カテゴリ:鉄道新線・新型車輌点検( 15 )

大阪環状線新型車輌323系

◉12月24日から運行開始された大阪環状線新型車輌323系に、
今福さんと点検乗車したので、乗車報告です。
山手線新型車両と比べ、ドア付近などに通勤用車輌として工夫があり
バリアフリー的には先行している関西の車輌らしい、大げさなケレン味のない
"さりげなさ"とでも言うような成熟さを感じました。
フリースペースは当然に全ての車輌にあり、ドア横のスペースも普通の車いす
一人分くらいはあり、全体のスペースは広くなっています。
段差解消は残念ながら、関空快速車輌などより後退している感じです。
また環状線は駅毎の段差が一定でなく、バラツキが大きいことも分かり、
全体的な段差解消には課題が多そうに見えます。

・JRの新型車輌323系紹介ページ
https://www.jr-odekake.net/railroad/osakaloop_kaizou/323debut/

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by yamana-4 | 2017-01-13 09:46 | 鉄道新線・新型車輌点検 | Trackback | Comments(0)

関西から見たオリ・パラアクセス問題

◉<第3回「バリアフリー推進ワークショップin関西」
2020年に向けてバリアフリー対策の現状と関西におけるこれからの課題
4月25日>のパネルディスカッションでパネラー報告した問題点です。
開催までに解決しなくてはならない最大の問題は、
・新幹線に車いす使用者が利用しにくく、輸送のキャパがない
(在来線特急も同じ)
・ハンドル形電動車いすの乗車拒否の解決
の二つです。
キャパの問題に対しては、11合車の座席を6座席程度取り外して
自由席扱いのスペースにすることを提案します。
これはオリ・パラ開催期間中だけでも実施するよう、必要なら鉄道事業者への補助を
行ってでも、行わなくては関西への輸送は難しいでしょう。
ハンドル形の乗車については、国際的に当然のことであり、差別解消法の観点からも
他の車いすと同じ扱いをしなくては、どのような言い訳も通用しないでしょう。

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by yamana-4 | 2016-04-27 10:35 | 鉄道新線・新型車輌点検 | Trackback | Comments(0)

仙台市営地下鉄東西線2

◉地下鉄新線だけでなく、国内の鉄道バリアフリーでは
最高レベルの達成度で、基本18人乗エレベーターや車両とホームの段差隙間解消、
全ての改札口が幅広、多機能トイレは対象型で2ヶ所が改札外通路に、
視認性の高いサインなど、多少の問題点もあるが優れた面が多い。
今後の鉄道新線の規範となって欲しいと思いました。


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by yamana-4 | 2016-01-19 22:58 | 鉄道新線・新型車輌点検 | Trackback | Comments(0)

仙台市営地下鉄東西線1

◉仙台市営地下鉄東西線が12月6日営業運転を開始、
アクセスマニアの3人と仙台のCILたすけっと代表杉山さん達と、
午前中新線点検を行い、午後から点検集会を行いました。

・[東西線] 仙台市南西部の八木山動物公園駅(太白区)からJR仙台駅を経て、
仙台東部道路・仙台東IC付近の荒井駅(若林区)までを結ぶ約13.9km・全13駅の路線
・線路の幅(軌間)は新幹線などと同じ1435mmで、
 既存の仙台市地下鉄南北線(1067mm)より広いが、東京の都営地下鉄大江戸線など
 と同様のリニアモーター式を採用。既存の地下鉄南北線用1000系と比べ外形は3割程度
 小さいが、車内の空間は2割程度の縮小に抑えており、内装デザインも車内が広く見える
 ように工夫しているという。
・車いすスペースを車両ごとに設けたほか、乗降口上部に扉の開閉動作を知らせるランプと
 チャイムを設置、視覚・聴覚障害者が認識しやすいようにした。
 車いすスペースは、同型車両を使用している大江戸線や大阪の長堀鶴見緑地線よりも広く
 なるように工夫がされている。

