カテゴリ:バス・市電( 16 )

綾部レポート1 あやバス乗車体験

◉久しぶりに一泊で訪れた綾部のレポートです。
4月15日午前中、ワンステップバス運行がある一番長い上林路線で、念願のあやバス乗車をしました。
終点までは小型マイクロバスに乗換える必要があり、乗車可能な21km先の「大町橋ターミナル」まで
往復。行きは綾部駅前から終点まで誰も乗車せず、貸切状態の完全一人旅でした。
復路は高齢女性2、男性2人で合計5人。
この路線は京都府道1号線で若狭本郷に抜ける近道で、若狭舞鶴自動車道と違って無料なので積雪期
以外は交通量が多く、ツーリングの有名スポットにもなっているとのことでした。
昔は砂利道で2時間位掛かっていた路線が30分くらいに短縮、その結果過疎がよけい進んで幼稚園や
小学校まで統合、商店もなくなり何でも町まで出なくてはならなくなった!
しかし、全てのバス路線が市民病院を経由、通勤や通学利用も多く平日は利用客がそこそこあり、
なんとか維持できているようなのも皮肉なことです。


・綾部市民バス・あやバス
 地域交通を担っていた「中丹バス」が撤退し、その後京都交通や綾部市が運営する有償バスなどが
 運行を試みたが成功せず、08年よりTARO'Sグループが運行を引き受け、今は関西のグループ会社
 関西丸和ロジスティクスが運行事業者となってほぼ全市域8路線を運行している。
 綾部市の「あやバスhp」
http://www.city.ayabe.lg.jp/ayabus/index.html

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by yamana-4 | 2012-04-26 23:51 | バス・市電 | Trackback | Comments(0)

車いすで行った札幌(4)

◉札幌在住者には「バスはね、、」と言われたが
「もっと乗らないとモッタイナイ」のでは?

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事前に聞いていたのと違って、バス停で来たバスに普通に車いす乗車が出来た。ただ、スロープ板の引出しセットのやり方が分からない運転手が多く、あまり利用されていないような印象を受けた。

モエレ沼公園に行きたかったので、北海道中央バスに「車いすで乗れるバス」を問い合わせると、当日9時過ぎに電話したにも関わらず「12時15分大通りバスセンター発をスロープ付き車体で手するので、地下乗場から乗車してください」と言ってくれた。

行ってみるとエレベータが無く、地上から乗場に行く方法がなかった!
地下鉄大通り駅から行けるので、地下鉄職員に聞いてくれと聞いていたので大通り駅駅務室で聞いたところ「途中に階段があっていけません」!!
事情が良く分からないので、手配したくれたバス会社職員と地下鉄駅員とで相談してもらい、地下からスロープを出た付近の歩道で乗せてもらうことになった。場所が分からないので地下鉄駅員さんに「済みませんが案内して頂けませんか」と頼むと快く引き受けて頂いた。

指定場所まで地下鉄駅員さんに送って頂いたら、バス会社職員も車で駆けつけてくれ無事乗車出来た。
他社のバス乗車で業務外のことなのに少しも嫌がらずに、乗れるまで面倒見て頂いた札幌市営地下鉄駅員さん、本当に有難うございました。
それにしても、バス会社の職員が「車いすで地下乗場に行けないと知らなかった」ことが大騒ぎの原因だったが、当日すぐにスロープ付きバスを手配してくれ、バス停以外で乗車させる融通の利かせ方は、他所では考えられない。
札幌の人達のホスピタリテーには感激だった。
帰りのバス手配もしてもらい、やはりバス停でない所で降ろしてもらった。

函館や帯広でも、事前にスロープ付きバスを予約すると簡単に手配してくれる感じだったが、北海道では「車いすでバスに乗るのは予約する」のが常識なのだろうか?
寒冷期に何時来るか分からないバスを待つことは、出来ないということなのかな?
いずれにしても、北海道の車いす使用者は「日常的にバスに乗る」文化がまだ無いようなのはモッタイナイことではありませんか。
札幌は乗れるバスがすごく多いのに!

市内観光バスは、
JR北海道バスが「ぶらりサッポロ観光バス」というレトロバスを、
北海道中央バスが「さっぽろ散策バス」を運行しているが車いす対応バスでは無いようだった。仙台のようにレトロバスでも車いすが乗れると良いのだが、、。これも頼んだらスロープ付きバスを手配してくれるかも?

