カテゴリ:防災( 7 )

地域での14年度防災訓練

◉例年地域自治会の防災訓練があり、少しづつ進化しています。
公園で区全体の行事としての防災訓練から、地域自治会毎の開催になり広場や公園から
地域の避難所での訓練になってきました。
しかし、訓練メニューはあまり変わらず、消防局にお任せのようなメニューなので
消火や救命などが主で、避難所の運営や準備に関する取り組みは、まだありません。
また、地域の高齢者や要援護者は意識されていますが、その中に障害者は認識されていません。
東日本大震災のことは比較的よく知られていますが、すぐ隣の神戸市の大都市市街地で起こった
震災の体験はほとんど共有されず、防災訓練が地域に即した現実的なメニューとなっていません。
町会役員だけでなく、専門的知識を持つ人が加わって内容を決めるようになれば
と願っています。

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by yamana-4 | 2014-12-02 15:46 | 防災 | Trackback | Comments(0)

国際福祉機器展 H.C.R.2011 ふくしの防災・避難用品コーナー

◉今年の国際福祉機器展 H.C.R.2011は新しい出展が少なく、やや低調な感じでした。
その中でタイムリーな企画として「 ふくしの防災・避難用品コーナー」が設けられていて、
今回一番参考になりました。
私が気にしていることや、良いと思った出展のいくつかを紹介します。
1、ニード社の「災害用仮設トイレシリーズ」
(営業案内参照)
http://www.need-co.jp/

2、ハッピーおがわ社の「おんぶらっく」
3、イーストアイ社の「マンホールトイレ」
4、新興産業社の「WOOD・LUCK」耐震ベッド
5、建築物の耐震化についての東京都都市整備局発行パンフレット
 「安価で信頼できる木造住宅の「耐震改修工法・装置」の事例紹介」

http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/kenchiku/taisin/taisin_anzen-pnf.pdf

★阪神淡路大震災で、地震による直接的な死亡原因は90%以上が圧死でした。
 地震発生時に歩行困難な障害者や高齢者が逃げることは出来ないので、住宅の耐震補強がムリなら居室だけでも
 倒壊しても圧死しないよう補強しておいたり、空間が残る工夫をしておく必要があります。
 各市町村では耐震診断や、耐震改修への補助制度を作っているところが多く、100万円もの補助が出る自治体も
 あるので、ホームページの記載などで調べて利用してください。
 また停電や断水への備え、特にトイレを水なしでどう使うかを考え備えておくことが大切です。
 (1.2の情報もご参考にしてください)

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by yamana-4 | 2011-10-13 15:51 | 防災 | Trackback | Comments(0)

中学生を地域防災の担い手に、大阪市中央区の防災フォーラム

◉地域住民と恊働して中学生を地域防災の担い手とする「大阪市中央区地域防災フォーラム」の
取り組みが始まり、区内の中学校区ごとに3ヶ所で開催された。
9月1日 防災の日、大阪市立南中学校で3番目に行なわれた防災フーラムのレポート


1、中央消防署隊員による・・「災害支援レポート」
2、中学生と区役所による放送劇・・「釜石の奇跡」
3、地域と中学生による・・・・・「合同防災訓練」

第1回目上町中学校:中央消防署指令による派遣報告、社協職員の支援派遣報告、大阪大学 森栗先生の講演
第2会目東中学校:内容は南中学校と同じ
会を重ねるたびに洗練され、中学生と地域住民が意識を同じにし、支え合う関係を作ろうとする切っ掛けと
しては効果的な企画と言えるようです。
実際の避難訓練や避難所運営に役立つように進化していくと良いのですが・・・。

「訓練していた学校では一人の死者も出さなかった」
高い確率で予想されている「上町断層地震」の直下住民への取り組みとしては、いささかのんびり
人ごとの気配も感じられます。
具体的な訓練や体験を通して実感し、取り組むことが必要ですが、障害者の避難などについては
まだ手探り状態です。

