カテゴリ:歩道・自転車道( 8 )

歩道境界の仕様について

◎京都市はどうして境界段差の大きな歩道整備を
七条大宮で行っているセミフラット歩道の境界部が大きな段差をつけられた施工になっていて、なぜ今時?と思い各自治体のゼロ段差施工と、段差境界を作っている例をまとめておきます。

◎歩道境界ゼロ段差のポイント
視覚障害者のための境界認識は段差を付けるだけでなく、車道と歩道の境界部だと分かれば良いのであり、各自治体で色んな方式の施工が行われている。段差境界を無くするには、歩道境界縁石の大きさと形状だけでなく、車道側の側溝の傾きと縁石との接続部が、滑らかさを決定する。雪国などの特別な事情以外に、これほどマチマチな仕様が必要とは思えず、国交省はそろそろ最善の仕様を統一基準として示す時期になっているのでは?


◎ 車イスでガツンがほとんど無い!静岡市の例
ゼロ段差、境界縁石ブロックが1種類だけで滑らかな歩道境界を作っていて、とてもシンプル。側溝の傾斜が緩くしてあり、境界部の縁石との関係で傾斜がキツくなることが無い。排水ミゾや排水溝が全くジャマにならず、ハマってしまうミゾが一切無くしてある。
◎ 静岡市には次のような条例がありました!
「静岡市移動円滑化のために必要な道路に関する基準を定める条例」
 http://www.city.shizuoka.jp/000148463.pdf
 道路計画課hp
 http://www.city.shizuoka.jp/deps/dorokeikaku/index.html

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by yamana-4 | 2014-07-12 20:37 | 歩道・自転車道 | Trackback | Comments(2)

大阪市本町通の自転車道社会実験と各地の自転車道

◉大阪本町通の車道に自転車道を設置する社会実験が行われています。
年始なのと堺筋〜御堂筋間の500mだけなので、通行自転車は少ない
のですが、良い試みですね。
自転車道設置には、歩道を区分する方法と車道に設置する方法の2タイプが
ありますが、歩道設置にはバス停部分や路上設置物との関係が問題、
車道設置には駐停車自動車やバス停のバス停車などが問題になります。
そもそも道交法では自転車は車輛なので「車道走行」が当然なのですが、
「自転車走行可指定」された歩道だけ走行を許される特例を、
警察が拡大解釈?して「歩道走行を推奨」した時期があり、多くの人が
「自転車は歩道を通る」と誤解し、警察は歩道の違法通行を全く取り締まらず
容認していた経緯があります。
最近歩行者との接触事故が多くなり、自転車と歩行者の分離が問題になり
各地でいろんな取り組みが行われていますが、狭い歩道で移転車道設置が
難しいケースなど、簡易的な自転車道を車道に設置する社会実験が大阪で
行われています。
現場を見た感じでは、表示だけで自転車道を設置しても良いのではないかと
思われますが、駐車車輛が問題でとても危険な状態になるのをどう防ぐかが
最大の問題のように思いました。

★大阪市社会実験の詳細
http://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/page/0000232731.html
http://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/cmsfiles/contents/0000232/232731/

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by yamana-4 | 2014-01-09 14:58 | 歩道・自転車道 | Trackback | Comments(0)

歩道事情 徳島・高松・岡山市

◉三市の歩道を実際に車いすで通行してみるとかなり差がありました。
徳島市:歩道は境界段差をつけ、自転車道は段差ゼロにが基本的、路面整備も良好な所が多い。
高松市:歩道・自転車道の区別なしに境界段差をつけ、商店街以外の道路はやや通行し難い。
    セミフラット歩道整備も部分的にあるが、全体的に歩道境界部の整備が良くない。
岡山市:境界縁石の傾斜がきつく、側溝も傾けてあり、路面舗装も良くない所が多く
    道路整備が古くて補修も不十分で通行し難い。三市では最も整備が遅れているか?
街全体を見た訳ではなく、特に岡山市は駅周辺だけしか通っていないので偏見があるかも分り
ませんが、歩道整備がノンステップバスの導入差に比例しているようにも思えました。
府県毎に歩道境界部の整備仕様が異なるのは「歩道整備ガイドライン」が曖昧なせいだろうと
思われ、福祉のまちづくり学会などで望ましい整備例を示し、国交省が統一的な歩道の
標準整備基準を作るべきでしょう。
しかし、バリアフリー法のガイドラインの境界段差2cmなど実情に合わないものを訂正し、
点字ブロ敷設や縁石、側溝、舗装材など歩道に関する整備を総合的に見直さないと、
使い勝手の悪いものを示される恐れがあり、障害当事者の意見を踏まえた検討が必要です。

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by yamana-4 | 2012-11-30 01:59 | 歩道・自転車道 | Trackback | Comments(0)