北海道中央バスの
幅広ドア2段ステップ車と
引出しスロープ付き1ステップバスの比較、
ワンステップバス車内は
全体が段差の無いノンステップ状態だった。
by yamana-4 | 2009-09-09 16:31 | バス・市電 | Trackback | Comments(0)

函館レポート3

低床市電は乗れなかった!函館バスはかなりの確率で乗車できる?
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・民営「函館バス」:ワンステップ、ノンステップバスの比率はかなり高いように見えたが時刻固定されず、事前に配車を頼まなければバス停で乗車拒否されることもあるとか。それでは運行情報がネットで取れる意味がないので、「バスに車いすで乗れるのは当たり前」と習慣付ける必要があり、地元の人がもっと頑張って乗車して欲しい。また、観光地なのに車いすで乗車できる循環バスなどは運行されていない。
・バスの引出し式スロープは雪国ではサビ付いたりして、メンテナンスに手間が掛かるとのことだが、雪などをふるい落せるスロープが付いているバスがあった。

c0167961_1702677.jpgc0167961_1704547.jpgc0167961_17154219.jpgc0167961_17151872.jpgc0167961_17162713.jpgc0167961_1716997.jpgc0167961_17164390.jpgc0167961_1735281.jpg
・市電:全体で2両だけ低床車両が運行されている。5分間隔運転なので便利、高齢者には良く利用されているようだった。低床車両の運行時間は別に掲示されているが、1時間間隔くらいなので利用し難い。
車いす対応部分低床車:中央部のみ低床で前後には段がある。スロープは運転席から自動操作。
低床車両「らっくる号」:全体がノンステップ仕様だが、電停に段差が在り備付けスロープが2枚分離式で短いので、どの車いすも転倒防止車輪がつかえて使えないだろう。新型車両の方に乗れないとは驚きであった!!
電動車いすの方は介助者2人の力技で乗車したが、私は乗車をあきらめざるを得なかった。このタイプの車両を電停改善なしに導入する意図が分からない。
・電停は一番広い函館駅前でホーム幅135cm、端にスロープが無くもっと狭くて段差のある電停も多く、車いすの自力乗降は難しい。
・市電軌道内整備が悪くて、横断歩道で車いすが横断するのは非常に困難な感じであった。
・歩道整備も駅前の一部を除くと歩道境界の段差や傾斜が大きく、曲がり角に降り口がなかったり、横断勾配が大きくて通れなかったり、路面状態が悪かったりでかなり悪い状態だった。「函館では知らない歩道を通ってはとんでもない目に遭うことがある」と思った!
・函館市は部分的にバリアフリー化がなされているが、街全体にそのような意識が感じられず、非常にちぐはぐな印象を受けた。残念ながら全体的なレベルでは評価し難い。これからの観光地として、もっと行政の意識アップが必要ではないだろうかと思った。
by yamana-4 | 2009-06-22 17:37 | バス・市電 | Trackback | Comments(0)

ハンドル形電動車イスで行った新潟2  

◉新潟駅とバスターミナル
新潟駅と周辺は「新潟駅周辺整備計画」を策定整備中。詳細は
http://www.city.niigata.jp/info/ekisyu/profile-gaiyo.htm

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JR新潟駅は
エレベータ設置1ルート整備済
(写真をクリックすると拡大します)

バスターミナルは老朽化が甚だしく、乗降口への段差、縦着による地面から乗車など、例を見ないほど悪い環境であった。新潟交通全体の低床バス導入率は20%と聞いたが、地元障害当事者によると30%は達成しているようで、都心部ではかなりの確率で乗車できた。

c0167961_1664445.jpgバス乗場へは全体に段差があり、一番端の観光循環バス乗場のスロープから各乗場へ廻る。短い携帯スロープを使う観光循環バスは電動車イスでも自力乗車はムリで、降車も歩道に着けない場合は降りると言うより「落ちる」と言う感じ。バス乗場の整備を優先的に行って欲しいものだ。
バス運転手の多くは車いす乗車対応が初めてで、スロープの引出し設定方法に不慣れだったり、携帯スロープの使い方を知らなかったりする例があった。学会参加者で乗車拒否された事例があったようだが、私の体験では不慣れなだけの運転手もあり、親切で手慣れた運転手さんもいた。
なお、最終日に朱鷺メッセから新潟駅へのバスのスロープ板が出て来ず、バスが運行打切りになる事件が起った。バス定期点検にスロープ板チェックは行われていないとのこと。運転手の対応訓練とスロープ板の定期点検は必須事項とするべきだろう。
地元紙への投稿を以下に。(9/1新潟日報)
「バスに車いす運転手嫌な顔」車いす利用者らが乗車しやすい低床バスが、新潟市内にお目見えして何年たつでしょう。私は最近まで、一度も利用者を見かけませんでした。ある暑い日のこと、バス停で私の前に車いすの方が並んでいました。その方が低床バスを利用する様子を見ていて「なんだか利用しにくい運転手の対応だな」と思いました。別の日、知人の車いす利用者から電話がありました。聞くと「初めて一人でバスに乗ったら運転手に嫌な顔をされ『次から一人で乗らないように』とまで言われた」と憤慨していました。やっぱり利用しにくいのか、と思いました。せっかく車いすの人が行動しやすいように導入された低床バス。関係者の認識は深まっているのでしょうか? 障害のある方がもっと利用しやすい、思いやりのある対応を関係者にお願いしたいと思います。いつあなたが車いす生活になるか分かりませんよ。(新潟市中央区64才)