★東日本大震災における緊急消防援助隊の派遣経過と活動状況
 大阪府緊急消防援助隊は、大阪市や府下の消防隊とDMAT(災害派遣医療チーム)や
 応急給水隊で組織され異例の早さで出動した。
 また、大阪市交通局はノンステップバス2輛を支援物資運送に拠出同行させ、そのまま現地へ残した。
  http://www.city.osaka.lg.jp/shobo/page/0000116589.html
・第1次緊急消防援助派遣隊:3月11日(金)20時44分 消防車19台65名
・第2次緊急消防援助派遣隊:3月11日(金)22時32分 消防車12台45名
・第3次緊急消防援助派遣隊:3月12日(土)11時30分 消防ヘリコプター1機6名
 これは国の要請もあったが「大都市災害時相互応援に関する協定」が阪神淡路大震災後に取り決められて
 いて、支援体制が作られていたことも大きいかった。
 行先未定のまま直ぐに出動し東北に向かったが、翌朝東京付近で岩手県沿岸部へ向かう指示を受けたとのこと。
 (派遣報告写真2点は大阪市HPより転載)

★大阪市立南中学校
 大阪市の繁華街「みなみ・島之内」一帯を校区とする中学で、1986年に島之内校舎移転するまで
 現在のアメリカ村ビッグステップの場所にあった。
 2006年校内エレベーター設置(13人乗り)、現在の特別支援学級在籍生徒3名。
 86年の学校建築にはバリアフリー概念はなく、教室入口には全て段差があり、車いすトイレも1階にしかないが、
 スロープ設置で段差解消は行われている。プールは4F、体育館は3Fで入口段差があり携帯スロープ常備。
 校庭地下に雨水貯水施設があり消防が管理。
 
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by yamana-4 | 2011-09-02 04:06 | 防災 | Trackback | Comments(0)

地域の取り組み「防災・上映会・福祉体験授業」

◉大阪市中央区の最近の取り組み
1、中央区地域防災フォーラム

中央区の真ん中に「上町断層」があり、高い確率で大地震の危険が指摘されています。
今回の東日本大震災を受けて一層危機感が高まり、
区では相次いで、中学校区単位での防災フォーラムを開催しています。

・中央区地域防災フォーラム1 中央区民センター
 7月1日「巨大災害に向けて 求められる地域・企業・行政の防災スクラム」 
 大阪市の災害支援レポート:大阪中央消防署の釜石派遣報告
 基調講演:京都大学特任教授(情報学) 武田文男 氏
 パネルディスカッション:玉造校下社福、商工会議所、南商店会連合会、中央区役所
消防副司令の支援活動報告が一番良かったです。平松市長がサプライズ参加し、しゃべった20がジャマでした!
中央区は住民が約6万人余しかいないが、昼間人口は数十倍になるのに被害想定は住民人口で作られており
テーマに即した計画が急がれているのですが、区で立案能力があるのか、災害時区役所に駆けつけられる
職員はほんの少数、本当にいざという時機能するか疑問が!
これを手始めに、意識を変えて具体策に取り掛かると良いのですが・・。

・中央区地域防災フォーラム2 上町中学校
 7月7日「災害は支えあいで乗り切ろう!地域の要援護者は?」
 中央区社福災害現地支援レポート:社協派遣者の現地報告
 基調講演:大阪大学コミュニケーション・デザインセンター教授 森栗茂一 氏
 パネルディスカッション:中大江・桃園・桃谷・東平連合振興町会
森栗先生は「自分の命は自分で守れ、人を助ける事は自分を助ける事、市民の覚悟と心構え」を熱く吠える!
大阪市消防局支援隊は「大型トラック手配で手間取らず、いち早く市バスに支援物資を満載して出発した」
緊急時には臨機応変が大事と、また訂正された津波予想では「残るのは上町台地だけ、周辺全ての人が中央区と
天王寺区に集中避難する」全く対応出来そうに無い恐ろしいことを!

