カテゴリ:鉄道新線・新型車輌点検( 15 )

京阪電車中之島線点検レポート、良い所も多いが。(その2)

◉トイレは素晴らしいですよ!
c0167961_944591.jpg多機能トイレが各駅、2カ所併設され左右対称、フル装備で大型電動車イスでも中で回転できる広さ。特筆したいのは一般用トイレに、幅広ドアが付いていて車いすやベビーカーが入れる便房が1カ所作られている点です。「一般用トイレに車いすでも使えるトイレを作ってください」とお願いしてきましたが、京阪電鉄さんが率先して実現してくれました。予想外の嬉しい驚きでした。
◉天満橋駅は水上バス乗り場とも連動
c0167961_8211221.jpg中之島新線建設にともない、天満橋河畔の「八軒家浜プロジェクト」が土佐堀研究会から提起され、地域自治会と大阪府、京阪電鉄など関係者が参加したワークショップが重ねられ、大掛かりな船着き場として整備された。
京阪電鉄の関連会社大阪水上バスが、中之島一周と大川観光の「水上バス・アクアライナー」、阪城公園から道頓堀川の湊町リバープレイスを結ぶ「シャトルクルーズ船」を運行していて、八軒家浜船着き場を利用している。c0167961_9342495.jpgc0167961_9395947.jpgバリアフリー法旅客船ガイドラインでは「バリアフリー客席及び車いすスペースから船内旅客用設備までの経路も、すべての利用者がスムースかつ安全に通 行可能なよう配慮をすることが必要である。原則、独力の移動を可能とすることが必要。(以下略) 」と示され、国内各地の小型水上バスやクルーズ船も、車いすで「自力乗船」ができるようになってきた。このブログでもお台場や信濃川の乗船体験を載せています。
しかし、大阪の水上バスは車いす乗船は考えられておらず「車いすを乗場で預かって座席に座っていただきます」とのこと。自力乗降をとのガイドラインは全く考慮されていない。ただしシャトルクルーズ船は乗船できるように準備されているが、八軒家浜以外の船着き場は階段があり抱え上げになってしまう。
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「NPO高齢者外出介助の会秋の遠足」チャーター船に車いすで八軒家浜から乗船できたが、大阪城公園船着き場には階段があり、抱えあげ上陸になった。海遊館下からユニバーサルスタジオへのシャトル船などは乗船できるが、かっての「水の都大阪」の車いす乗船は他の都市より遅れているのが残念です。
by yamana-4 | 2008-10-20 11:14 | 鉄道新線・新型車輌点検 | Trackback | Comments(0)

京阪電車中之島線点検レポート、良い所も多いが。(その1)

・中之島新線:天満橋駅から分岐、なにわ橋(中央公会堂東側)、大江橋(市役所前)、渡辺橋(朝日新聞社横)、中之島(国際会議場)の4駅が新たに作られ、鉄道の無かった大阪の中心地の中之島を東西に地下路線で結ぶ。
◉エレベータは素晴らしい。だが、車いすの自力乗降はできなかった!
・10月19日開通日、DPI交通部長の今福さんと新線のチェックを行った。  一番期待していたホームと車両の段差・隙間解消はなされていなかった。
新線なのに何故ホームと車両の段差と隙間をこれほど大きくしてしまったのか理由を聞きたいものです。また、ホームドアも設置されておらず新線としては最近のレベルを下回るのは残念でした。
c0167961_6235790.jpg市役所前の
大江橋駅
・大江橋より先は、駅の出入り口が堂島川の護岸部分に設置されているので、道路より1階分高い位置にあり、長いスロープを上ってエレベータに乗ることになり、手動車いすや高齢者にはやや辛いアプローチになる。
c0167961_6503386.jpg・エレベータは各駅2~4基23人乗りが基本設置で画期的。
c0167961_6573322.jpg・改札は車いす対応1、駅事務所経由通路あり。券売機も車いす対応。
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c0167961_745171.jpg・段差は3.5cm程度の低い車両もあったが、隙間が8cmもあり車いすの自力乗降は困難。ホームドア設置なし。ホームの狭い部分がどの駅にもあるのが気になった。c0167961_719146.jpgc0167961_743331.jpg
・サインは大変分かり難く、サインの専門家が関わっていないのではないかとさえ思われる。最近の副都心線の分かりやすさの例があるだけに、失礼ながらサインにたいする基本的な認識が不足しているのではないだろうか。公共交通のサインとしてはいながなものでしょう。・文字やピクトの小ささ、色彩の視認性の悪さ、ホームの列車案内などグチャグチャ!悪口言って済みませんが出来の悪い学生の作品みたいです。
by yamana-4 | 2008-10-20 08:13 | 鉄道新線・新型車輌点検 | Trackback | Comments(0)

