは複数設置されるようになったことです。
また、姫路駅ビル多機能トイレでは「手すりの水平部分が短く」なっていて
これまでnoように車いす使用者のジャマになったりしないよう改良されています。
しかし、いろんな機能を増やした結果、自動ボタンの位置が「押せない」所に!
の例が増えてきました。
設計者が車いすで入ってみれば一目瞭然に分ることなのに?

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by yamana-4 | 2013-01-27 19:00 | バス・トイレ | Trackback | Comments(0)

JR大阪駅連絡橋口改札内トイレはレベルが高い

◉水準の高いフルスペック多機能トイレがJR駅にも
大阪駅構内の多機能トイレは改札外には1ヶ所、中央口と御堂筋口の中間くらいにあるが、
改装工事が継続中の現在は北側通路からしか入れない。
また、梅田横断歩道橋から南口改札への橋上商業施設内に1ヶ所ある。
改札内には御堂筋口奥に1ヶ所あっただけだったが、2ヶ所に増えたことになる。


★最近の多機能トイレは広さも機能も整ってきたが、音声ガイド付きは京阪中之島新線くらいしか
 無く、JRのトイレに設置されたのは画期的なことでしょう。
 また、ベッドはオシメ交換用だけでなく大人用も別に備えていて、同時に2台設置は珍しい。
 男性用一般用トイレにも幼児連れの配慮がされているが、一般用便房にも車いすが入れる
 「幅広ドア」が付けられ、車いすも使えるところまで進んで欲しいものですが、
 このレベルまで来たかと感慨が深いものがあります。

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by yamana-4 | 2011-06-16 21:14 | バス・トイレ | Trackback | Comments(2)

大阪の最新トイレ事情3

◉最近のトイレ事情/大阪なんば高島屋・南海なんば駅、あべのQ's Mall・Ito Yokado
フルスペックの多機能トイレの他に、
一般用トイレに車いすやベビーカーが入れる広い便房が!


南海電車なんば駅と高島屋は古い建物で、バリアフリー上のネックになっていて、
特に高島屋は全館に1ヶ所しか車いすで利用できるトイレがありませんでした。
それを一気に改善したのが、高島屋東館の増築と南海なんば駅のリニュアルでした。
高島屋にはB1階から9階まで、全館に多機能トイレが作られ、南海なんば駅にも
フルスペックの多機能トイレが作られました。

あべの再開発のQ's Mallは東急不動産が事業主体ですが、
バリアフリー意識の高い東急グループらしい進んだトイレが全階に複数作られ、
Ito YokadoのB1階〜2階の3フロアーの店内に別に作られています。
この多機能トイレは、国内で最も充実したスペックでしょう。

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by yamana-4 | 2011-06-03 03:23 | バス・トイレ | Trackback | Comments(0)

大阪の最新トイレ事情2

◉最近のトイレ事情/JR大阪三越伊勢丹、大丸梅田店、ルクア

最新の多機能トイレは、フル装備でかなりゆったり作られるようになりました。
これは既設の大丸梅田店のトイレと比べるとよく分かります。
ただ、残念ながら、オストメイトや大人ベッドは省かれることが多いようです。
(JR大阪三越伊勢丹は、全トイレに大人用ベッドも設置してあります)

百貨店や商業施設の「車いすで使えるトイレ」は、つい最近まで1店に1〜2ヶ所
しかありませんでしたが、最近は各階に作られたりするようになりました。
もちろんオストメイトや大人用ベッドはありませんでした。

大丸梅田店は、地下2階・地上15階の店舗中 3.9.14.15の階の4フロアにしかありませんが、
新築のJR大阪三越伊勢丹には、地下2階・地上10階中 1階以外の全て11フロアにあります。
一方ルクアには、地下1階・地上10階中 5.10の2フロアにしかありません。
ファッションビルはヤンママには配慮しても、
車いすトイレを最小限にしか作らない傾向があるようです。
また大丸の増築部分に新しく作られた一般用トイレの便房は、幅広ドアで中も広くて
ベビーカーも車いすも入れるように作られていて、下記の配慮を実行しています。

