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大阪の交通難所「あべの交差点と新しい地下通路」

◉Q's Mall連絡通路が地下鉄谷町線・天王寺駅から「あべの交差点」南西側へのアクセスを改善

JR環状線・阪和線などの天王寺駅、地下鉄谷町線・天王寺駅、地下鉄御堂筋線・天王寺駅、近鉄電車・近鉄百貨店など
各ターミナルに接する「あべの交差点」は大阪南部の交通の要衝だが、市内でも最もひどい交通渋滞が日常的に起こっており
交差点は横断歩道が撤廃され、レベーター付きの横断歩道橋工事は入札不調とかで進んでいない。
歩行困難者にとっては交差点のどの方向に行くにも、鉄道間の乗り換えにも長い迂回経路をたどるしかない「交通難所」だった。
地下鉄谷町線・天王寺駅南改札へのエレベーターが設置されてから、地下通路経由で商業ビルのエレベーターを使えば
南西側地上へ出ることが可能になっていたが、Q's Mallへのアクセス経路が新設され、使えるエレベーターが8ヶ所増えた。
非常に行き難かった大阪市立大病院側へも安全に行けるようになった。


★交差点の南東側へは、建設中の近鉄百貨店が完成するまで、地下通路は階段があって通行出来ない状態は変わらず
 地下鉄御堂筋線・天王寺駅上りホームエレベーター新設工事が、東日本大震災の影響でストップしたいるので
 地下鉄谷町線への乗り換えも、片側しかできない状態が続いている。
 交差点の地上での東西南北横断は、地図の信号表示位置まで迂回しなければならない。

★あべの交差点と各ターミナルの関係は、地形に高低差もあり複雑で、地下鉄駅もJR駅もかなり複雑で分かり難い。
 交差点や地域は「阿部野/あべの」 駅名は、JRと地下鉄は「天王寺」、市バスと近鉄電車は「あべの橋」と複雑
 大阪の人はこの辺りを一般的に「あべの」と呼び、天王寺とはあまり言わない。行政区は交差点の南側が「阿倍野区」、
 北側が「天王寺区」。近くにある聖徳太子ゆかりの寺は「四天王寺」で天王寺はここの略称からとか。

 天王寺駅構内図をご参照ください。
http://www.kotsu.city.osaka.jp/eigyou/shisetsu/station/eki_kounai/tennoji_t.html
 あべの歩道橋架け替えについては
http://kurumaisyu.exblog.jp/15428077/

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by yamana-4 | 2011-06-12 05:19 | バリアフリー | Trackback | Comments(0)

JR大阪駅、OSAKA STATION CITYの案内サイン

◉格段に分かり易くなった、JR大阪駅全面改装に伴う案内サイン
2方向からの視認性や明快さなども一応の合格点と言えようが、
複合した商業施設と連絡関係の複雑さ、南北に別れた駅ビルとそれをつなぐ
連絡橋口の床レベルが違っているため階段やエスカレーターやエレベーターを
使わないと南北の通行が出来ないなどが、案内を複雑にしている。

★案内サインに必要なこと

・初めて行った人が迷わず利用できるか
・違う方向から見えるか
・必要な情報が整理されて示されているか
(情報が多すぎると分かり難くなるー必要最小限の案内と詳しい案内の整理が必要)
要は案内サインは「外国人でも、人に聞かなくても迷わず目的地へ行けるためにある」
と認識してデザインされているか?ではないでしょうか。
これまで見た中で最も優れていたのは「ソウル新幹線KTX駅」でした。

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by yamana-4 | 2011-06-09 15:03 | バリアフリー | Trackback | Comments(0)

大阪駅の北側に地上から行けなくなった!

