鉄道各社へのトイレの要望書1  

◉駅などに多機能トイレが多く設置されてきましたが、問題点は。
「誰もが使える交通機関を求める全国行動東京実行委員会」は旅客施設の多機能トイレについての共通要望項目(案)を作成しています。
今どのような問題があって、どうして欲しいかが良く分かるので許可を得て、以下3ページに掲載します。

◉「鉄道各社へのトイレの要望書」(案)
多機能トイレについてーーそれぞれの設備についてどのような考え方で 整備されていますか?

1「簡易型多機能便房」
「〜多機能トイレを高齢者、障害者が利用しやすい場所に男女共用のものを1以上設置するか男女別にそれぞれ1以上設置する」「多機能トイレを設置したうえで簡易型多機能便房の設置を推奨する」「男子用トイレ、女子用トイレのそれぞれに1以上の簡易型多機能便房を設置することが望ましい」(ガイドライン)
 車いすでも利用できるトイレとして「多機能トイレ(だれでもトイレ、みんなのトイレ)」が整備されるようになってきています。利用できる トイレが増えることは喜ばしいことですが、その反面「多機能」であるために、車いすやオストメイトの人たちが必要なときに利用できないことがあります。「本当に必要な人を優先する」という利用する側のモラルが不足しているということもありますが、ハードの問題として、たくさんの機能を一ヶ所に集中してしまうため、様々なニーズを持った人たちの利用が集中してしまうことが原因になっています。
 それぞれのニーズを理解して、そのニーズを分散させる工夫が必要なのではないでしょうか? 男女別の一般のトイレの中にも、手動の車いすやベビーカーごと入れる大きさのちょっと広めのブース(「簡易型多機能便房」)の設置が必要です。
 一般のトイレの中に、少し広めのスペースで手すりをつけ、扉も引き戸にして赤ちゃんのオムツ替えに必要なベッドを設置するなどの配慮をしたブースがあれば、手動車いすの人や高齢者、乳母車の赤ちゃんづれの人やけがで松葉杖を使っている人などは利用できるようになりニーズが分散されます。
 一般トイレのバリアフリー化、ユニバーサル化ということも必要ではないかと思いスます。
c0167961_18204429.jpg2「オストメイト」対応設備
「オストメイトのパウチやしびんの洗浄ができる水洗装置を設置する」「汚物流しを設置することが望まし       い」「温水が出る設備を設けることが望ましい」(ガイドライン)
 最近、改修されたトイレでも便器に取り付ける簡易型の「パウチ・しびん洗浄水栓」しか設置されていないことがあります。
 「オストメイト」のための設備として、パウチの洗浄や汚れ物を洗うための「汚物流し」や、汚れた腹部を洗うためのお湯の出る「シャワー付水栓金具」、衣服の乱れや汚れていないかなどを確かめるための全身の映る姿見(幅はせまくても長さのあるもの)などがありますが、事業者の中には、このような「汚物流し」も含めた「フルオストメイト」を標準仕様としているところもあり、ぜひ必要だと思います。
 簡易型の場合、汚物が入るパウチを身体から外し、便器の中へ汚物を捨て、その便器の縁辺りに付いているノズルからの水でパウチを洗うことになるのですが、その様子を想像 してみていただければ「汚物流し」の必要性が見えてくると思うのです。他に尿器を洗うときも同様かと思います。
 すべての駅に整備されることがいちばんですが、せめて主要な駅に整備されていて、それがインターネットなどによってどこの駅にあるのかということが事前の情報としてわかっていれば、オストメイトの方々の安心感も増すのではないでしょうか。
 オストメイトの人は使用時間が長くかかることから、数の少ない多機能トイレは使用しにくいので、できれば一般のトイレにオストメイトの設備があればいいという声も聞きました。
 オストメイト対応の設備については、どのようにお考えですか?
by yamana-4 | 2008-08-21 04:26 | バス・トイレ | Trackback | Comments(0)
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