10/8 恐れていた事態発生! 直前の10/6 JR杉本町駅南側踏切実態調査報告
◉踏切で女性はねられ死亡、台風影響で遮断時間長く進入?
8日午前7時55分ごろ、大阪市住吉区杉本2丁目、JR阪和線杉本町駅近くの踏切(警報機、遮断機つき)で、関西空港発京橋行きの快速電車(8両編成)に女性がはねられて死亡した、と大阪府警が発表した。電車は現場に約35分間停車、乗客1300人にけがはなかった。
 住吉署によると、女性は近くに住む28歳の会社員。通勤途中と見られ、踏切の中央付近から傘を差して小走りに遮断機をくぐって線路内に入ったところをはねられたという。台風によるダイヤ変更などの影響で「遮断機がいつもより長く閉じていた」との目撃証言もあるとして、同署は関連を調べている。
(2009年10月8日朝日新聞より)

◉この事故に関して「JR杉本町駅東口設置推進の会」は村田代表名で以下の声明文を出し、踏切改善を一刻も早く行い、このような事故を二度と起こさないよう申し入れを行った。

2009年10月10日
大阪市長 平松邦夫様 JR西日本社長 佐々木隆之様
JR杉本町駅東口設置推進の会 代表 村田 惠三
 2009年10月8日の早朝7時55分頃、JR杉本町駅の北の踏み切りで、28歳の女性が列車に跳ねられ、死亡する事故が発生した。「JR杉本町駅東口設置推進の会」(代表 村田恵三)としては、本会がかねてから大阪市およびJRに指摘し、警告してきたにもかかわらず、「開かずの踏み切り」を放置してきたことから起こるべくして起こったものと考えている。
 杉本町駅南および北の「開かずの踏み切り」とそこでの危険性は、杉本町駅の駅舎構造の不備が根本的原因である。
大阪市およびJRは、バリアフリー新法が促している2010年の12月末までに、杉本町駅の東西出入り口の設置および通行と駅のバリアフリー化の工事を終えるよう、速やかに駅舎構造の改善に真摯に取り組まれることを強く希望する。


◉朝の通学時間に踏切の実情を見てきました<開かずの踏切リストに>記載されている「杉本町駅南一踏切」(10/6調べ)
事故の起こった北側踏切はレールが4本で、横断距離はこの踏切より短い!

「開かずの踏切」とは、ピーク1時間当たりの遮断時間が40分以上の踏切のことをいい、
全国に約600箇所存在し、この踏切はリストに記載されています。(国交省道路局)
また緊急対策踏切リスト(速効対策及び抜本対策の対象踏切1960箇所) には
「杉本町北一踏切」も入っています。
10月12日(月) MBS(大阪毎日テレビ)報道・情報番組[VOiCE]17:50~18:40で
JR杉本町駅問題が取り上げられることになり、
取材協力の一環で通学時間の踏切の実態を調べました。
・開いたららすぐ閉まり、遮断機で閉じ込められる
・車と同時に渡るので人数の多い歩行者が渡るスペースが不足
・人の流れの反対方向に渡れない場合がある
・踏切内には線路が7本もあり、車いすやベビーカーなどの横断は困難で危険
(車いすの車輪が線路ミゾにハマり危機一髪で助け出された近時例がある)
・レール3本は廃止された貨物線のもので撤去すれば踏切幅は半分近くになる
・ラッシュ時の遮断機開閉は非常にランダムで、
 安全な通過時間があるか判断できない


・遮断が降りている時間と開いている時間の実態例
(写真を写しながら単独調査なので多少誤差はあります)


なお、JR西日本は
「踏切の安全については道路管理者の責任であり、
JRが問われるのは踏切の安全設備をきちんと設置
しているかであり、本来自治体の責任である」と
言っている。
# by yamana-4 | 2009-10-06 03:08 | JR杉本町駅問題 | Trackback | Comments(0)
大阪市立大学術情報総合センターに「JR杉本町駅問題」展示と資料コーナー設置
◉JR杉本町駅・踏切問題展示テーマ
「大学が『まち』のためにできること、
『まち』といっしょにできること」