誰でも使える多機能トイレの普及につれ、車いす専用との概念は薄れてきて
そこしか使えない車いすユーザーや重度障害者は塞がっていることが
多くなって困っていることをが多くなってきています。
解決策は、
1.多機能トイレを増やす
2.普通トイレのドアと便房を広くする(普通トイレに車いすやベビーカーも入れる)
3.できるだけ使用時間を短くする(これは子連れの方や障害者には難しい)
4.健常者は空いていても使わない(空けておくことが必要と健常者の方は理解して欲しい)

★ベビーカー連れのママさんにお願い!
 ベビー用ベッドを使用した後は「たたんで」出てください。
 車いすが入り難くて困る位置にあるベッドが多いのですよ!


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by yamana-4 | 2011-06-02 18:58 | バス・トイレ | Trackback | Comments(0)

大阪の最新トイレ事情1

◉最近のトイレ事情/梅田
大阪では商業施設や百貨店の新設改築が相次ぎ、最新のトイレが作られています。

先に本ブログで紹介した阪急梅田本店の「ゆったりトイレ」は、すごく広くて
使い易く作られていますが、百貨店は「子ども連れ客」を第一に考えて多機能トイレを
作っていることがよく分かります。

http://kurumaisyu.exblog.jp/1494427

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by yamana-4 | 2011-06-02 17:35 | バス・トイレ | Trackback | Comments(0)

「だれでもトイレ」の使用中が多くて困っています!

◉「車いすトイレ」の使用中が増えて、本当に「それしか使えない」人が困っています。
「だれでもトイレ」「ひろびろトイレ」「どなたでもお使いください」などの表示は
「このようなトイレが必要なだれでも」の意味です!
一般用のトイレが使える人はそちらを使って、空けておいて下さい。

この前JR高槻駅から大阪市内まで帰った時、途中7ヶ所の車いすトイレ全てが使用中でした。
最近、車いすトイレを使う健常者が増えてきました。
鍵を掛けて管理している所もあり、それはどうかなと思うのですが、
特にウオッシュレットなどを備えた奇麗なトイレは、使用中が多いようです。
家庭でウオッシュレットが普及して、普通のトイレが使えない若者が増えてきたのも原因のようです。
成田空港ではテナントの男性従業員が、明石駅ビルでは若い男性が長時間占拠していました。
タバコを吸いに入っている営業マンも目につきます。
伊丹空港の搭乗口に近い車いすトイレは、ほとんど何時も健常者が使っています。
都市によって差があり、札幌は何時も空いている?
東京もマナーが良く、空いていることが多い。

普通のトイレが使えない人がいるのです。
「空いているから使えば良い」のでなく
「そこしか使えない人のために空けておく」ことが大切なのです。

明石駅ビルの多機能トイレの内側には、写真のような表示がありましたが長々使っていたのは若い男性でした!
注意したけど分かってくれたでしょうか?

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by yamana-4 | 2010-06-11 09:34 | バス・トイレ | Trackback | Comments(0)

鉄道各社へのトイレの要望書3   

◉「鉄道各社へのトイレの要望書」(案)
7「ドア開閉スイッチ」
「電動式ドアの場合、手かざしセンサー式だけの設置は避け、操作しやすい押しボタン式とする。手かざしセンサー式が使いにくい人もいることから、手かざしセンサー式とする場合には押しボタンを併設する」(ガイドライン)
 ドアの開閉は自動がよいと思います。「センサー式スイッチ」は、手をかざして数秒でも停止しなければならず、車いすに乗っている人にとっては簡単な動作ではありません。
 水洗スイッチと同じように「センサー式スイッチ」は、ドアを開けたくないのにセンサーが反応してドアが開いてしまうということがあります。大人用介護ベッドでおむつ替えや着替えをしている最中に、介助者の動きでセンサーが反応してドアが開いてしまったということもあります。
 少ない力で簡単に操作できてわかりやすい「ボタン式」が使いやすいのです。

