バリアフリー2010 (大阪) で注目した出展品など

◉自由な移動のためにもっと選択枝を/新しい移動機器4点
 立てなくなって体重を計れなくなって久しい人に朗報!/イス式体重計

大阪でのバリアフリー展は出展が年々少なくなってきて、福祉分野でも東京一局集中が進んできた感があったが、今年はやや下げ止まったかなと思われた。
移動機器分野ではあまり目新しい出展は少なく、まだ改善の余地があるが可能性を感じた製品を紹介しておきたい。

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(写真左上から順に)
・ウォーキングサイクル「kappo」アドバンフィット社(八代市)
屋外用自転車型歩行補助器として開発したとのことだが、軽快さとシンプルな構造に目を引かれた。キック駆動だけでなく電動駆動を付け、移動機器として進化させたい。ペダルを付けて自転車型にすると複雑で大きくなるので、車いす又は電動四輪車として考える方が簡単か?
・レバー式推進車いす「ワンハンドスカル」松永製作所(岐阜県養老町)
片側レバーで動かせるすごくシンプルな推進装置にびっくり! まだ動きがぎごちないが新しいアイディアで面白い!
・ペダル付き車いす移動補助具「風よ」紀洋産業サイクル事業部(東京江東区)
既製品車いすに着脱できる自転車型推進装置。漕ぎ出しが重たいのとブレーキ機構をシンプルにするため、ペダル逆転で掛かるコースターブレーキを採用しているので、馴れないと操作し難いのが難点か? やはり電動アシストを付けたくなり試作されていたが、問題もあるよう。
・来場者が乗っていた「電動三輪カート」台湾製
初めて見る三輪でスイスイ通る外国の方を見つけ、追っかけて撮影させてもらった。スペックは不詳ですが、小さな長方形バッテリーと小型モーターから片輪ベルト駆動、シンプルな車体、何と魅力的な乗り物ではありませんか!
たぶん簡易モバイル機器として販売されている製品で、車いすシールは使用者が貼っていると思われますが、ご存知の方hpなど教えてください。
・いす型体重計「チェアスケール」タカノ株式会社(長野上伊那郡)
モダンなデザインの歩行器で注目していた会社が、イス式の体重計を販売していた。ストレッチャー型もあり、直立できないと体重計測が困難だったので嬉しい製品!
歩行困難者には体重管理が重要で、ぜひ普及して欲しい。

◉車いす/電動アシスト自転車/電動バイク・四輪カートなどの選択について
道路交通法でそれぞれ細かく決められていて、法に規定されていない製品や、少しでも逸脱したものは道路走行や歩道通行ができない。切換えて用途が変えらようにすれば汎用品になりコストが下がるのですが、現行では用途を限定しなくては難しくなっています。(トヨタi-REALのような歩行・走行モード切り替えの移動機器など)
車いすとして認定を取るのが一番制約が少ないが、電動は時速6キロ以下しか許されないのがネックになっていて、移動機器としては不十分。高齢者が増え歩行困難者は多い。車いすと自転車やバイクの中間的な移動機器のニーズは高いが、自由な開発が困難になっている制約を減らさなければと考えています。
介助前提でなく、自力で移動できる機器を増やすことは生活の質を高めるだけでなく、社会的コストを大幅に減らす意味でも真剣に取り組む必要があります。
by yamana-4 | 2010-04-16 03:36 | 集会.発表.学会.展示会 | Trackback | Comments(0)
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