◉相次ぐ苦情に新聞、TVも一斉に報道。
JR大阪駅の全面改装で駅の中央口〜西口側が高速バス乗場になった。
そのため、従来のヨドバシカメラ側からの横断歩道からは駅に直接行けず、
50段もの階段を上がらなくては進めなくなって、階段を使えない歩行困難者や
障害者は大きく迂回して地下通路で横断するしか渡れなくなった。
新聞報道によると<大阪府警曽根崎署は「付近は交通量が多く、新たに信号を
つければ事故が多発するおそれがある。道路管理者には、柵を高くすることなどを
指導している」と言う。>
とのこと。
人が渡れないことを徹底し、車を優先する時代錯誤的指導に呆れる!
高速バスの出入りはそれほど頻繁でなく、乗場移転するまではバス通路に横断歩道があったが
事故が起こったとは聞いた事が無い。
もっとバスの出入りが激しいバスセンターで、横断通路が設けられている例は多い。
工事中の「うめきた」ビルが完成して連絡通路ができるまで、駅への横断歩道を作るべきではないか。

★JR大阪駅:北側、危ない横断 障害者、妊婦にきつい50段の階段…柵越え近道
 全面改装して今月、開業したばかりのJR大阪駅(大阪市北区)北側で、柵を乗り越えて横断禁止のバス進入路を
渡る歩行者が相次ぎ、JR西日本が対策に頭を痛めている。買い物客が集まる家電量販店「ヨドバシカメラマルチ
メディア梅田」から同駅に向かうには、約50段もある階段を上るか地下街を通るしかないためだ。
バリアフリーの面でも苦情が出ており、対策を検討している。【亀田早苗】毎日新聞 2011年5月21日 大阪夕刊
http://mainichi.jp/kansai/news/20110521ddf041040021000c.html

★JR西日本:大阪駅に仮設エレベーター設置へ(7月29日追記)
11人乗りエレベーターを1基、階段横に仮設置し、12月から運用開始と発表したとのことだが、
北側への歩行者数の多さに対して1基のエレベーターで足りるはずはありません。
地上の横断歩道を駅まで延長して支障があったり、歩行者が危険にさらされるほどバスの出入りは
多くないのに、どうして横断歩道を作らないのか?
仙台駅のように、周辺が完全で機能的なペデストリアンデッキで車歩分離できない以上、
交通量からも横断歩道復活が最良の解決策ではないだろうか?
target="_blank">http://mainichi.jp/photo/archive/news/2011/07/29/20110729k0000m040168000c.html

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by yamana-4 | 2011-06-07 05:13 | バリアフリー | Trackback | Comments(0)

JR大阪駅橋上口の新設で2方向から車いす乗降が!

◉大阪駅ステーションシティ完成によるアクセス改善効果4
大阪駅の中央口にはエレベーターが無く、車いすの乗降は御堂筋口か南口に迂回しなければ
なりませんでしたが、3F橋上口ができたので中央部からも乗降できるようになりました。
地上からも、地下からも複数のエレベーターでアクセスでき、国内最新の駅設備なので
バリアフリー度は優良ですが、3F橋上口階へのエレベーターは何時も混んでいて
なかなか乗れないことがあります。
特に休日など人での多い時は北側のエレベーターはどこも満員状態です、
「上下どちらでも来たエレベーターに乗る」ようにするか、
比較的空いている大丸の方の南側から3Fに上がるようにすることです。


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by yamana-4 | 2011-06-01 02:54 | バリアフリー | Trackback | Comments(0)

JR大阪駅中央南口から3F連絡橋口へ

◉大阪駅ステーションシティ完成によるアクセス改善効果3
JR大阪駅中央口は南側からは、コンコースの入口が階段になっていて入れず、
中央改札内にはエレベーターも無かったので、車いす使用者の乗車は阪急百貨店側の
南口か御堂筋口へ廻らなければなりませんでした。
今回の連絡橋口の新設により、3Fに上がり乗車することが可能になり、
駅中央部分での通り抜けもできるようになりました。


★既設の大丸入口にあった東西のエレベーターは綺麗になって存続
 サウスゲートビル、大丸店内用などの大型エレベーターが多数新設され
 アクセスは格段に良くなりました。
 2F広場〜3F連絡橋口専用エレベーターは11人乗りスルー型

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by yamana-4 | 2011-05-26 18:42 | バリアフリー | Trackback | Comments(0)

JR大阪駅〜地下鉄・阪急梅田駅に通じるオオサカ ステーション シティ B1通路

◉大阪駅ステーションシティ完成によるアクセス改善効果2
オオサカ ステーション シティは地下通路でも、
JR大阪駅〜地下鉄梅田駅北改札口〜阪急梅田駅の移動を可能に!