副都心線3トイレ

トイレは多機能トイレが各駅2カ所設置されているが、
簡易オストメイトなので排泄障害のある人からは評判は良くない。
一般用トイレにも車イスが入れる配慮が必要であるが、
「車イスの人は車イス用トイレ」と考えられているようだ。
便房の中まで入れなくても、一般用トイレに車イスの人が入れる
ようになっていると、支えて立てたり、少しなら歩ける人は使える。
一般用トイレに車イスが入れると、車イス用トイレはそれしか使え
ない人が使える機会が多くなる。
大きなトイレ表示サインは遠くからでも良く分かる。
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by yamana-4 | 2008-08-08 03:57 | 鉄道新線・新型車輌点検 | Trackback | Comments(0)

副都心線2

副都心線は新しい試みがあってケッコウ楽しいです。
駅の設計にみなとみらい線以来の「建築家が手がけた効果」が良く出て
います。渋谷駅は安藤忠雄さんが手がけただけあって、ダイナミックで
斬新。東急東横線の地下駅化とJR渋谷駅の大改装や、東急百貨店の建替
えがこれからなので当分混乱がつづきそうです。
新しい試みは、換気吹き抜けで通路からホームが見えたり、駅アートと
して12人の著名作家の巨大な作品が設置されるなど、従来の駅とはひ
と味違う楽しさがあります。ホームページもイメージの違うものになっ
ています。http://www.tokyometro.jp/fukutoshin/?#/top
ただ、バリアフリーやアクセスのし易さ、多機能トイレや一般用トイレ
など建築家が自己主張しては使い難くなる点などに関しては、当事者や
専門家の検証が必要かと思われます。
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by yamana-4 | 2008-08-08 02:10 | 鉄道新線・新型車輌点検 | Trackback | Comments(0)

副都心線地下鉄13号線の案内サイン 1

地下鉄13号線(副都心線)は、埼玉県和光市から東京都豊島区池袋を経て渋谷区渋谷に至る路線で、和光市~池袋間は東京メトロ有楽町線として既に営業していた。
池袋・新宿・渋谷の3副都心を結ぶ新たな路線は、東武東上線、西武池袋線と相互直通運転となり利便性が向上。
また、平成24年度には、東急東横線と相互直通運転を行う予定。
・区間    池袋駅~渋谷駅
・延長    約8.9km
・構造形式  地下式
・駅施設   雑司が谷駅、西早稲田駅、東新宿駅、新宿三丁目駅、
       北参道駅、明治神宮前駅、渋谷駅
新線にもかかわらず、ホームと車両の段差解消がなされていないのは残念。3社の相互乗り入れで止むおえない事情もあるだろうが、三田線も同様なのに車イススペースのドア部分だけは、ホームに段差解消部を作って精度の高い段差解消を行っている例もあり、工夫の余地はあるだろう。
ただし、新たに投入された車両は段差が4センチ弱で程度で電動車イスや、少しウイリーの出来る手動車イスは自力乗降が可能。
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この新線のもっとも評価される成果は、国内では最も分かり易く明快な案内サインシステムにあるだろう。
東京の鉄道は異なる鉄道の相互乗り入れと、異なる路線の駅をやや強引に地下道で連絡して、乗換えが出来るところが特徴であるが、そのため連絡通路がすごく長い駅が多い。
環状のJR山手線と都営地下鉄大江戸線が大きなループとなっていて、縦横に延びる私鉄や東京メトロなどを網の目のように結びつけている。馴れると便利だが地方在住者には複雑すぎて分かりにくいので、サインの明確さは特に重要になる。
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by yamana-4 | 2008-08-07 18:00 | 鉄道新線・新型車輌点検 | Trackback | Comments(0)