今、大阪市立大学内でJR杉本町駅問題に関する展示と参考資料などの
コーナーが作られ、学生や教職員の意識啓蒙が計られています。

場所:大阪市立大学 学術情報総合センター1階・2階(2階に入るためには、カードが必要)
   http://libweb.media.osaka-cu.ac.jp/access.html
期間:1階展示〜10月14日 / 2階展示 10月末まで予定
内容:1階・パネル展示
     宮本佳明設計案
     生活科学部「QOLプロモーター育成による地域活性化事業」
   2階・関係資料・図書の展示
    (「学生に読むことを勧めたい本」コーナー展示)
   - 東口運動:要望書、市からの回答書、反論書/経緯等
   - 東口問題:関係法令集
   - 東口問題:事故調査記録(「情報公開請求」制度によるもの含む)
   - 宮本佳明教授・設計詳細 など資料。ほか、図書。

2階部分は図書カードが必要、「市民利用制度」(有料)の利用は下記から
   http://libweb.media.osaka-cu.ac.jp/japanese/shimin.html
(展示企画、収集は法学研究科 和久井先生のご努力によって行われたものです。)
# by YAMANA-4 | 2009-10-04 01:13 | JR杉本町駅問題 | Trackback | Comments(0)
阪急淡路駅と連続立体化事業、杉本町駅問題との関り
◉淡路駅は待避設備を持つ島式2面4線のホームを持つ地上駅。高槻よりの東西双方に改札が設けられており、各ホームは地下道で連絡している。エレベータが設置されているが、改札口は地下相当階にあり、東西へ出るには急な坂がある特殊な構造。京都本線と千里線平が面交差しており、上り・下りともに駅構内手前に複雑な分岐点があり、踏切も二重になっている。
高架化工事と駅周辺区画整理が進行中で、総事業費1600億円とも言われる巨大プロジェクトに建設局予算が投入され、この事業が終わるまで「杉本町駅整備」に廻す資金の余裕はないと大阪市担当者は述べている。

◉阪急京都線・千里線連続立体交差事業(阪急淡路駅付近の高架化工事):淡路駅周辺の17箇所の踏切を廃止することが目的【崇禅寺駅・柴島駅・下新庄駅も同時に高架化される】
柴島〜淡路間の路線高架工事は進行中。<21年度 阪急京都線・千里線連続立体交差事業予算:45億6千万円 (付属街路整備を含む)>(注:路線高架事業は自治体の役割で、鉄道事業者は受益者負担として1割程度の資金負担をする)

◉「阪急淡路駅立体化」:現在の駅の東側に新しく二層式の高架駅舎(1~3F:コンコース・JR駅との乗り換え口・店舗など、4F:上りホーム、5F:下りホーム)を建設し、完成すると京都本線と千里線が立体交差になり、ダイヤ上のネックも解消される予定。また、駅舎はすぐ北側にあるJRおおさか東線(城東貨物線)を跨ぐため、相当な高さになる。

◉淡路駅周辺地区土地区画整理事業(大阪都市計画事業)
連続立体交差事業に併せて、阪急淡路駅を含む8.9ヘクタールの区域において、駅前広場や道路・公園の整備など、交通の結節点にふさわしいまちづくりの事業が進められている。店舗や住居も移転先はほぼ決定し実行段階に入っているとか。
バリアフリーの観点からは、駅改札まではそれほど問題ない。エレベータは直角スルー型11人乗り、自動改札は幅52~54cmと通常より狭いが、90cmの幅広改札がある。問題は駅敷地から淡路東商店街への急な坂で、手動車いすでは自力では困難な状態。

阪急千里線は大阪市営地下鉄「堺筋線」と相互乗り入れしていて「天下茶屋」で南海本線と連絡し、和歌山〜京都を結ぶ便利な路線でもある。
また、駅東西の交通は地下通路を利用できるが両側に急な坂があり、1日5時間閉まっている二重踏切で分断されている。

杉本町駅と同じ「島式2ホームと開かずの踏切」という問題を抱えているが「エレベータ設置済みと東西横断地下道」で一応の解決がなされており、連続立体交差と区画整理事業による「まちづくり再開発」のウェイトが高く、駅問題としては杉本町駅の方が深刻か?
しかし、密集市街地での高架工事や敷地にゆとりのない高架駅工事など難事業で、全体計画の進捗が予定通り進むのは相当難しいようにも見受けられ、いつまでも杉本町駅に取りかかれないとしたら困ったことになる心配がある。