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by yamana-4 | 2016-01-19 22:13 | 鉄道新線・新型車輌点検 | Trackback | Comments(0)

JR東日本山手線E235系電車

◉掲載が遅れましたが2015年11月30日、話題の山手線新型車両の営業運転始発に大崎駅〜東京駅間乗車しました。
この車両のウリは"全車両にフリースペース"という、他の鉄道ではとっくに行われていることが、JR車両で初めて実現したこと。期待していた段差隙間解消は全く改善されておらず、がっかりでした。車両的には新しい技術が採用されているようで、加速などはスムースで静かな感じでした。
ところがこの列車は目黒駅でオーバーラン!先頭車両のドアはホーム開閉柵から外れるトラブル。東京駅で下車したので、その先のトラブルは免れましたが、いろんなトラブルが起こり大塚駅で運転打ち切りになったとか。3ヶ月以上試運転を重ねていたはずなのに、何をチェックしていたのでしょう?

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by yamana-4 | 2016-01-15 16:21 | 鉄道新線・新型車輌点検 | Trackback | Comments(0)

京成新型スカイライナー、成田〜上野36分

◉新型スカイライナーは、車いすスペースと多機能トイレを設置。
京成電鉄は、ハンドル形電動車いすへの条件付き乗車制度を行っていると公表しているので、
実際の運用を確かめるために7月30日、成田〜日暮里間の乗車をしてみた。
乗車できるか分からなかったので旅行会社からチケットを購入して行ったが、
乗車については何の問題も無く、補装具給付証明書の提示を求められることもなく
ごく普通の接寓で乗車できた。
その後、DPI交通担当部長の今福さんと京成本社に行き、広報担当課長補佐N氏に面談し
ハンドル形電動車いすの鉄道乗車について説明し、理解を要請した。


・京成スカイライナーは車いす利用者にとって、首都圏では画期的な車両と運用だった。
1、特急車両で車いす2台乗れる広い車いすスペースの設置(南海ラピートに次ぐ広さ)
2、車いすスペースは特に予約する必要なしに、空いていれば自由に使える。
  ネット予約で座席をキープしておけばよく、特別な車いす座席予約なしで乗車できる。
 (確実に予約するには5号車2AまたはB座席と指定しておく)
3、ハンドル形電動車いす乗車も実際の運用は制限なし

乗車に差支えないことは、既に数人の乗車実績によって証明されているので、
ハンドル形も条件無しと公表して欲しいものです。
一方、成田駅の対面ホームから運行しているJR成田エクスプレスは新幹線と同じ仕様で、
車いすフリースペースはなく、ハンドル形電動車いすの利用は厳格な証明書の提示を求められる
ことが予想される。
(この証明書は現実にはほとんど発行されておらず、実質的な乗車拒否が行われている。
 本ブログhttp://kurumaisyu.exblog.jp/i23/参照ください。)
この問題は国際空港から入国した外国人ハンドル形電動車いすにとっては、単に成田エクスプレスに
乗れないだけでなく、JRでは新幹線も在来線の普通電車も一切乗車出来ないというトンデモナイことなのです!
このような非常識な鉄道乗車制度は、直ぐに廃止しなけらばならないのは当然でしょう。


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by yamana-4 | 2010-08-03 04:55 | 鉄道新線・新型車輌点検 | Trackback | Comments(0)

阪神なんば線開通日チェックvol.2

◉相互乗り入れの近鉄はユニークな車両を走らせている!
c0167961_892677.jpg窓まで全面にフイルムを貼ったラッピング車両、せんと君も登場




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近鉄車両は種類が多く、段差もまちまち
一両の長さは阪神車両より長いc0167961_8131226.jpg








座席が回転して横並び通勤型になったり、縦2列の快速型に変身したり!


