2017年 01月 13日 ( 2 )

大阪環状線新型車輌323系

◉12月24日から運行開始された大阪環状線新型車輌323系に、
今福さんと点検乗車したので、乗車報告です。
山手線新型車両と比べ、ドア付近などに通勤用車輌として工夫があり
バリアフリー的には先行している関西の車輌らしい、大げさなケレン味のない
"さりげなさ"とでも言うような成熟さを感じました。
フリースペースは当然に全ての車輌にあり、ドア横のスペースも普通の車いす
一人分くらいはあり、全体のスペースは広くなっています。
段差解消は残念ながら、関空快速車輌などより後退している感じです。
また環状線は駅毎の段差が一定でなく、バラツキが大きいことも分かり、
全体的な段差解消には課題が多そうに見えます。

・JRの新型車輌323系紹介ページ
https://www.jr-odekake.net/railroad/osakaloop_kaizou/323debut/

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by yamana-4 | 2017-01-13 09:46 | 鉄道新線・新型車輌点検 | Trackback | Comments(0)

ハンドル形電動車椅子、乗車制限  鉄道、厳しい基準 東京五輪で国交省見直しへ

◉ともに・2020バリアーゼロ社会へ 毎日新聞2017年1月13日 東京朝刊
 鉄道の自由な利用が認められていない人がいる。ハンドル型電動車椅子を使う障害者らだ。
国内には推計で約8万5900台あるが、電車利用には一定の制限があり、新幹線や特急に乗れる
のは性能の基準を満たす証明がある数十台しかない。訪日外国人は無条件に使えない
などのルールもある。国土交通省は「このままでは東京五輪・パラリンピックを迎えられない」
と見直しの検討を始めた。
 2013年、仕事のためハンドル型車椅子で来日した米国人女性は、成田空港から京成電鉄の特急
「スカイライナー」に乗ろうと事前申請したが認められず、在来線を乗り継いで東京に着いた。
新幹線にも乗れず関西での会議出席も諦めた。08年に来日した際はJR東日本の「成田エクスプレ
ス」でも同じような対応をされたという。
 女性を支援したDPI(障害者インターナショナル)日本会議のバリアフリー担当顧問で、
自らもハンドル型を使う今西正義さん(67)は「移動の権利を認めないと国際問題になる。
海外からの相談でこのルールを伝えると、渡航を諦めた人もいた」と憤る。
 なぜ、こういう事態が起きるのか。04年、JR東海がハンドル型車椅子の利用を一律に認めて
いなかったことに対し、法務省人権擁護局が改善を勧告したことがある。これを受けて鉄道各社は
利用を認めるルールを整備したが、この時にJRや大手私鉄の大半は、障害者総合支援法などで
「補装具」として必要性を認定され、購入費支給や貸与を受けている人に限って利用を認めた。
その結果、補装具の証明書を持っていない訪日外国人は対象外になった。
 証明書を持つ日本人にも不便がある。新幹線などのデッキ付き車両は「乗降の時に混乱する」
として、方向転換に必要な面積などに厳格な基準がある一般社団法人、日本福祉用具評価センター
(JASPEC、神戸市)の試験をクリアした機種しか利用できない。
国内には100近い機種があるが、クリアしたのはわずか5種類で、基準適合を証明するステッカー
の発行実績は12年以降で51台しかない。大半のメーカーは、試験を受けてもいないという。
 さらに、ハンドル型は基本的に、新幹線では1部屋しかない多目的室への乗車を求められるため、
ハンドル型を使う友人同士で同じ車両に乗れない。
 JR東海は「ハンドル型は大きいものが多く、他の乗客との接触や、ホーム転落などの恐れがある」
と制限の必要性を説明する。
だがハンドル型利用者で、大阪市中央区の身体障害者相談員を務める山名勝さん(74)は「全国を
鉄道で旅したが、公式には制限していても駅員によってはノーチェックで乗せていた。物理的に乗車
できるのは明らかで、制限する合理的理由がない」と指摘する。
 DPIの今西さんは「海外では車椅子の種類で区別されることはない。ハンドル型に特化したルー
ルが必要なのか、根本的に見直すべきだ」と訴える。【黒田阿紗子】

ハンドル型電動車椅子への
主な鉄道会社の対応 
<条件なく利用可>西武、都営地下鉄、大阪市など
7市の公営鉄道
<補装具給付者に限定>JR各社、小田急、京王、京成、
京急、相鉄、東急、東京メトロ、東武、
名鉄、近鉄、京阪、南海、阪急、阪神、西鉄
※「らくらくおでかけネット」のホームページから抜粋。
神戸市交通局は「歩行困難な人など」の独自規定

■ことば
ハンドル型電動車椅子
 シニアカーとも呼ばれ、主に下半身などが不自由な高齢者が使用している。小型スクーターのような形だが、幅70センチ、長さ120センチ、時速6キロ以下などの仕様なら道路交通法で歩行者と扱われる。

ハンドル型電動車椅子を使う山名さん(中央)。
小型なので幅の狭い自動改札も通れ、前側に遮るものがない通常の車椅子より安心して乗れるという
=JR新大阪駅で
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by yamana-4 | 2017-01-13 04:36 | ハンドル形電動車いす | Trackback | Comments(0)