改良型ハンドル形認定証交付と新幹線「N700系のぞみ」乗車(1)

◉申請から二年後、認定証と車いす車体貼付用ステッカーが交付された!
3月9日台湾製2機種の判定が行なわれたことは、4月3日付本ブログで掲載した通りであるが、
3月16日にバリアフリー協議会から「認定書とステッカー」がおくられてきた。
新制度移行によりハンドル形電動車いすの新幹線認定条件が設定され、最優秀で条件をクリーアーした
私の台湾製ハンドル形電動車いすへの認定申請をしてから、実に二年経ってからであった。
これによって同じ機種を使っている人は認定申請ができ、新幹線乗車が可能になるはずであったが、
事業仕分けにより「3月末のバリアフリー協議会解散」が決定され、認定業務を行なう機関が消滅した!
現在も代替え機関は決定されておらず、新たな認定は全く行なわれない状態が続いている。

★10/10付記:現在認定機関の選定が行われており、近々発表されるもようとか。

◉新幹線「N700系のぞみ」の乗車
認定証は入手し新幹線乗車が可能になったが、乗車することをためらっていた。
理由は問題はほとんど解決されておらず、3機種以外の使用者や外国人・自負購入者など
大半の方々が乗車拒否されている現状で自分だけ乗車して良いのかとの煩悶があったのと、
東日本大震災による各種の自粛などで、上京の機会も少なかったからであった。
しかし、少しでも違った車いすが乗車して既成事実を積み上げ、理解を広げることの方が
重要と6月13〜14日、新大阪〜東京の往復乗車を行なった。


★ハンドル形電動車いすによる新幹線「N700系のぞみ」乗車券購入と乗車の実際
1、乗車券購入
 JRは2日以上前の予約をしなければならないと決めている。
 これは電動車いすの乗車スペースを作っておらず全ての電動車いすは16号車に1室しかない「多目的室」の乗車しか認めて
 いないからであり、この席はコンピューター管理されず、JR東海本社の担当の直接管理によっており時間が掛かるからか?
 また、JR東海以外の窓口から申し込むと一旦JR東日本や西日本などの本社担当に連絡され、そこからJR東海の担当に
 空席確認と予約が行なわれ、JR東海担当の許可がなければ乗車券の発券ができないからである。
 今回は大阪駅で申し込んでから5時間後に発券された。
 JR西日本は乗車申込書を「特定席受付台帳」という様式で記載させている。
2、乗車
 乗車10分前までに新大阪駅改札で乗車介助(段差があるので携帯スロープ介助)をすること、
 ハンドル形電動車いすには「乗車についての注意書(A4)と電子音警報機」を渡された。
 そ例外の駅員の接寓は普通で、特にハンドル形への特別な制限などはなかった。
 多目的室と多機能トイレそのものは使い易い。(詳細は次ページへ)
 しかし、車内に入れず隔離状態で乗車させるのは問題。
 飛行機よりも乗車手続きは簡単で、荷物検査・セキュリティチェックなどもなく「ずっと自分の車いすが
 使える」ことが大きい。車いすはやはり鉄道の方が使い易いことを実感した。
3、車内車いす移乗座席とデッキ収納
 車内に縦並び2座席ある「車いす座席」は座席移乗できる手動車いすとベビーカー専用。
 ただし、普通形手動車いすや普通型電動ジョイステック形は「スペースへのはみ出し乗車」が行われているが、
 大型電動ジョイステック形車いすや、ハンドル形電動車いすは「多目的室乗車かデッキ乗車」にならざるをえない。
 11号車デッキの壁面に収納部分があり「車内用車いすと携帯スロープ」が積載されていることが分かった。

c0167961_11362099.jpgc0167961_1136228.jpgc0167961_11354190.jpgc0167961_11353039.jpgc0167961_11351757.jpgc0167961_1135415.jpgc0167961_11345144.jpgc0167961_11343992.jpg
c0167961_1313943.jpg
c0167961_11335350.jpg

 
 
by yamana-4 | 2011-07-01 11:46 | ハンドル形電動車いす | Trackback | Comments(2)
トラックバックURL : http://kurumaisyu.exblog.jp/tb/16541462
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by kemu3000 at 2013-11-18 20:46
初めまして。ハンドル型電動車椅子歴17年の者です。私も2011年11月、新幹線で京都に行ってきました。一般車両の座席1つ外すだけで十分なのに、あの重装備なデッキにたじろぎ、JR指定のハンドル型電動車椅子使用で青あざ(後に出血)に耐える2泊3日の旅でした。日常は手も不自由なのでレバー改良車利用だといくら説明しても乗り換え必須でした。帰宅後JRに抗議するもクレーム扱い、マスコミ数社に投稿するも採用されずで残念でした。この度 yamana-4様の同じ体験を拝見し、御連絡したくなりました。突然失礼致しました。
Commented by yamana-4 at 2013-11-20 00:20
kemu3000さま、投稿ありがとうございます。ハンドル型電動車いすを特別に制限することが、もうムリということは国交省のバリアフリー担当部局では分っているのですが、一旦作ってしまった制度を廃止するのは、なかなか大変です。バリアフリー法や交通政策基本法で"移動権"がどうしても認められないので、今のバリアフリーは"交通事業者の理解を得られたこと"しか出来ないからです。しかし、世界中で日本だけの人権侵害的な差別がいつまでも続けられる訳はなく、パラリンピック開催を機会に"世界の普通の扱い"にするよう、みんなで力を合わせていきたいと考えています。
いちどメールでご連絡ください。cuhww502★occn.zaq.ne.jp (★を@に)
<< 改良型ハンドル形による新幹線「... JR大阪駅連絡橋口改札内トイレ... >>