★今後の予定
・防災フォーラム3:7月20日(水) 13:30〜東中学校ピロティ「新たなる防災の担い手→中学生」
 大阪市災害支援レポート、中学生による朗読劇「釜石の奇跡」、防災実技訓練
・防災フォーラム4:7月20日(水) 10:0〜南中学校(内容同じ)

・バリアフリー映画上映会 中央会館 主催:HANDSちゅうおう
昨年初めて行ない、好評につき今年も開催。日本ライトハウス情報センターとの共催。上映作品は「釣りバカ日誌3」
皆で作ったDVD創作紙芝居「盲導犬になりたかったボク」を事前上映しました。

・上町中学福祉体験授業
福祉体験授業「障害者が外出するということは」近隣の状況や問題点をパワーポイントにまとめたものを、前の週に見せて
予習をしてから、街中に出かける車いす体験をしました。体験予定日が雨で1日短縮、車いすと視覚障害各2名づつが当事者参加、
2年生3クラスが対象。その日の内に簡単に振り返り学習。総合学習半減で、このような3日間に渡る体験学習は今年限りかも?
(障害者協力講師:視覚障害2名、車いすユーザー2名)
★上町中の生徒がいち早く被災地への募金活動を行った縁で、修学旅行が出来なかった被災地の生徒を招待する
 大阪市のプロジェクトで来阪する釜石第三中学(日頃の訓練を活かし高齢者や小学生を救助、一人の犠牲者もださなかった)
 の生徒が、10月5日交流訪問する予定だそうです。

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by yamana-4 | 2011-07-13 17:29 | 防災 | Trackback | Comments(0)

災害時の危機管理を産学協同開発する大阪産大、栂さんたちの試み

◉「バリアフリー展2011大阪」で注目した展示

1産学協同開発「危機管理のUDデザイン製品」
大阪産業大学大学院は、独創的なアイディアと行動力で新しいビジネスを創造し、成功に導くことができる
人材育成を諮り、具体的な課題にとりくみながら、知識とスキルを習得するPBL(Project-Based Learning:
具体的な課題設定型学習)システムを柱とするカリキュラムのもとに「アントレプレナー専攻」課程を設置
しています。
ここでユニバーサルデザインを担当している特認教授「栂紀久代」さんは大学院生を指導し、災害時の危機
管理研究と企業と恊働した災害時用機器の開発を行っていて、その成果を展示・発表されました。
今、大変タイムリーな発表で、機器開発の実用性、機能性、デザイン性などの一層の高まりを期待したい。

 ★災害時の危機管理研究内容
<・危機管理に関する問題点の抽出・天災を人災に変えないための計画・災害時の危機管理のUDデザインの
 要因と実践・UDデザインの危機管理・福祉避難所の指定と福祉避難所ハザードマップの作成・地域活性化
 を社会貢献で・救助方法などの検証・災害時の危機管理 自助、共助、公助>
 なお、圧死を防ぐ安心ベッド枠などの「防災シェルター」を独自に自治体補助している都市は34あります
 が、補助金額は50〜10万円まで大きな格差があります。しかし、補助を出すのはまだ先進自治体だけです。
(高額補助/東京都中央区100万円、50万円 渋谷・練馬・台頭・中野区、町田市など、条件のある場合あり)

2 機能性、デザイン性の優れた「車いす吊上げ収納装置」
車のジョイスティック運転装置などのニッシン自動車工業は、車のルーフ取付け「車いす吊上げ収納装置」
を開発販売しているが、シンンプルで、機能的で、デザイン性の優れたUD製品です。
隣で展示しているトヨタは同じ機能の製品を自社開発しているが、ニッシン製の方が優れており、どうして
わざわざ自社開発するのか? 優れた先行製品を導入しないのか? 疑問を感じました。
おそらくトヨタの技術者も、そのことは感じていると思うのですが!


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by yamana-4 | 2011-04-17 20:58 | 防災 | Trackback | Comments(0)

市街地高層住宅の火災ーー火事だけは起こさないと注意したい!