地元の人にはメゲズに乗車をし「バスに乗るのは普通のこと」にして欲しい。なお、道路運送法には以下の条文があり、バスは車いすでの乗車を合理的な理由を示さずに拒否できないと知っておいて下さい。
◉道路運送法13条
第十三条  一般旅客自動車運送事業者(一般貸切旅客自動車運送事業者を除く)は、次の場合を除いては、運送の引受けを拒絶してはならない。
一  当該運送の申込みが第十一条第一項の規定により認可を受けた運送約款(標準運送約款と同一の運送約款を定めているときは、当該運送約款)によらないものであるとき。
二  当該運送に適する設備がないとき。(以下略)
by yamana-4 | 2008-09-03 13:57 | バス・市電 | Trackback | Comments(0)

車イス旅行者の仙台レポート2

◉バス交通 仙台市営バス・宮城交通バス
仙台市は地下鉄が1路線しかなく、バスが公共交通の主要な役割を担っている。市営バスと宮城交通が競合しあっているが、接近情報サービスは協調して行っている。公表されている車いす乗車可能車両は、まだ20%程度だが実際バスを利用してみると、接近情報サービスで携帯からノンステップ、ワンステップバスの近づく様子を知ることが出来るので、効率良く利用する事が出来た。

c0167961_17183839.jpgバス停で観察してみても、そんなに少ないようには見えなかった。市内路線と近郷路線があり、全体の運行数はかなり多いようで、市内は100円均一区間が設定されて利用しやすい工夫がされている。
◉観光客用に運行されている250円均一の「るーぷる仙台」
c0167961_17413980.jpg仙台市営の「るーぷる仙台」は、一日乗車券(600円)で、乗り放題、乗り降り自由。1回乗車は250円均一。車いす乗車可能で便利なバス。
「仙台市観光シティループバス」として、観光施設の割引がついて、ワンマン運行の運転手さんが、ガイドをしながら運転している。
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仙台市交通局と宮城交通(株)は、バス利用者の利便性向上の取り組みとして、平成18年4月1日から、路線バスの接近情報をインターネット等をじて、バスを利用する皆様にお知らせするバスロケーションシステム(「愛称どこバス仙台」)の運用を開始。
インターネットに接続できる携帯電話やパソコンから,乗車するバス停・降車するバス停を指定すると,その時点で利用できるバスがいくつ前の停留所を出発しているか,市内のほとんどのバス停における情報を知らせる。
by yamana-4 | 2008-08-24 17:51 | バス・市電 | Trackback | Comments(0)

盛岡レポート3

DPI日本会議全国集会 in岩手 jun.14~15 ’08
◉便利で使い易い市内循環バス「でんでんむし」と
 近郷へのノンステップ路線バスなど

「でんでんむし」は、盛岡駅前から運行され100円均一、10分間隔、右回り、左回り2系統のワンステップバス。
岩手県交通有数の黒字路線とのことで、素晴らしい市内循環バスの成功例だそうだ。スロープは引き出して、上端を折り返す方式。ルートは市内中心部のほぼ全域をカバーし、すごく利便性が高い。
乗客の方々に話を聞いてみると、皆さん便利さに満足されていた。
ただ、車いす利用が少ないせいか、斜め停車が普通であったり、スロープのセットが不慣れだったり、跳ね上げ座席には一顧もしなかったりと、扱いに馴れていない運転手もいた。
盛岡城址前バス停では乗車の合図をしたが、無視されて通過されたりもした。私のちょっと変わったハンドル形電動車いすは、運転手さんには車いすと認識されなかったようだ!
素晴らしいバスを運行されているのだから、車いす利用を増やして、もっと馴れるようにして欲しいと思った。
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c0167961_1373990.jpg盛岡駅前東側の
でんでんむしバス





駅西口バス乗場の近郷路線バス
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盛岡の交通バリアフリー活動は「CILもりおか」のホームページ
<おでんせ★CILもりおか>に詳しく掲載されている。
http://cil.55street.net/
地域的には、車が無ければ生活できない「車社会」にならざるを得ないのは仕方のないことだろう。しかし、このようなバスの車いす乗車環境が、東北地方の現実として、聞いていたよりずっと進んでいるのは、地元の皆さんの活動の成果でもあるだろうと感銘を受けた。
最も整備の遅れている歩道が通行し易くなったり、鉄道利用がもっと盛んになるよう整備されることを期待したい。
by yamana-4 | 2008-08-07 13:13 | バス・市電 | Trackback | Comments(0)