ある商店街店主に聞いた話では、周辺に多くの駐輪場が設置されているが「作るだけ自転車の数は増え、目下の最大問題は駐輪対策。商店街リニュアルで若い人たちの参入を期待しています。私たちはもう退場です!」
通勤客だけが増えて、古くからの顧客が減っていく商店街が新しい時勢に対応していくのは悩みも大きいようだった。

◉杉本町駅問題に関わってから一度現地をと思っていた「阪急淡路駅と周辺」の状況を見てきたレポートです。
阪急電鉄は古いままの駅施設が多く、二つの路線が平面交差していることから起こるこの駅独特のネックもありますが、密集市街地の中にある駅と周辺地域の再開発と、踏切を17ヶ所解消する連続立体交差、4駅建て直しを同時にやろうとする難事業です。
経営的にも苦戦していると聞いている阪急電鉄にはかなりの負担でしょうが、現状はかなりひどく事業の必要性は十分理解できました。
でも、ここが終わらないと杉本町駅は着手できないでは困ります。
何とかやり繰りして欲しいものです。

# by yamana-4 | 2009-09-22 10:38 | JR杉本町駅問題 | Trackback | Comments(2)
JR杉本町駅改善に関する第2回目シンポジウム
◉7月1日、第2回JR杉本町駅改善シンポジウム「人にやさしいJR杉本町駅を目指して」主催:「JR杉本町駅東口設置推進の会」が大阪市立大学で開催され、地域住民など130余名が参加。予定時間を超えて熱心な討議が行われた。
開会18:00 司会:西川禎一(大阪市立大学生活科学研究科教授)
[本シンポジウムの趣旨説明]
・田畑理一 (大阪市立大学経済学研究科教授)
◉第1部
[報告:これまでの運動について]
・山本義彦(浅香地区まちづくり協議会会長) 
     高架南伸運動のあゆみと問題点
・村田惠三(大阪市立大学理学研究科教授・推進の会代表)
     JR杉本町駅東口設置推進運動のあゆみと問題点
[講演:法律と技術]
・三星昭宏(近畿大学教授、日本福祉のまちづくり学会前会長)
     バリアフリー新法のねらい(こんな心で作った)
・宮本佳明(大阪市立大学工学研究科兼都市研究プラザ教授)               技術的、経済的観点から駅舎を考える(現在の問題点)
◉第2部
[パネルディスカッション]
座長:北川博巳(兵庫県立福祉のまちづくり研究所 主任研究員) 
進行役:山名勝(大阪市身体障害者相談員)
パネラー:
・奥井史朗(山之内連合町会長:住民代表)半世紀の住民の悲願
・渡邉重夫(依羅連合町会長:住民代表)半世紀の住民の悲願
・石田義典( 障大連事務局長)障害者の立場代表して   
・鳥屋利治(車いす大学通学体験者)最寄り駅から通える大学へ 
・平 覚 (大阪市立大学法学研究科教授)法律家の立場から
・三星昭宏・宮本佳明・田畑理一・村田惠三

これまでの運動の経緯や現状報告、それぞれの立場から問題点の指摘があったが、推進の会の村田・田畑教授からの「皆さんの熱意こそが原動力、一致団結して取組もう」とのアピールが、参加者一同の思いを表すものであった。

◉ハッキリしてきたJR杉本町駅の問題点
1、駅のバリアフリー化
2、踏切解消(連続立体交差事業)
3、駅東西のまちづくり
単なる駅のバリアフリー化では解決できない、踏切解消と町づくりがからむこの問題は、JR単独でなく大阪市がどう関わるかがキーポイント。
根本的な解決には高架南進による橋上駅化が必要だが、120~150億円と見積もられている費用と高架事業完成までの年月(最短で15~20年?)をどうするかとの難しい課題がある。大阪市の都市計画では現在「阪急淡路駅近辺連続立体事業計画」総事業費1,613億円(自治体負担1,413億円、鉄道事業者負担200億円、事業採択 平成3年度/完了予定 平成32年度)が進行中で、次に京橋駅整備(大阪市負担想定額600億円)が控えており、これらの事業のメドが立たないと資金のゆとりが無いというのが本音のよう。<建設局事業評価所より>

一方「住民提案による基本構想作成」
1、JR杉本町駅のバリアフリー化と東口復活、東西自由通路の併設。
2、駅と主要施設間の経路の移動円滑化。
3、大阪市立大学構内および周辺地域との移動円滑化。
4、協議会を平成21年4月1日までに設置し、基本構想作成後も検証のため存続させる。

