2008年 08月 12日 ( 2 )

新しい考え方のトイレ設計ー東京駅大丸のトイレはスゴイ!

◉気になるトイレを見つけたら、それはほとんど小林純子さんの設計です。
車イスにとってトイレ過疎地帯であった東京駅八重洲側が、07年末の大丸新店オープンで一変しました。ビックリするような多様なトイレが各階に作られ、大きさや使い勝手もいろいろ変化させてあるのです。また多機能トイレも各階にあり、それが右勝手や左勝手など異なるように作ってあるのです。トイレ設計の第一人者として有名な、設計事務所ゴンドラ 小林純子さんの仕事でした。
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c0167961_1704068.jpgレストランフロア12階
男女トイレ 
ゴンドラHPより転載、
以下「引用フレーズ」も

この新しい考え方のトイレは「開かれたみんなのオアシス」を標榜し「安心して一時自己開放できる場所であるには、安全性、清潔さを保つ清掃性、ゆとり感が必要、それが我々のトイレ設計の、基本的考え方」とのコンセプトで長年積み重ねて来られた仕事の最新の成果なのでしょう。
ノーマライゼーション研究会副代表もされている専門家の作品には、今後のトイレを考える指針が一杯展開されていて嬉しくなります。車イスでも一般用トイレが使えるようにとの考えにも、大きく近づく取り組みもあります。でも誤解かも分かりませんが、手洗いなど部分的に「車イスは多機能トイレを使う」との考え方が残っているのではと、思える所が感じられるのです。
しかし、百貨店らしい細やかな配慮も心地よく、最高のトイレの一つと言い切って良いと考え、紹介させていただきます。
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大丸閉店後も12階レストランは23時まで13階レストランは24時まで。他にも東京駅周辺は八重洲側も丸の内側も深夜まで営業しているビルが多く、車イスで使えるトイレが一番多い地域になっている。
by yamana-4 | 2008-08-12 18:16 | バス・トイレ | Trackback | Comments(0)

車イス男性にとってのトイレ事情

◉「一般用トイレが車イスでも使える」これはかなり重要なことです。
車イスを使わなければならなくなると、外出時のトイレは大問題です。ほとんどの人たちは「車イス=車イストイレ」と思っているようですが、そうでもありません。
男女で事情は異なり、個人差も大きいーこれは常識ですが、意外と知られていないのが「何かに掴まって立てれば一般用トイレが使える」との事実です。手すりなどに掴まれば、少し自力移動(ほんの1〜2歩分でも)できる車イス使用者は案外多いのです。これらの人は一般用トイレが使えると考えられますが、使い易い一般用トイレは少ないのが現状です。
・車イスで一般用トイレが使える条件
1入れること(段差、スペース、曲がれない通路など問題がないか)
2車イスを置くスペースがある(便房内に入れない場合、外に置けるか)
3出ることができる(ドアの種類、中で回転できるか、入れても、、)
4適切な手すりがある(支えたり、掴まったりできる個所があるか)
5足下が汚れていない(特に多いのは手すり付きの小便器の足下が尿漏れで汚れていて使えないこと。車イスの足のせを汚すので絶対使えない)
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このような車イスでも使い易い一般用トイレが増えると、車イス用トイレしか使えない人が使用中が多くて困ることを少しでも減らせる効果があるでしょう。
案外知られていませんが、車イスの男性は特に「手すりのある小便器」を使える人が多く、もちろん男性はその方がずっと簡単にオシッコができるのは、男性なら理解できるでしょう。東横インのように、車イストイレ内に手すり付き小便器も設置されている例が増えると嬉しいですね。
男性は排尿能力が弱くなると、座っては出難くなり残尿が増えたりすることが多くなります。尿道の長さが男性は14センチ程度、女性は4センチ程度と言うことも、特に高齢の男性が排尿力が弱くなる一因でしょうか。
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ちなみに私の場合は障害の特性で、普通に洋式便器に座ると全く排尿できません。自力排尿能力はできるだけ残したいのですが、気圧状態でむくみが出たりすると極端に排尿が困難になり困っています。
by yamana-4 | 2008-08-12 13:34 | バス・トイレ | Trackback | Comments(0)