8「便器横の手すり」
「車いすを便器と平行に寄り付けて移乗する場合等を考慮し、十分な強度を持った可動式とする」(ガイドライン)
 便器横の手すりは、跳ね上げ式のものがよいと思います。横開きのものは広げたときのスペースも必要ですし、広げるのに何度か壁方向へ押しやる動作が必要で大変です。ポンと少しの力で跳ね上げるだけで済む跳ね上げ式が便利です。

9「手すり、紙巻器(トイレットペーパー)、便器洗浄ボタン、非常用呼び出しボタンなどの配置」
「視覚障害者や肢体不自由な人等の使用に配慮し、紙巻器、便器洗浄ボタン、呼び出しボタンの形状、色、配置についてはJISS0026の規格にあわせたものとする」(ガイドライン)
 せっかくの設備でも、「配置が悪いために手が届かない」「届きにくい」ために使えない、使いにくいということがあります。利用する人の動線を配慮してトイレ全体をレイアウトし、様々な設備を設置するようにしてください。

10「温水洗浄機能」
 そしてもう一つ、ぜひ設置してほしい設備として「温水洗浄機能」があります。ホテルやデパートなどの商業施設では増えてきています。また、新設線の駅では設置しているところも出てきました。
 排便のときに、きちんと拭けなかったりする障害をもつ人や高齢者には、助かる設備です。実は、一般の方にも愛用者は増えていて望まれている設備のようです。

◉当事者から寄せられた意見

・「いずれも複数あって、選べるのがいいです。私自身は介助者とはいることしかありませんので、あまり気にしていませんでした。要望時はボタン式が多かったように思いますが、これからはセンサー式も考慮に入れたいと思います」

・「多機能トイレのスペースがある時は、立て手すりよりも横手スリでないと困る。立て手すりだと二頭筋を使って身体を下支えできないから。」
・「あまりいわれていませんがトイレは広さが重要ですね。最大のユニバーサルです。あと、壁際の荷物を置く台は多くの人が助かります。それと、駅の場合、掃除が行き届いていることべたっとすわるからです。この三点です。後は細かいことだと思います」

・〔㉀ドア開閉スイッチ 「電動式ドアの場合、手かざしセンサー式だけの設置は避け、操作しやすい押しボタン式とする。手かざしセンサー式が使いにくい人もいることから、手かざしセンサー式とする場合には押しボタンを併設する」(ガイドライン)〕というけど、上記併設した多機能トイレの開閉ドアを見たことがありませんが・・・併設は間違いではないのですか?

・「多機能トイレ内での自動施錠時、ちゃんと施錠されていることが明らかに分かる施錠ランプ表示が必要。施錠ランプ表示がないとちゃんと施錠されているかどうか分からないので不安」

・「広さはあるけど固定手すりがあって入れない、ほとんどの多機能トイレに入れない、多機能トイレにアクセスする経路も直角だと入れない」

・「物置台がほしい、物置台が無いところは洗面器に置いているが、センサー式蛇口だとカバンが濡れてしまった」「洗面台の手すりが固定だと電動車いすでアクセスできない」

・「介助者用の自動開閉スイッチ機能がほしい障害当事者がいるだろう、実際にあるのは見たことが無い」

・「どこの福祉の街づくり条例でも求めていると思うが、c0167961_0233988.jpg一般男性便房の小便器の横手すりが、JR東日本にだけ無いのは、なぜか? 一般男性便房の小便器の横手すりがあると杖使用者・電動車いす使用者でも立位が保てる人がいるので多機能トイレの機能分散になるはず。
by yamana-4 | 2008-08-21 18:10 | バス・トイレ | Trackback | Comments(0)