地下鉄梅田駅北口改札から阪急電車梅田駅へは、右手のスロープからアクセスしていましたが、
JR大阪駅には通路の大阪駅側が階段になっていて、反対側のヨドバシカメラ側のエレベーターで
地上に上がり、中央口への横断歩道を渡らないと行けませんでした。
しかし、オオサカ ステーション シティのB1階と通路が直結されたので
ルクア北側エレベーターで大阪駅御堂筋口へ
ルクアを通抜け伊勢丹との間にある中央広場のエレベーターで3F連絡橋口へ
車いすでも地下通路で直接行けるようになりました。

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by yamana-4 | 2011-05-18 05:04 | バリアフリー | Trackback | Comments(0)

阪急梅田駅〜JR大阪駅への連絡通路が車いす利用可能に!

◉大阪駅ステーションシティ完成によるアクセス改善効果1
阪急電車梅田駅2階から、JR大阪駅御堂筋口への連絡通路は以前からありましたが、
大阪駅側が階段になっていて車いすでは使えませんでした。
駅北側ノースゲートビルの完成により、地下と2階の通路やエレベーターと連絡され、
阪急電車〜JR乗り換えの「新しい車いすアクセス経路」として使えるようになりました。


★阪急電車側からの案内
 3F改札を出て、阪急グランドビルエレベーターで地下または2Fへ、
 通路右への突き当たりを左へ進むと大阪駅への連絡通路。
 JR大阪駅への改札は二通りのアクセス
1、地上の御堂筋口改札へ(従来の車いす乗降口)
階通路を渡ったカリヨン広場のルクア入口エレベーターで1Fへ、左へ進むと御堂筋口改札
 地下鉄御堂筋線北改札から地下通路を進み、同じエレベーターに
2、3F連絡橋口改札口へ(駅3Fにできた新しい改札口)
通路を真っすぐ進み、中央口アトリウム広場から3Fへ上がると、橋上口中央コンコース
(ノース中央エレベーターは、ルクア入口前に)
 地下鉄御堂筋線北改札から地下通路を進み、同じエレベーターも使えるが分かり難い

★地下通路からの行き方は下記をご覧ください。
http://kurumaisyu.exblog.jp/16343966/
★大阪駅フロアマップ
http://osakastationcity.com/guide/station/pdf/floorguide.pdf

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by yamana-4 | 2011-05-08 15:41 | バリアフリー | Trackback | Comments(0)

JR大阪環状線「大正駅」のエレベーター運用開始

◉大阪のJR環状線は駅数19、エレベーター未設置は「大正、新今宮」の2駅だけ
でしたが、大正駅のエレベーターが3 月5日より運用開始されていました。
対面式ホームの同じ位置に直角形11人乗りが各1基づつ。
ホームは広いが、改札内スペースが狭いという理由で直角型が設置されたと思われますが、
少し工夫すれば「取り抜け型エレベーター」設置ができたように思え、残念。
「ハンドル形電動車いすは利用させない」などと言わないか気になります。


★大正駅エレベーター運用開始はJR西日本のhpにはまだ記載されていません。
 環状線エレベーター未設置駅は「新今宮」工事中片側のみ。

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by yamana-4 | 2011-03-08 02:39 | バリアフリー | Trackback | Comments(0)

