H.C.R.2010 第37回国際福祉機器展(東京ビッグサイト)1

◉H.C.R.2010レポート(1) 注目した出展
今年の国際福祉機器展は不況のせいか、あまり新しい出展がないような印象を受けた。
移動機器に関しては、2〜3の製品以外特に目新しい製品を見つけることが出来なかった。
そんな中で注目した製品を紹介する。

1.ハンドル形3輪電動車いす(台湾製) "一番の注目品”
 シンプルなデザインで使い勝手がすごく良い。自力移動のためのパーソナルモバイル機器として優れている。
 デジタル標示速度計が付いているが、電流量によって変化するようで、これはお愛嬌で程度。
 1150X540X960mm 連続走行距離約31km 実用登坂角度10°バッテリー込み車体重量25kg
 モーター36VDC.150W バッテリー36VX6.6Ah 充電時間3〜5時間 小売希望価格¥148,000
 
 発売元はもともと米子の老舗オートバイ自転車販売会社とのことで、輸入品電動車いすも他数扱っていて、
 このような製品を導入しやすかったのかと思えるが、今後に期待したい。
2.全方向移動電動車いす(座面昇降機能付き)参考出品
「全方向電動駆動キャスターユニット」により、横・斜め・回転が自由に出来る。
 室内用設計であるが、移動機器として開発の可能性が高いと感じた。室内用としても実証実験で改善が必要か。
3.ヤマハ軽量型電動車いす「タウニィジョイX」
 定評ある簡易電動のニューバージョンだが、ハンドリム付き車輪を止め手動駆動出来なくなっている。
 幅は60cmとあるが通常の自動改札を通れるのでは?と思われる。
 鉄道の自動改札幅60cmが通れる幅を、車いすの標準寸法にすればずいぶん便利になるので、
 メーカーはその幅を意識して設計して欲しい。小売希望価格¥390,000~509.000
4.チェアスケール(イス式体重計)
 立てなくなると体重が計れない! 車いす使用者は体重に自己管理が必要だが計測出来なくて困っていた。
 新製品ではないが、普及して欲しい製品。
 デジタル標示が背面にしかなく自分で見られないのは直して欲しい。
5.車いす固定装置とバス用背当て板(英国製)
 いろんな種類の固定具や小型ウィンチ、シートベルトなどのシステム専門メーカーQ'Straintグループ(英)の製品
 EU仕様のバス背当て板は初めて見た。国内でも導入して欲しい。
6.その他注目
・アイシン精機「電動車いすTAO LIGHT」自動制御による斜面片流れ走行補正機能 小売希望価格¥434,000
・タカノ健康福祉部 圧力分布測定装置 薄い座面シートセンサーから、身体各部の圧力分布データがパソコンに標示される。
 車いすのシーティングを正く行うために有効な手段となるのでは?

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by yamana-4 | 2010-10-07 00:37 | 集会.発表.学会.展示会 | Trackback | Comments(0)
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