◉再びサインについて
公共サインはきれいに作ろうとしてはいけない!「初めての人を迷わさずに誘導できる」ことが第一との本来の目的に徹することが必要で、そこをクリアー出来ていないのに独自性を発揮するのがデザインと錯覚しているデザイナーが多いのは困ったことです。フォントも色彩も大きさも、公共サインには何が必要か分かってデザインしなくてはプロの仕事とは言えません。
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トイレ案内も文字やピクトが細くて小さいので分かりにくい、特にベッドはベビー用と多目的用がどちらの室なのか、良く分かる表示が欲しい。

電光サインはメーカーの標準仕様のようで、京阪中之島線と同じスタイル
ホーム案内表示は狭いスペースに文字が多過ぎて視認性が悪い、情報は必要なものだけ明快に伝える整理を。
弱視の人の現場チェックでは「快速急行」「区間準急」部分は全く読めないとのこと、色彩表示を文字と分けて行う工夫が欲しい。
エレベータの案内サインも文字が小さく、色彩が淡いので視認性が悪い
なぜか車いすマークが?
エレベータに付いているピクトだけはデッカい!
by yamana-4 | 2009-03-22 08:56 | 鉄道新線・新型車輌点検 | Trackback | Comments(0)

阪神なんば線開通日チェックvol.1

◉新駅/桜川、ドーム前とリニュアルされた西九条東口
阪神なんば線の駅は、ガラスと金属パネルのシャープで透明なデザインにまとめられている。桜川駅は4基のエレベータだけ、ドーム前駅は三角形と円柱で幾何学的に、九条駅は円形に、西九条駅のリニュアル部はガラスで、透明感を共通イメージに異なるデザインに。ホーム壁面や待ち合いベンチなどは駅毎に特徴あるデザインにして違いを演出している。
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交差点の4角に、それぞれ設置されている桜川駅エレベータの1基






地下通路は地下鉄桜川駅と連絡しているが、エレベータのある東改札と反対側なので車いす利用は出来なく残念!c0167961_1483484.jpgc0167961_1484876.jpg













ドーム前駅主要出入り口と 別設置のエレベータc0167961_1491612.jpg












近鉄大阪上本町〜九条駅間は地下路線、阪神九条駅の尼崎側で地上に出、安治川橋梁の手前から高架になり、西九条駅は高架c0167961_1511690.jpgc0167961_1501891.jpg













ホームを拡張して東口駅舎を新設、JR環状線・ゆめ咲線(ユニバーサルスタジオへ)西九条駅との乗換えも、向かい側のJRエレベータを使えば良くなったc0167961_153732.jpgc0167961_151428.jpg














尼崎方面ホームの待合室
両側自動ドア
車いすスペースが設置されていた!
by yamana-4 | 2009-03-22 02:17 | 鉄道新線・新型車輌点検 | Trackback | Comments(0)

阪神なんば線開業前試乗チェック(2)

c0167961_1572152.jpg改札とエレベータの距離は近い、戸口への音声誘導は無くエレベータ内音声のみ。





c0167961_154326.jpg場所によっては自力乗降も可能?大型電動はかなり有望だが隙間が大きい場所もある。




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ホーム湾曲で車両の傾きがあり、段差と隙間が場所によって異なる。






c0167961_15375719.jpg阪神新型急行車両1000系:車いすスペースは各車両にあるが長さ1200しかなく大型電動車いすには狭い。(大阪市営地下鉄御堂筋線は1300、谷町線は1400)
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料金案内は文字が小さく読み難い、券売機はおおむね良好。c0167961_15151624.jpg





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桜川駅ホームのベンチ、停車位置表示は阪神と近鉄で異なり壁面表示は無い。








c0167961_1516111.jpg階段手摺はナミナミ手摺。






駅名表示はブルー地色が淡く光が反射して見え難い、案内表示は文字が小さくピクトはとても小さい。
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屋外サインはブルー地に細い文字白抜き、少し弱い?
駅構内の案内サインのピクトや文字も小さい。


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一般用トイレに幅広ドアの広い便房はない。
子供用小便器(女性トイレのみ)があり可愛い。