には6月25日付で大阪市から文書回答があり、住民提案を受け入れられない理由と今後の方針を以下のように述べている。
1、バリアフリー新法の整備目標年が旧法と同じ平成22年である。
2、財政難から既存25地区の道路特定事業整備進渉率が、20年度末で約50%しかなく新規事業着手が非常に困難な情況である。
「しかしながら、鉄道駅舎のバリアフリー化は重要と認識しており、平成22年までに実施されるよう働きかける。」と大阪市は計画も立てずJR任せという、無責任なものであった。

なお踏切解消については、一切触れていないが基本的に大阪市に責任がある。平法学部教授の話しでは「バリアフリー新法では住民提案を尊重しなさいと解釈できるが、もともと法は行政に都合良く出来ていて訴訟での解決は難しいと言える。しかし要求を積み重ねていくことで直して行ける可能性はある。」
◉大阪市、JR、推進の会三者によるワーキングは、7月2日第1回目を終えた。
歩み寄りは困難だが、譲れるところは譲って基本的な合意を形成しなくてはならない。このワークの課題は「高架事業までの長い年月に対して、暫定的な駅バリアフリー化をどの程度まで進めるか」であるが、踏切安全対策をどうするかには暫定策が無いのが頭の痛いところである。1回目は技術的検討に答えられるJR側技術者の出席が無く、2回目を1週間後に行うことになった。
# by yamana-4 | 2009-07-04 10:36 | JR杉本町駅問題 | Trackback | Comments(0)
JR杉本町駅改善計画、JR案の提示
◉6月18日、第2回JR杉本町駅改善計画に関する協議会が大阪市立大学で行われ、JR案が提示された。下図の簡単なスケッチ1枚のみで、概算費用もアバウトな算出であり、検討に価しないような内容であった。
・JR案の概要 図は 左側が北:天王寺方面、上が東:市立大学側
1、東口改札を新設、エレベータ設置して新設通路を跨線橋東端の南側につなぐ。(廃線が決まっている東側貨物線跡地利用)
2、2面の島式ホームから跨線橋への上降はエスカル(側面レール式階段昇降機)を各階段に設置して行う。
3、西側既存駅と跨線橋は必要な補強以外は改修しない
エレベータ設置は行わない、エレベータの必要な乗客は踏切を渡って東口のエレベータを使わなければならない。
4、新設の東口に関する費用は全額要望者負担。
概算見積もり:バリアフリー化3億円(EV.エスカル)(大阪市のEV設置補助上限3,200万円/バリアフリー法規定では、JR・国・自治体が各1/3づつ負担)、駅舎新設部分6億円。
5、踏切解消はJRの責務ではない。
踏切内の安全施設には責任があるが、踏切は道路であるから自治体の所管
(踏切事故は道路管理者に責任がある)
6、駅に付属する自由通路は道路であるから、JR側から提案や設計盛り込みを行うことはない。
(自治体が発案し協議する問題)

・宮本教授(建築家、市大大学院教授)の質問で判明したこと
1、新設部分の跨線橋への通路を支持する2本の柱位置は技術的に不可能。
2、現在の跨線橋は「木造レール造」で耐震性に問題があり、また新設部分との床面のレベルとは、現在の基準法に準拠すると構造上80㎝程度の段差ができるが、1/12勾配スロープで9m必要なので、この案ではバリアフリー化出来ない。

この初歩的な2つの質問から明らかになったのは「技術的裏付けのないスケッチ」を提示して、協議会の要請には誠実に答える気持ちが無いこと。
大学院教授を中心にした協議会に、このような幼稚なスケッチを提出したらどうなるか分からないはずはない。JRの真意が全く分からない!
・今後の方針
JR案は技術的な検討がなされておらず案とは言えないものであるから「大阪市も加わって協議会側とJRでのワーキングを行う」
(日程は6月30日か7月2日で調整する)ことになった。
技術的検討だけでなく「駅改造プラン、バリアフリー化」そのものから検討する必要があるというのが、宮本教授の考え。
・その他判明したこと
1、駅舎新設部に対する費用負担への大阪市側見解は「JR負担すべき」
2、杉本町駅の営業収入に対する質問はJRに回答拒否された。
3、1回目の協議会で大阪市建設局見解として「高架南進」は都市計画になく、議論開始に10年、工事着工に10年掛り、20年以内に実現する可能性はないと分かったにも関わらず「自由通路等へ国庫補助を使うと駅立体化補助への妨げになる」との発言が、建設局中期計画担当課長から再度あった。
4、自由通路に関しては大阪市から発案しない限り、JR側が検討することはない。
5、大阪市がバリアフリー新法に基づく提案制度に対応する体制を作っていないことを確認した。

結局、大阪市の前向きの姿勢が問題解決のための決定的な要素であることがはっきりした。しかし「大阪市は財政的ゆとりは全く無い」とのみしか答えない市当局の市政では解決の糸口も無い。
とにかく実施可能な解決案を固めることは急務であるが、取組む主体がやる気が無いと見えるのが、最も困難な部分であることが嘆かわしい!


