2011年 01月 23日 ( 1 )

夜間中学生の「就学援助」継続の訴えー学校に来れなくなる仲間が!

◉夜間中学に通学しているTさんの訴え。
子どものとき身体障害児童の就学免除で学校に行けなかったTさんは、
いま大阪市立T中学校「夜間学級」で初めて勉強する喜びを味わっています。

しかし、大阪府の橋本徹知事が提出した来年度暫定予算(4月-7月)に、夜間中学
(正式には中学校夜間学級という)の就学援助費補助金が計上されていないことが分かり、
近畿夜間中学校生徒会連合会では就学援助を継続するよう運動をしています。
橋本知事は「夜間中学通学者の補助は居住地域の自治体が行うべきであり、
国の制度にない補助は廃止する」という考えです。


★夜間中学生の児童生徒就学費補助金が激減(前年3600万円→260万円に)23年度に廃止
 大阪府一般会計 平成22年度当初予算 5,730億円
 平成22年度 当初予算 中学校夜間学級通学費援助事業6,233万円
 平成23年度 当初予算 中学校夜間学級通学費援助事業費310万円/23年度終了事業
・一人当りの助成額 44,191円 (1/2助成)
・府の助成制度廃止に伴い、就学援助制度を立ち上げた市町村数 33市3町
  通学費援助対象者数 21年度 219人 22年度 298人(見込)
  平成22年度、中学校夜間学級在籍生徒が居住する大阪府下全ての市町で就学援助制度を立ち上げているが
  大阪府の補助はなくなり、援助内容の低下の恐れがある。

★中学校夜間学級
学齢期に様々な理由によって義務教育を修了できなかった人に対して、中学校教育を行うことを目的に開設されている。
様々な理由により義務教育を修了できなかった方が在籍し、平均年齢が高く、経済的に余裕がない方が多い。
大阪府内に11校あり、約1,300人が学ぶ。義務教育就学年齢を超えているため、夜間中学生には国の支援がない。

◇府教育委員会は、中学校を修了していない学齢超過者を対象に、夜間に二部授業を行うという形で、昭和44年度から
 教職員を配置して、天王寺中学校、岸城中学校の夜間学級を認可した。
◇その後、順次増設が図られ、現在の11校となる。
◇昭和46年度より、府は就学援助と給食について補助を開始する。
◇11中学は府内全市町村から広域に生徒を受け入れ、府内43市町村中、35市町に生徒が在籍しており、設置市以外から
 通っている生徒は全体の30%、
 在籍生徒のうち、60才以上が約50%を占めており、50代、40代、30代、20代がそれぞれ10%程度。
◇在籍生徒の国籍別内訳は、韓国・朝鮮籍約30%中国籍約35%日本国籍約27%
◇全国の中学校夜間学級/1都2府5県(千葉、神奈川、奈良、兵庫、広島)で35校に設置。在籍数は約2,400人。
 大阪府以外に就学援助費に補助をしている都府県はない。
(以上大阪府資料より 詳細は以下の参考資料をご参照ください)
http://www.pref.osaka.jp/attach/9460/00000000/200801siryo.pdf

★2/15 この問題がNHK「クローズアップ現代」で取り上げられました。

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by yamana-4 | 2011-01-23 01:29 | 教育 | Trackback | Comments(0)