多機能トイレは左右対称配置で2室並列
フルオストメイト温水。

便座はウオッシュレット。

ベッドは
一方がベビーベッド、
片方が介護用。
by yamana-4 | 2009-03-14 16:04 | 鉄道新線・新型車輌点検 | Trackback | Comments(0)

阪神なんば線開業前試乗チェック(1)

◉3月20日阪神電車と近鉄電車が相互乗り入れする「阪神なんば線」が開業します。それに先立ち阪神電鉄は3月13日に大掛かりな開業前試乗を行い、参加することができました。以下試乗点検レポートです。
試乗は「九条」〜「ドーム前」〜「桜川」間で行われ、乗降できたのは九条駅と桜川駅のみ、このレポートはその間限定です。
最大の関心事はホームと車両の段差解消ができていて「携帯スロープ介助なしに車いすが乗降できるか」でした。これは残念ながら難しかった! ホームがカーブしていて路盤の傾斜があり、段差が少なくても隙間を大きくしたり、段差を高めたりしていたからです。ドーム前駅(試乗では停車せず)だけは直線なので可能かも分かりません。
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新しく進んでいる点は
1、原則的に複数のエレベータ(15人乗り)が設置され、地下鉄「桜川 ・ドー ム前」は地下鉄と連絡通路が設置され、地下鉄エレベータも使える。
2、桜川駅は交差点の4角に4基のエレベータを設置、これは国内初?また、ガラス外装でエレベータと視認し易い。
3、多機能トイレはフル装備のオストメイト、湯が使え便器はウォッシュレット、左右対称配置で2室併設。(TOTO)
一般用トイレに子供用小便器を設置。
4、ホームの待ち合い椅子が固いベンチでなかった。
残念だった点は
1、段差隙間解消ができず車いすの自力乗降がムリ。
2、サインの文字が細く小さい、ピクトは小さ過ぎる、基調色のブルーが少し淡いのも視認性が良くない。特に料金表示は路線が広がった分、文字が小さくなって読み難い。
3、券売機の液晶パネルの角度が立った人用の傾斜になっていて、普通形車いすの目線からは読めないのではないか?
4、一般トイレの便房に幅広ドアの広い部屋のものがない。
5、トイレやエレベータに音声誘導がなく、点字ブロック施設に一部疑問個所も。
最近の新線開業では各社それぞれ一長一短があり、特徴を簡単に挙げれば
副都心線:駅舎デザインの斬新さ、画期的なサイン計画、3社相互乗り入れ
京阪中之島線:大型エレベータ、音声誘導、普通便房の幅広ドアと広さ
阪神なんば線:複数エレベータと地下鉄連絡通路、近鉄との相互乗り入れ

相互乗り入れでは大々的に行われている首都圏に比べ関西では遅れていて、大阪市営地下鉄堺筋線と阪急、同中央線と近鉄、阪神と山陽などが主な路線であったが、今回の阪神と近鉄の相互乗り入れは、直通で神戸市内から近鉄奈良までを1時間半以内に短縮し、大阪みなみを通過する点で波及効果が大きいと期待できる。
乗換えをすれば姫路〜名古屋・伊勢方面、なんばから南海、日本橋から阪急ともつながり、関西の私鉄とJRの競争は一層激しくなる様相でしょうか。
(以下次のページに写真)

◉神戸「三宮駅」はエレベータがなく(設置工事中)エスカル設置ですが、ハンドル形電動車いすは利用拒否されている問題について
せっかく便利になっても三宮駅の乗降ができなくては利用できない。次の「元町駅」にもエレベータがなく阪神電車では神戸に行けない状態になっているのは残念。他の鉄道事業者でも、エスカル利用をハンドル形はダメと断る例が時々あり、理由がない乗車拒否になっている。阪神電鉄はあまりよく考えずに「ハンドル形電動車いすは利用不可」としていたようで、今回のチェックに同行した係員の方に、その点の善処もお願いしました。
早急に利用OKにすることを期待しています。
by yamana-4 | 2009-03-14 14:40 | 鉄道新線・新型車輌点検 | Trackback | Comments(0)