◉第2回JR杉本町駅改善シンポジウム「人にやさしい杉本町を目指して
日時:7月1日、18:00~20:10 /入場無料・事前予約不要
場所:大阪市立大学情報総合センター10階大会議室
第1部[これまでの運動]
山本義彦(浅香地区まちづくり協議会会長)高架南進運動のあゆみと問題点
村田恵三(大阪市立大学理学研究科教授)JR杉本町駅東口設置運動のあゆみと問題点
[法律と技術]
三星明宏(近畿大学教授 日本福祉のまちづくり学会会長)バリアフリー新法のねらい(こんな心で作った)
宮本佳明(建築家 大阪市立大学工学研究科兼都市研究プラザ教授)技術的、経済的観点から駅舎を考える(現在の問題点)
第2部[パネルデスカッション]
座長:北川博己(兵庫県立福祉のまちづくり研究所 主任研究員)
進行役:山名勝(大阪市身体障害者相談員)
パネラー:奥井史郎・渡邊重雄(山之内・依羅連合長会長)石田義典(障大連事務局長)鳥屋利治(大学卒業障害当事者)平覚(大阪市立大学法学部教授)/他第1部スピーカーも参加
多数ご参加下さい!

# by yamana-4 | 2009-06-21 02:33 | JR杉本町駅問題 | Trackback | Comments(0)
JR杉本町駅問題、現在の情況
◉国内2例目を目指して住民提案をおこなったが、基本構想作成の協議会は大阪市が設置する意思がなく、たなざらし状態のままにされている。代わりに住民と大阪市、JR西日本など関係者が参加する「JR杉本町駅改善計画に関する協議会」が大阪市計画調整局バリアフリー施策担当課から提案され、5月28日に大阪市立大学内で第1回会合が行われた。
・まず確認されたのは、隣駅過ぎまで完成している連続立体交差事業は既に終了している。延長の再事業開始は、早くても20年は見込みがないという事実。
・JR西日本大阪支社管内で、1日乗降客5000人以上のバリフリー義務化駅は150以上あり、内70%以上の整備が済んでいる。
・杉本町駅のバリアフリー化の必要性は認識している。
実施を阻害している要因をJR側は以下のように挙げた。
1、駅構造の特殊性ー島式ホームが2本あり、東側中二階駅舎改札までを跨線橋と通路で連絡している。
2、ホームの幅が4.5mしかないが、快速・特急列車回避駅のため両側に線路が敷かれていて拡幅できない。従ってエレベータ設置は非常に困難。
3、列車運行や信号システムを使いながらの駅やホーム改修は難しい。
4、踏切遮断時間は40分以上あり「開かずの踏切」に当たるが、踏切解消は高架にするしか手段がない。

◉現状の駅と踏切
駅乗降口は東側1個所、駅の前後に踏切があり大阪市立大学や駅東側地区へは、踏切を渡らなくては行けない。(踏切内は4路線、8本のレールを越える)
駅舎は二階にあり、2本の島式ホームへは跨線橋でつないでいる。
JR阪和線はもともと私鉄で戦時中に国鉄移管されJRに至っているが、杉本町駅はその当時のままの古い駅で、現在のJR鉄道基準に合っていない。

◉東口設置を推進する会案
市立大学教授で建築家の宮本佳明さんが考えている「自由通路を併設した解決案」
駅の特殊性による技術的問題をクリアー、建設費比較でも最も安価で現実的な提案。
これに対して、JR側からは対案が示されなかった。
JR案の提示と検討は第2回会合、6月18日午後7時〜(大阪市立大学)に
持ち越されることとなった。
# by yamana-4 | 2009-05-30 11:44 | JR杉本町駅問題 | Trackback | Comments(0)
国内で2例目の住民提案による基本構想策定へ
◉JR阪和線杉本町駅(大阪市立大学もより駅)の東口設置運動が、バリアフリー新法の住民提案による基本構想策定へと進化しようとしています。