◉火災、複合ビルで煙吸い2人治療-大阪・中央区26日午後5時50分ごろ、
大阪市中央区谷町7の複合ビル(9階建て)の6階の一室から出火、同室約40平方メートルと7階の一室の
ベランダを焼き、約40分後に消し止められた。
この火事でこの部屋に住む男性(57)と同居の息子(16)が煙を吸い、病院に搬送されて治療を受けている。
府警南署が出火原因を調べている。同署によると、2人は出火当時、部屋におり、
室内の電気ストーブから突然出火したという。現場は空堀商店街に近く、谷町筋に面したビルが建ち並ぶ地域。
(毎日大阪地方版11/27より)

◉地下鉄のエレベーターを上がったら消防自動車が一杯でビックリ!
火災現場は、全国の地下鉄バリアフリー情報「駅ペディア」を作っているNPO「街の案内推進ネット」の事務所が
あり、代表者のOさんが住んでいる市街地再開発ビルで、3階までが事務所、4階〜9階がマンションになっています。
消防自動車は一杯きていましたが、なかなか放水が始まらず凄い勢いで炎が吹き出していました。
消火栓は近くにあるのですが、3階までの事務所階の上にあるマンション部分がセットバックして建てられていて、
はしご車の放水銃を向けるのに手間取ったのでしょうか? 放水が始まってもベランダ側壁がコンクリートで
中まで届きにくかったせいか、なかなか火は消えず何か爆発する音も数回聞こえました。
一度消えたように見え、上階に放水を移している間に再度火が噴き出したりでしたが、もう一台のシュノーケル車
は放水することなく、はしご車1台だけの放水で鎮火しました。

Oさんの事務所などはビルの反対側だったので、何も被害はなく一安心でしたが、歳末を控えて焼けたお家の方は
本当にお気のどくでした。しかし煙を吸っただけで済んで何よりでした。
この界隈には新しい高層マンションが多く、火災が起きたらどうなるのか心配でしたが、
・6階でも消火に手間取る
・一旦出火したら凄い勢いで燃える
・上階は類焼するが両隣は炎が遮断される など分かりましたが、下の放水による浸水はどうなのでしょう?
ビルの構造や防火設備などによってもかなり違うと思いますが、火事はやはり怖いですね。
火を出さない日頃の注意が大切と改めて思いました。
(このビルは1960年後半の建築で、防火基準などが新しい建築物と違っているとは思いますが)

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(このようなことを掲載するのはためらいがありましたが、火災に対して注意してもらいたいと敢えて掲載しました。
 ご理解ください。)
by yamana-4 | 2010-11-29 03:50 | 防災 | Trackback | Comments(0)

防災訓練ー地域の小学校区単位で

◉11月15日、大阪市中央区空堀地区で町会主催の「防災訓練」が行われ、
160人もの住民参加がありました!

大阪市中央区では、区全体の防災訓練を年1回大掛かりに、お祭りのようにやっていました。行事化していて実際の災害時にどれだけ役立つか疑問で「もっと小さな単位で、自分たちのこととして」行わなわなければ、250万円と言われていた予算がモッタイナイと、関係者に進言していたのでした。この度、地域の関係が強い小学校区を単位とする防災訓練が連合町会で企画され行われ、本当に役立つ「顔の見える防災訓練」に近づいて来たなと感じました。
日曜日の朝 9:30〜11:30 まで3時間に渡って、町会役員と防災リーダー、中央消防署、区役所が恊働し、参加住民は⓵〜⓸の4パートを順番に体験訓練。
⓵AEDの使い方、人口呼吸 ⓶消化器の使い方 ⓷倒壊救助(倒れたタンスに下敷きになった人の救助)⓸避難搬送(担架、車いす)⓹炊き出し ⓺可搬式ポンプ放水訓練(防災リーダー)

町会の会館がある地域の公園には「防災用具倉庫」があり、可搬式ポンプや災害救助用具が収納され必要な時は防災リーダーが開けるが、緊急時は一般市民でも鍵を壊して開けて使って良いとのこと。また、公園地下には防火用水槽が設置されていて10tの雨水が貯水されていて、1時間の放水量があると説明があった。
この連合町会では住民の自発的な提出で「世帯単位の名簿や災害時の連絡先、要援護者の有無など」を作って保管している。高い確率で警告されているすぐ近くにある「上町断層地震」への感心は高く、多くの住民参加があった。

次はもっと身近な近隣単位での訓練が出来れば良いなと考えています。
◉12月5日、NHK教育TV「ETVワイド」生放送で、「障害者と災害」というテーマで淡路・阪神大震災からの15年を振り返りながら災害時のことを考えようという趣旨の番組が放映されます。
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by yamana-4 | 2009-11-19 13:18 | 防災 | Trackback | Comments(0)