小倉レポート11 小倉の歩道整備

◉歩道は悪くないが境界部段差が気になる北九州市の歩道整備
福岡市でも同様でしたが、福岡県では歩道境界部の段差が大きく車いすやベビーカーは
衝撃が大きく通行し難いように見られます。
駅近くの道路でセミフラット歩道整備が行われていて、バス停のマウントアップも
きちんとされているのに「境界部段差を明確に作らなくてはならない」と考えられているよう
なので、北九州市役所の建設局道路部道路計画課の担当者に事情を聞きに行きました。
小倉都心地区バリアフリーのまちづくりに関する冊子なども作られ、熱心に取り組まれて
いる様子でしたが「歩道境界については当事者意見を尊重しています」とのことで、
障害当事者団体や専門家を含む「北九州市福祉のまちづくりネットワーク」との意見交換会や
現地視察のもとに整備していると!
最近2cm段差でなく「ゼロ段差で歩道境界が分る歩道境界整備」が主流になっていることは
ご存知なかったようでした。
他都市の取り組みなどについて説明するとノートを取りながら熱心に聞かれていました。
商店街の路面サインがとても分り易く「いいね」でした。

★北九州市バリアフリーの取り組み
http://www.city.kitakyushu.lg.jp/kensetu/file_0055.html

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by yamana-4 | 2012-11-15 17:20 | 歩道・自転車道 | Trackback | Comments(0)

博多レポート3 歩道事情と天神の公共EV

◉福岡県の歩道整備は、他府県で行われている歩道境界段差低減が
行われていないようで、天神やJR博多駅界隈ではどこも歩道境界にしっかり段差がつけられ、
舗装ブロックも目地抵抗が大きく、車いすや歩行車・ベビーカーや歩行困難者には通り難い所が多い。
最近の歩道整備の動向を取り入れることを阻んでいる要因は、どこにあるのだろうか?
天神地下街と地下鉄へのエレベーターは、写真の2基以外にもあるが分り難い。
地下街の長さに比べ、地上へのエレベーターや車いすトイレが少なすぎるのではないだろうか。

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by yamana-4 | 2012-09-10 15:09 | 歩道・自転車道 | Trackback | Comments(0)

西宮市の国道2号線と阪神西宮駅付近の歩道整備

◉西宮市では国道2号線のセミフラット歩道で、2車線の自転車専用区分帯が
作られ、バスベイのあるマウントアップされたバス停が整備されています。
数年前に道路構造令が改正され、セミフラット歩道の基準が示されましたが
自転車通行やバス停の整備は不十分で、歩車道境界部も段差が残されたりしている
道路整備が多いのですが、西宮市ではかなり進んだ歩道整備が行われています。
車いすやベビーカーの段差境界部の通行は滑らかで、大変通り易く作られています。

★自転車道整備については下記神戸新聞を参照ください。
「国モデル事業の自転車道 西宮の国道2号に 県内3例目」(2012/03/31)
http://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/0004929651.shtml

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by yamana-4 | 2012-09-02 01:50 | 歩道・自転車道 | Trackback | Comments(0)

危険な歩道、通行拒否する歩道

◉歩道整備に「連続して通る」意識が欲しい。

歩道改修工事は"現場判断"なので部分しか考えないことが多い。
台地や丘陵地帯は坂が多いが、横断勾配が重なると車いすは恐くて通れない。
「どの程度傾斜があると転倒するか」は重心の掛け方やスピードなどによって異なり、
本当に転倒する条件を確定するのは難しい。
自分の経験では転倒の恐怖は「心理的要素」が高く、一方からは怖くて通れない場所が
反対側からはそれほど怖くなかったりする。

・歩道整備で一番留意するのは、建物所有者からのクレーム。
・車道境界と建築境界を直線的斜線で滑らかにすることを現場では考えてしまう。
・工事に当たっては図面指示が難しく、現場判断で施工することになる。
これはある公営所責任者の話ですが、歩道は安全に通れることが一番大切であり
幅1mくらいは「傾斜を連続して緩やかにする」配慮があれば
「通れない歩道」は少なくなると思うのですが、、。

居住地近隣の「通るのが困難歩道」をピックアップしてみました。
どう思いますか?
最後の「通るな柵」は駐輪防止にはまったく無意味ですが、歩道に見えても民有地なのでしょうか?
歩道があっても民有敷地で、境界に段差があり、通れなくて引き返す所は時々あります。
横断勾配が怖くて通れない所に行き当たった時は、通る人を待って支えてもらい切り抜けます。
「ありがとう!」
(ただし大型電動車いすは平気で通れたりします)
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by yamana-4 | 2010-05-07 10:26 | 歩道・自転車道 | Trackback | Comments(0)

車いすで行った帯広(3)帯広駅周辺歩道

◉帯広の歩道整備は積雪寒冷地らしい特徴があった。
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かなりひどい状態の部分の差が目立った。
除雪のためか歩道と車道の柵が無く、
側溝のフタもない。
車道が歩道に接していて、
排水溝の窪みがいきなりあって戸惑う。

歩道は高めで縁石は全て石製、
舗装ブロックは凍結の滑り止めか、
小型の資材が使われていた。
除雪作業で破損するのか、
歩道境界部の破損が目立った。

路線バス停留所は屋根はあるが囲いは無く、
寒冷期に車いす対応バスが来るまで
待つのは難しいか?
by yamana-4 | 2009-09-07 02:53 | 歩道・自転車道 | Trackback | Comments(0)