バリアフリーチェック/大阪市西区の取り組み

◉大阪市西区では毎年秋の交通安全週間に合わせて、地域のバリアフリーチェックを行っています。
区の障害者団体では他区の障害者にも参加を呼びかけており、久しぶりに参加してきました。
西区役所からスタート、中央図書館周辺を廻ってくるコースの予定でしたが、途中から雨が降り出しショートカットで終了し、
区役所で検証ミーティング。
参加者は障害当事者(車いす、視覚障害者など)と介助ボランティア、西区長と健康福祉課長やスタッフ、
西警察交通課、大阪市建設局西公営所などの関係者。
何時もよりもミーティングの時間が多く取れたので、参加者から多くの改善ヶ所の指摘があり有意義な催しでした。

<指摘されたこと>
・歩道の横断勾配がとても危険な箇所がある
・歩行困難者にとっては、歩道境界のわずかな段差もつまずく
(大阪市の基準は段差2センチが生きているが、以前の施行で段差ゼロがかなり多い)
・視覚障害者の音声信号が短すぎる
・放置自転車の解消を区はもっと真剣に、整理された路上駐輪対策を
・バイクの駐車違反を取り締まっているのか?
(車の駐車違反摘発が専門員の仕事になったので、警察官がバイクの違反取り締まりをできるようになり積極的に行っている)
・路上に陳列をしている商店で、ひどい店は取り締まって欲しい
(店に改善指導をし、チェーン店は本部に善処要請する。改善されなければ摘発する)
・地下鉄駅のエレベーター位置が分からないので、主要な地点に路上案内標識を
(東京都のように主要施設までの距離と方向を示すサインを西区で設置できないか)
・パトロールの警官は、点字ブロックの上に目に余る不法駐輪があっても動かしたのを見たことが無い
(今後積極的に片付けるよう指導する)
 など
区長や警察担当者から「日頃気付かないことを指摘」され、改善点がよく分かった。
出来ることはすぐやりたいし、権限害のことは関係部署に伝える。
このような機会を度々設けたいとの発言がありました。
西区では区長自ら参加し、車いす体験もする熱心な取り組みで、今後に期待が持てました。
大阪市西区の皆さんにエールを送りたいと思いました!


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by yamana-4 | 2010-09-28 04:15 | バリアフリー | Trackback | Comments(0)

仙台メディアテークの視覚障害者へのサービス

◉仙台メディアテーク再訪
今回はリハ工学カンファレンスin仙台参加の合間に、バリアフリー映画制作ボランティアの活動に
ついて聞きたく訪問。時間が合わず、ボランティアさん達とは直接会えなかったので担当職員の方に聞きました。
と言うのは、このブログ 2010-06-21で記載した「バリアフリー映画上映会」で上映した
「博士の愛した数式」の字幕や音声解説がとても良かったと評価が高く、
制作したボランティア・グループについて知りたかったからです。

市民の活動拠点として活用されているこの総合情報センターはhpで下記のように紹介されています。
「せんだいメディアテークは、美術や映像文化の活動拠点であると同時に、
すべての人々がさまざまなメディアを通じて自由に情報のやりとりを行い、
使いこなせるようにお手伝いする公共施設です」

ここでは視覚・聴覚障害の人たちへのサービスも充実していて、情報機器の整備と合わせて
ボランティアによる情報サポートが行われています。

◉バリアフリー映画制作ボランティア・グループの活動
・20人くらいの「音声解説・日本語字幕制作ボランティア」グループが活動していて年間2〜3作品を制作している。
・作品選定、上映許諾などグループで行っている。
・シナリオ作成も全てグループで行っている。
・リハーサルを繰り返し丁寧な制作を心がけている。
なお「博士の愛した数式」の音声解説はプロを起用したとのことでした。

*詳しくは「せんだいメディアテーク」を検索、hpより「登録ボランティア」の項をご覧下さい。
(最後の写真は大阪中央区「ハンズちゅうおう」によるバリアフリー映画上映会のようす)

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by yamana-4 | 2010-09-27 12:17 | バリアフリー | Trackback | Comments(0)