昨年12月4日「JR杉本町駅東口設置緊急シンポジウム」が大阪市立大学で開催されました。
(以下「JR杉本町駅東口設置推進の会」代表 村田惠三 大阪市立大学大学院理学研究科 教授 のHPより抜粋)
http://homepage3.nifty.com/muratak/higashiguchi.html
1.要求:JR西日本に「JR杉本町駅東口の設置」を要望します。
2.背景:杉本町駅は大変奇妙な構造をしており、駅の西にしか出口がありません。日本最大の公立大学である大阪市立大学は駅の東に隣接しており、1日、1万人規模の人数が杉本町駅の南北の2箇所の「開かずの踏切」の横断を強いられています。
 このような駅舎改善改築工事には、事業者(JR西日本)、自治体(大阪市)、国(国土交通省)の3者の協力が必要であると認識しています。大阪市立大学学長も東口設置の問題を重要であるとして、その実現に取り組んでいます。住民にも高架化の運動がありました。しかし、現在、このような主張が公になっているとはいえません。そのため、ここに東口問題の重要性、緊急性の主張の存在を公に明示する必要があると考えました。
また、運動に参加いただける方は大学内外を問わず、歓迎いたします。

◉その後の展開
知人に勧められて参加したのでしたが、さすが大学の先生方のアピールは論理的で詳細、駅改良案も以前示されたJR案との比較概算見積もりを付けて提示され、ほぼ決定案に近いものが出されました。設計案は学内の宮本佳明さん(大学院工学研究科兼都市研究プラザ教授)が作られたもので、2本の島式ホーム幅員が4.5mしかない特異な駅を、エレベータ設置のバリアフリー駅改良に止まらず、東西の自由通路を新設しながら如何に低コストで、しかも列車運行しながら建設するかという難題を見事に解決するものでした。
ところが私どものようにバリアフリーの観点から鉄道を考えている者には
実現へのアプローチが違うように感じ、質疑応答で「なぜバリアフリー新法の目玉である住民提案による基本構想策定にして、法的に実施義務が生じるように考えていないのですか?」と質問。
後で分かったのですが、大阪市立大学にはその方面の学科がなく、関係する先生もごく少数であり、このプロジェクトに参加されていなかった。
で、このような問題解決のための基本的な手法をご存知無かったようでした。しかし、大学の先生方はすぐにポイントを理解され動き出されました。

◉基本構想策定協議会立ち上げへ
大阪での基本構想策定を推進している近畿地方整備局にアドバイスを受け、実現のための最も良い方法として、バリアフリー新法の住民提案制度を活用して「要求を法的にオーソライズしたものに書き込む」こと。
そのための協議会立ち上げに精力的に動き始められ、私もお手伝いすることになりました。
方針は「駅舎部分はバリアフリー法による1ルート整備駅に」
「自由通路を含む東西乗降口の新設は、まちづくりや道路として取組む」

この二つを融合し、周辺の活性化や大学構内も含んだ総合的な基本構想を早急に作るとハッキリしてきました。
大阪市に策定協議会を直ぐに設置させること、JR西日本に当事者として協議会に参加してもらうことが先ず目標です。
大学と地域住民と障害や高齢当事者が一体になって「住民提案による基本構想策定」をとの画期的なことをやろうと燃えています。既に参加を表明されている関係者の方も多く、国交省や関係学会からの支援や参加も得られそうでエンジンが掛かって来ました。

2月13日第1回準備会スタート
問題がだいぶハッキリしてきたので、関係者が集まって今後の方針を協議する準備会を行いました。(大学関係者、障害当事者、地域自治会代表、公的機関専門家など20名ほど)
・提案前の市当局への事前説明と相談
・市議会関係への協力要請
・住民や地域障害者の賛同署名と共同提案者を募る
など提案に向けての準備と、協議会立ち上げを確実にするために行動することなどを熱心に話しあいました。
賛同者、共同提案者など参加して頂けるメンバーを募っています。
ご連絡ください!
cuhww502@occn.zaq.ne.jp
3月6日、大阪市に提案書提出、報道記者発表


# by yamana-4 | 2008-12-31 04:01 | JR杉本町駅問題 | Trackback | Comments(0)
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