◉京都大学総合博物館 特別展「INCLUSIVE DESIGN NOW2011」
12月4日(日)まで
京大博物館で "インクル-シブデザイン"という聞き慣れない用語の展示が行われていて
「多様な個性や能力をもつユーザーの参加によって社会の革新をめざすデザイン」と紹介されています。
英国のRoyal Collage of Art で提唱されたデザインコンセプトで、ビジネスとして成り立つことを
重視しているようです。
賛同企画プレゼンテーション「障害理解とアートフィールド参画支援の取り組み 」
〜学生達が支援する新しいアートミッション〜 という女子美術大学の発表を拝聴しました。
<プレゼンテーション内容>
・事例1:アート&デザインをキーワードに学生と社会が繋がる
・事例2:プロジェクト活動、全学生参加型
・事例3:つたわるフォントの誕生、プロセスの実際と検証
・事例4:「心を結ぶ東京画」手紙を基に学生が描く東京の町並み
・事例5:車いす生活者にとって、今以上に、外出したくなる衣服の提案
美術大学で障害者や高齢者のアートに関わるカリキュラムがあっても驚かないが、女子美では全学生対象の
福祉関連講座を開設したり、「ヒーリング表現領域」というコースでは、アートとデザインを融合させた
医療や福祉空間での「ヒーリング・アート」という新しい領域に取り組んでいて、実績を挙げているとの
発表には少し驚きました。ナイスな取り組みですね!
http://www.joshibi.ac.jp/department/healing/
★「障害理解とアートによる社会参画」-女子美術大学のプロジェクト実践事例より-
「学生が障害理解の困難さを学ぶことを通じて、学生自身が成長することを目的とし、優れた作品を基に
アーティストとして、アートフィールドに参画できるように支援するプログラム。障害支援施設や特別
支援学校、NPO等との連携によりアート&デザインが障害理解への新たなミッションを果たすための試
みでもありる。2年間の活動の発表でもあり、今後へ繋げていく為のもの」(詳細は下記を)
http://www.joshibi.net/attendance/index.html
★京都大学総合博物館
http://www.museum.kyoto-u.ac.jp/