ひろしま菓子博2013 知事記者会見「混雑時乗り換えは障害者団体と協議した正しい対応」

◉ひろしま菓子博の電動車いす入場について、広島県知事が記者会見で
「混雑時にはサポートを付けて乗り換えてもらうのは正しい対応である」と
述べています。
このような催しで乗り換えを強要する必要は全く無く、例えば夕方や休日の阪神百貨店の
食品売場は日常的にもっと混雑していますが、売場に電動車いすで買い物に来るななどと
は決して言いませんし、危ないかどうかの判断は自分で自主的にします。
世界中の博覧会で「混雑時に電動車いすがいては危険だから乗り換えろ」という対応をし
た例は聞いたことがありません。
全く勝手な憶測に基づいた意味の無い対応です。

「安全に配慮するために〇〇してはいけない」という理屈は、JRなどもよく使いますが
当事者がそのように希望した時以外は、乗り換えを強要することに正当な理由は
全くありません。
しかし「広島では障害者団体と協議して了解を得た」と実行委員会も知事も言っており、
そのような理由付けに利用されている障害者団体の「誰か」の責任も、大きいのではな
いでしょうか。
いろんなバリアフリーチェックでおかしな所を指摘しても「障害者の方のチェックを受
けている」と直そうとしないことはよくあります。
今回のことは、私たちも気をつけなくてはならないことを改めて教えています。

●菓子博 電動車いす入場認める - NHK広島県のニュース
(配信者:障害者生活支援センター・てごーす 松尾晴彦さん)
  http://p.tl/x0Lk

菓子博 電動車いす入場認める

広島市で開催されている「ひろしま菓子博」では、当初、電動車いすでの会場への入場
が認められていませんでしたが、菓子博の実行委員会では、抗議を受けて対応を検討し
た結果、ほかの客への安全を配慮する措置をとったうえで、電動車いすでの入場を認め
ることにしました。
今月19日に開幕した「ひろしま菓子博」では当初、電動車いすでの会場への入場は、
ほかの客への安全が確保できないとして、一切、認められておらず、障害者側から抗議
の声があがっていました。
これを受けて、県や広島市などでつくる実行委員会は、県の身体障害者団体連合会など
と協議した結果、原則として、すべての日程で、電動車いすでの入場を認めることにし
ました。
 ただ、会場が混雑した場合などには、他の客への安全に配慮するため、電動車いすか
ら手動の車いすに乗り換えて入場してもらうことにしていて、実行委員会では、乗り換
えをサポートするための介護福祉士などのスタッフや車いすを押すボランティアを会場
に常駐させることにしています。
 今回の対応について、広島県の湯崎知事は24日の記者会見で、「事務局側は、一時
、障害者の方を切り捨てるような言い方をしていたところもあるが、決してそういう意
図はない。今回、障害者団体との協議や、会場の混雑状況を踏まえて対応を決めた」と
述べました。

★障大連の石田 義典さんのコメント
相変わらず「ただし、会場が混雑した場合や車いすの機種によっては、危機管理上の観点
から電動車いすから手動の車いすに乗り換えていただく場合があります。」とあるし
「新・介護福祉士等の常駐電動車いすから手動の車いすに乗り換えるための専門スタッフ」
とある。
介護福祉士が電動車いすへの理解がある、というのも良くある誤解。
特に介護保険、高齢者関係のヘルパーだと部屋の中や近所の手動車いす対応しかやったこと
無い人が多いし、電動車いすとなるとテキストで見たことがある、程度。
乗り換えるための専門スタッフという発想自体が変。
by yamana-4 | 2013-04-24 23:55 | バリアフリー | Trackback | Comments(0)
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