車いすトイレを考える

◉今、大阪府は福祉のまちづくり条例見直しを審議会で行っており、ガイドライン改定のための検討部会では委員関係者の当事者を加えて、具体的な問題点についての勉強会を開催しています。第2回勉強会では建築物の「便所・浴室・駐車場・ホテル等の客室・標識・案内設備と経路など」について議論しました。
トイレについては近年ずいぶん進化してきましたが、次のような論点についてはまだ不十分な点や、考え違いも多く実例写真を挙げておきます。
・手動車いすを主に考えられていて、電動車いすの動きに対応していない。
・機器のレイアウトが使い勝手を考慮されておらず、使いにくい例がある。
・固定手すりは車いすの使用を妨げていることが多い。
・"だれでもトイレ"など皆んなが使う多機能トイレの利用が、使用中を増やし
 そこしか使えない障害者の利用を困難にしている。トイレ機能の分散化や
 一般トイレ便房の簡易車いすトイレ化などが必要。
・進化しすぎて複雑になりすぎた多機能トイレは使い安いとは限らない。
多機能トイレの「どなたでもお使いください」の"だれでも"とは「このトイレを必要とするだれでも」の意味であり、そこしか使えない人のために「空いている」ことが必要なことを、もっと知らせなくてはなりません。
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by yamana-4 | 2015-06-28 18:27 | バス・トイレ
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